フジミ ローバーミニ 製作記

（旧サイトより転載：パソコン表示推奨）

フジミ　1/24　ローバーミニ　（愛車仕様） 05年の最初に張り切って始めたキットでしたが、途中でつまずいて何と１年もかかってしまいました。（実際に手を動かした時間はそうでもないのですが）はじめは徹底的に作り込もうと思いましたが、自分の考え（理想）に腕がついていかず、妥協点を見つけながらの製作となりました。しかし、出来上がりは非常に満足です。フジミのキットって途中は嫌になる位なのに、雰囲気がいいんですよね。不思議な魅力かもしれません。 2005.12. 29　完成

 

エンブレムはキットの物を改造しましたが、ちょっと分厚かった。塗装も含めてそのうち直そうかな？と思っています。	89年式ミニメイフェアのMk.II仕様（オースチンスタンダードクーパー） ウィンドウのモールはメタルックを細切りにして強引に曲げてます。この写真だと目立ちませんが、シワやつなぎ目が結構あります。ちょっと太いところも気になります。 実車には、フロントに牽引フックとアルミのアンダーガードがついていますが、再現していません。いつかはタミヤとニコイチでウェーバーキャブのエンジンも再現したいですね。
	リアビューです。フェンダーのモールもシルバーに塗ってあるのですが、ほとんど目立ちません。伸ばしランナーなどできちんと形を作らないと駄目でしょうね。 リアのマフラーはアンサーのシングルなのですが、面倒なので形はそのままにしてつや消し黒に塗って、角度をまっすぐに。メッキの金属パイプでそれっぽくしました。パッと見はいい感じ。 バンパーはフロントともに旧型の丸い雰囲気に削って、メッキシルバーで塗装しました。
	内装です。キットに二つ入っている新旧のインパネを合体させて改造センターメーターを再現しました。 シートの色は満足していません。ドア内張の方が良い雰囲気かも。これはグレーサフにそのまま汚しをかけた物です。この方が布張りっぽい。 ウッドはラッカーのタンの上にエナメルのクリアオレンジ。実際の色に似ていていい感じ。シフトは自作です。アクセルペダルも「パディ・ホプカーク風」にしてみました。
	これが「新」の方のインパネ。現代車風ですね。私のは89年式なので、純正でもここまでごちゃごちゃしていません。 ここから、左右の吹き出し部分、カセットデッキ、パネルの操作部分を移植します。ニッパーで切り離してから、成形しました。
	これが「旧」のインパネ。ものすごくシンプルです。最初はそのまま使おうと思ったのですが、ヒーター温度の調節レバーが違う（左右ではなく、上下）に気付き、よく見ると・・・・・ センターメータを留める４つのボルトは、気付きましたが、細かいのでそのままにしてしまいました・・・
	切り離したパーツと並べてみました。
	削ったらガタガタになったので、プラ板で平らにしてから、パーツを接着します。塗装の段階で、メッキのモールをステンレス線で追加しました。
	シフトは、全く形が違うので自作です。ノブは大きさを合わせるために、キットの物から削り出しました。レバーの部分は真鍮線。 取り付けの時に写真より少し短くして、塗装しています。根元の部分はランナーから。ボディに取り付けるときは、エポパテで蛇腹の部分をつけました。

	ボディ成型の様子です。ちょうどフロントフェンダーとか、ルーフのカーブの部分にきついパーティングラインがあるので、綺麗にするのは大変でした。 また、ルーフにはガラスルーフ仕様に出来るように切り取りのラインがあって、それがなかなか消えませんでした。
	ドアノブは、ボディ一体ですが、デザインナイフで切り離しました。電動士さんに教わった、エポパテを使った型どりを何度か試したのですが、細かい部分がつぶれてしまうので、断念しました。
	切り離した、ドアノブの部分はくぼみをつけます。リューターがあればベストですが、持っていないので、彫刻刀で削ってから、細く丸めたペーパーの端を使ってゴシゴシと。よく見ると形は悪いですが、割り切って。 フェンダーの内側を削って薄くしましたが、プラが薄いので透けてしまい、裏からパテを盛り直しています。
	サフを吹いた後、さらにペーパーをかけてみると、こんなにガタガタ・・・だんだんカーブの部分が変になってきます。 雑誌で見た実車のレストア記事からカーブに対してペーパーを斜めにあてる、というのを試してみました。なかなかいい方法だと思いました。
	地味に一番時間がかかってしまったシート。キットの物は一部本皮のかっちりしたデザイン。メイフェアの物は布の丸みのあるデザインです。 縦のモールドを埋め、角を落とし、ヘッドレストは幅を縮めました。これは作業途中ですが、この後裏側をエポパテで埋めてやります。
	真っ平らにすればよいのに、欲を出して立体的に。こんなに丸くないんですけどね。色気を出してしまいました。おかげで形が決まらなくて、ずいぶん長い間、削り続けていました。
	シートにサフを吹いた状態。完成したときよりも、こっちの方が、いい色だったかも・・・カーペットは粗めのサンドペーパーをそのまま。塗装した方が良かったですね。
	ステアリングも穴の数などが違うので、キットに入っている２つを合体させて・・・・と思ったら、本物とは全然違う。 どうしようかと思いましたが、そのまま塗装しちゃいました。握りの部分は丸っこくて、モモのステアリングに近いので良しかな？

	こんなことも試しました。失敗でしたけど（笑）モール全体を削って置き換えようとしたので、形にしてみましたが、綺麗に行きませんでした。もっと細くして接着しながらやったらどうなのかなあ・・・と考えています。
	窓枠のメッキ部分は、クレオスのメッキシルバーで塗装です。マスキングもまずまずで、いい感じ。メタルックのギラギラした感じよりこちらの方が好きです。グリルやバンパーなんかはもっと光っていてもいいかな？と思いますけどね。
	途中でやってしまった大失敗。シートの塗装途中でボディに触ったら見事に汚してしまいました。しかもエナメルではなくラッカー。「もう駄目だ・・・」と思いましたが、これもアドバイスを頂いて、丁寧にペーパーをかけた後、コンパウンドをかけたら目立たなくなりました。何でもリカバリー出来る物ですね。ジャガーも再塗装しようかな？
	愛車仕様ではずせないのがナンバープレート。デカールを自作できる環境ではないので、市販の物を買おうと思ったら、すごく高い！そこで、実車の写真をそのままプリント紙に印刷しました。たまたま正面から撮った写真が残っていたのでラッキーでしたね。そのままだとリアルなのですが、色が合わないので、真っ白にしました。縁の盛り上がりも再現したかったですけどね。

（フジミ　ローバーミニ）

1/24 フジミ ローバーミニ 最終回

ついに完成！！しかも昼間だ（笑）
今日は家族が出かけたので、一人で昼間っからモデル製作していました。

ようやくです。なんていったって１年ですから・・・
長かったなあ。完成しないかもなんて思ったときもありました。

できあがった結果は、「！！！」
いいですよ。いい雰囲気。
今年の自己ベストです。（自画自賛）
苦労した甲斐がありました。

今日作業したのは、外装パーツ。
小さいものが多いので、飛ばさないように注意しながら。
（何度か探し回るハメになりましたが）

フロントのウィンカーや給油キャップはゴムの部分も塗装で再現。
アンテナはロータスヨーロッパからの移植。
ウィンドウォッシャーの吹き出し口は、グレードアップパーツのリベットを使用。

切り離してあったドアノブは、少しくぼみをつけて。
フロントのエンブレムは自作です。

ボディのみの時は、色が白のせいか「ぼんやり」した感じでしたが、
パーツをつけると一気に引き締まりますね。
こんなに良くなるとは思わなかった（笑）

自己満足ですが、いい結果で終わることが出来ました。

いい１年の締めくくりです。
良かった。良かった。

（フジミ　ローバーミニ）

1/24 フジミ ローバーミニ （24）

だんだん雰囲気が出てきて、製作が進みます。
年末なのにね。明日も（今日？）も仕事なのに（笑）

去年も年末にヨタハチを強引に完成まで持っていったんだよな。

ずっと悩みの種だったウィンドウのモール。
無理せずにメタルックの細切りを貼り付けました。
塗装の方が好みだったけど、自信がなかった。
0.3ミリのステンレス線の雰囲気も捨てがたかったけど、
ボディ塗装の後は、ちょっと大変かなと。

結果は、やっぱり下手くそ・・・
よたったり、シワになったりしていますが、
黒一色よりは雰囲気があるかな？

角の部分は強引に曲げてます。最初はきちんと形をとろうと思ったけど、
どうせシワになるなら「えい！」という感じで（笑）
細切りだと、結構曲がるようです。何度もやり直しましたが。

後は、内装を。
ウッドの再現は、実物も結構明るい色だったので、
タンを塗った後、クリアオレンジを。
もうちょっと黄色っぽい方が良かったけど、気に入っています。

細かいところは、シフトノブ自作。
アクセルペダルも、「パディ・ホプカーク」の形状を再現しました。
ボディかぶせたら見えないんだろうなあ・・・

シートの塗装はさんざん悩んで塗り直したあげく、
変な色のまま妥協。限界です（笑）

後は、外装の細かいところのみ。
思ったよりもいいテンポで進んできました。
さあ、もう一踏ん張り！

（フジミ　ローバーミニ）

1/24 フジミ ローバーミニ（23）

愛車仕様にするには、あちこちいじる部分があるんだけど、
わかりやすいのはやっぱりこれ。

ナンバープレートです。

市販の物を買おうか、一から自分で作ろうか悩んだのですが、
写真をあれこれ眺めていたら、後ろの正面から撮った物があり、

「使える！！」

早速スキャナで取り込んで、そのままプリント用紙に印刷。

はじめはそのまま使ったら、青っぽくなってしまったので、
文字以外は真っ白に変更。

結果は、なかなかリアルで面白い！
ボルトや封かんも再現されてます。
縁の盛り上がりの部分は、上手く色が合わなくて消しました。
そのままの方が良かったかな？
フロントはボルト２本にちゃんと直しましたよ。

そのほかは、年賀状を印刷しながら、内装の塗装。
この辺は、メチャクチャになってきたなあ・・・・・・

まあ、ちょっとずつ進んでいます。

（フジミ　ローバーミニ）

1/24 フジミ ローバーミニ （22）

続けてもう一つ。インパネです。

フジミのローバーミニは、３連メーターのインパネと本当のセンターメーターの
２種類がついています。

私の乗っていたミニは89年式の物を、センターメーターに改造した物ですから、
本当に古い物とは微妙に違うのですが、
あちこちパーツを移植することで再現しました。

塗装は筆塗り中心です。ちょっと汚くなっちゃった・・・・

一直線の金属モールは全く再現されていなかったので、
針金を伸ばして取り付けましたが、アップで見るとちょっと辛い・・・
まあ、取り付けてしまえば、いいアクセントにはなるでしょう。

メーターのデカールはニスの部分をちゃんと切り取っても、ちょっと大きい。
貼るのがちょっと大変です。
しかも、雰囲気がなんか違う・・・・・白い丸の部分は要らないですね。

そのほかも、フロントとリアの窓枠も挑戦中。
悩みましたが、普通に黒を塗って、メタルックの細切りにする予定。
でも、ちょっと目立たない感じです。黒をもうちょっとグレーっぽくした方が良かったかな？シルバーに比べ黒が目立ちすぎてる。

今日（23日）もなぜか仕事だったけど、クリスマスは休めるかな？
でも、クリスマスは家族サービスの方が大事だよね。

（フジミ　ローバーミニ）

1/24 フジミ ローバーミニ （21）

あれ？ヨーロッパは？・・・・

ボディカラーでちょっと検討中なので、久しぶりのミニに手を出します。

で、いきなり大失敗！

シートを塗装していて、ボディをよけようとしたら・・・・・
見事にベッタリ。
しかも、エナメルじゃなくてラッカーです。

あきらめるか、再塗装かと思いましたが、
模型電動士さんのアドバイス通り、ペーパーを慎重にかけた後、
コンパウンドをかけたら、ほとんど目立たなくなりました。
結構溶けたように見えていたので、どうなるかと思いましたが、
リカバリー成功です。

そのほかの部分もチョコチョコ進めていきます。

（フジミ　ローバーミニ）

1/24 フジミ ローバーミニ （20）

メッキパーツを塗装しました。

ついでにボディの方もサイドの窓枠とバックランプの周囲を。

マスキングはずっと苦手だったので、慎重に・・・・
ＶＷバスの時に失敗した、裏側のマスキングも丁寧にやりました。

さらに念のため、クリアを軽く噴いておきました。（缶スプレーで）

細かいパーツはメッキをキッチンハイターで落としたあと、
テカテカになった塗装をシンナーで落としました。

これがなかなか落ちない。ベタベタした感じになって大変でした。
特にグリルは細かいので爪楊枝で一生懸命こすりました。

しっかり準備して、まとめてクレオスのメッキシルバーで塗装。



おおーーー！綺麗だぁ！今までの筆塗りがウソのようだ！（笑）

でも、細く絞って塗装したせいか、かなり塗料が残ってしまいました。
もったいない。高価なのに。

間違えて、ボディ同色のライセンスランプまで塗ってしまったのは
失敗でしたが、そのほかはまずまず。

どきどきしながら剥がしたマスキングの結果も、私にしては上出来！
（写真だとちょっと荒れてますが、肉眼だったら十分）

この調子だったら、メタルックに頼らなくても良いかな？
そうなって欲しいな。

（フジミ　ローバーミニ）

1/24 フジミ ローバーミニ（19）

ポルシェがクリア塗装で一休みなので、久しぶりに（ほんの少しだけ）

細かいところは、まだ決心がついていないので、
大まかなところ、メッキパーツの確認をしました。

やっぱり、ランナーの切り出し部分がかなり目立ちます。
メッキ自体もかなりギラギラなので、塗装することにしました。

ついでに、バンパーの形状も修正。
私のミニは、旧型のバンパーだったので丸みを帯びたものでした。
フジミのミニは、90年代のモデルなので角張っています。
正確な丸みは出せないけど、とりあえず角を落としました。

細かいことをいうと、グリルの形状もずいぶん違います。
真ん中の格子部分はこんなに窪んでいません。
顔を決める大事な部分なんですが・・・・・・
修正は無理なので、あきらめます。

愛車仕様にしなければ、こんなにこだわらないのに・・・
という、言ってはいけないセリフが頭の中を・・・（笑）

・・と、バンパーとグリルのメッキをキッチンハイターで落としてから気づきました・・・

「他にもメッキパーツがいっぱいあるじゃん！」

まとめて落としてしまえば良かったですね・・・・・・・

今日はこれから仕事なので、この辺で。

（フジミ　ローバーミニ）

ローバーミニ （18）

今日は変なところをいじりました。

最初はキットのステアリングをそのまま使おうとしたのですが、
軽め穴を開けてしまってから、「何かおかしい？？？」と。

確認してみたら、穴の位置と大きさが全然違う・・・・

私の車には、momoのインディがついていたんです。
ボルトの数（９本ではなく６本）くらいは我慢できるのですが、
雰囲気がずいぶん違う・・・・

どうせ大して変わらないのに（よけいに精度が落ちるのに）
もう一つあったステアリングも使って、変更しました。

穴を開けたものをパテで埋めることも考えましたが、
綺麗に穴があかないと思い、ホーンボタンを移植しました。

本当は、プラ板などで置き換えた方がいいのでしょうね。
エッチングパーツなんかだともっといいのに。

ホーンボタンは切り離したあと、ヤスリで一生懸命薄くしました。
それでも、浮いてますね（笑）まだ接着はしていません。

いいんです。わからなくても。自己満足（というほど満足していないけど）

そろそろシートの塗装をして、一気に進めたいです。

（フジミ　ローバーミニ）

ローバーミニ （17）

ＶＷタイプ２の方は、ボディの乾燥に入ったので、一時中断。
ミニの方を頑張って進めていきます。テンションあげていかないとね。

ここ数日でコンパウンドをかけていました。
皆さんはどれくらい時間をかけるのでしょうか？
私はものすごくかかります。集中力が続かないというのもあるけど・・・
何日もかかってしまうんですね。

タミヤの粗目、細目のあと、ハセガワのセラミックコンパウンドをかけました。
いつものパターンです。

下地処理に悔いが残る部分がいくつかあります。
あとは塗装です。白が不十分ですね。妙な色ムラ。
タミヤのサーフェーサーのあとに、クレオスのスプレーを使ったせいでしょうか？
単なる色ムラだといいのですが。

再度やり直し！も考えましたが、
そうなると、本当に完成まで持っていけないような気がするので、
このまま続けていきます。

それとは別にもう一台写っていますが（笑）
思わずペーパーをかけ始めてしまいました。
銀色のボディなので、ペーパーの跡がリアルで面白い！
メタルで出来ているみたいな感じです。

でも、ボディ形状は大変ですね。ヒケなんかは気になりませんが、
ほとんどが一体成形なので、どうやろうか？と。
こだわる人は切り離したりしちゃうんでしょうね。

すじ彫りがちょっと太い感じもします。

スポーツカーとしてはコンパクトなポルシェも
ミニと並べると、さすがにでかく見えますね（笑）

（フジミ　ローバーミニ）