What Me Worry? カーモデル製作記

気の向くままに、のんびりと

ゴースト・イン・ザ・シェル(映画:2017)

2018年04月28日 12時27分21秒 | 映画
興行的に失敗していたし、予告編から「こりゃダメだ」と。
それでも「いや、攻殻機動隊でしょ?」と淡い期待を抱いていたんですけどね。

オープニングは「おおーっ」と声が出ました。
直前に観たのが30年以上前のターミネーターですからね。技術の進歩は凄いやって。

スカーレット・ヨハンソンの髪型は変ですが、雰囲気は悪くない。
でも「肉襦袢スーツ」が出てからは・・・(笑)服着てる方が痩せて見えるし。

それよりも脚本がね。良いシーンはどれもアニメ版をそのまま再現した部分で、それ以外がヨレヨレ。日本の女優が出たシーンはそこそこ良かったけれど、根本的に「そっちに持ってくのかよ」という意見は多いでしょう。私もストーリー全体は納得出来ていないです。クゼの使い方も間違ってる。単なるカップルにしちゃダメだよね。

たけしの荒巻課長は私は許容範囲でした。滑舌悪くて日本語字幕欲しいけどね。必死に英語字幕を追っかけました。逆にアクションシーンはカッコイイよ。

その字幕も微妙。ちゃんと訳してるんだろうけど。試しに部分的に吹き替え+日本語字幕で観てみたら、字幕とはかなり違っていて、その違いがキャラクターを作ってる。まあファンの思い込みもあるけれど、声だけじゃなく言い回しで雰囲気がガラッと変わるのは驚いたな。

主要登場人物はバトーはギリギリ。トグサはアウト。イシカワに至っては後から吹き替え版で見直してようやく気づいた。サイトーとボーマはチラッとしか出ないし、パズはどこ行っちゃったんだよ。メンバーそれぞれが個性的だから成り立つのにねえ。
草薙素子は大事だけど、公安9課揃ってこその攻殻機動隊だよね。

さらにはタチコマが出ない。子供っぽくなるから?最重要キャラなのに。
「多脚戦車」のセリフが出たときは期待したけど、出てきたら敵の方だし「何じゃこの形は??」
せっかくの実写(CGだけど)なんだから、もっと怖さとか出して欲しかったな。

映像の美しさとかは良かったので、やっぱり「もったいない」という言葉が出ちゃう。

見終わってから調べたら、監督がルパート・サンダース。スノーホワイトも同じだねえ。
他の監督で観たかったなあ。


監督 ルパート・サンダース
原案 士郎正宗
出演者 スカーレット・ヨハンソン、ピルー・アスベック、ビートたけし、ジュリエット・ビノシュ、チン・ハン

(ジャンル:映画) 2018年:(15) 

ターミネーター(映画:1984)

2018年04月26日 21時00分48秒 | 映画
結局1作目もレンタルしてきました。
すごく久しぶり。おそらく30年以上経ってます。高校生の頃に1度見たきり。
すっかり内容も忘れてました。「I'll be back.」があんなとこで出て来るとは。他の作品とごっちゃになってる。2作目の方がイメージが強い。親指立てるシーンとかね(笑)

今見ると、80年代全開。髪型がすごいね。510のブルが走ってた。シュワルツェネッガーはオープニングで、ピーが写っちゃってる。大丈夫なの?

ストーリーは単純だから、アクションシーン以外はのんびり。それでもT-800のデザインは良いね。ストップモーションは古くさく感じるけれど、しっかり「作られた」ものが好きだな。

最近の映画は、実写とCGが境目なくなってきているから、使い方によってかなり印象は変わる。
またガラッと変わる技術が生まれないかな?キャメロンは監督としては嫌いだけれど、映画の流れを変えるという意味では、大きく貢献した人物ですね。


監督 ジェームズ・キャメロン
出演者 アーノルド・シュワルツェネッガー、マイケル・ビーン、リンダ・ハミルトン、ランス・ヘンリクセン

(ジャンル:映画) 2018年:(14) 

タミヤ 1/24 ポルシェ934 (1)

2018年04月11日 23時12分39秒 | 1/24 ポルシェ934
年の初めはアヴェンタドールをやるって言ってたんですけどね。
急遽、こちらに変更です。


当初はこの3台で悩んでました。ツイッターにあげたら「全部オレンジ?」って突っ込みが。
この画像をあげた時点では気付きませんでした。アヴェンタドールはオレンジの予定。いじり始めたらあちこち気になって、光硬化パテで隙間埋めてます。時間かかりすぎてまた放置・・・
マルニは暗めのカラーにします。


背中を押されて、イェーガーマイスター連続でいきます。
ボディを整えます。ササッとね。フロントフェンダーはちょっぴり手間かかりました。
(写真は修正途中です)


「折れそうだな」と気を付けていたのに、うっかり手が滑ってポッキリ。
簡単に折れました。ハセガワのストラトスと同じ。たぶんここにウェルドラインありますね。
瞬着で直しましたが、おそらくまた折れるので、今後はプラ板で補強(保護)しながら作業します。最初から、そうやってれば良かったね。サボるとダメね。


リアウィングは黒い部分が別パーツになっていますが、フロントは911ターボと殆ど同じ。塗り分けが大変なので、スジ彫りして境界をクッキリさせておきました。まあマスキングの手間は変わらないかな?

で、一気にボディカラーまで。1200グレーサフ、1500グレーサフ、1500ホワイトサフのあと、オレンジとイエローを混ぜたカラーで。イエローは色ノ源を使ってます。普通のイエローよりもスッキリする感じがします。


シャシーもオレンジなので結構な手間でした。目がチカチカして色ムラがよくわからなくなってくる。乾燥させてから再チェックします。
ネットの作例では切り離す人が多いヘッドライトのリムは、マスキングで塗り分けてます。
あのサイズを切り離すって、みんな凄いですねえ。私は無理。

次は黒の塗り分け。マスキングを前に止まるかどうか?
あまり期待しないで、お待ちください。

(タミヤ 1/24 ポルシェ934 イェーガーマイスター)

ターミネーター2(映画:1991)

2018年04月11日 22時46分38秒 | 映画
ジェームズ・キャメロンが嫌いといいながら、あれこれ観てますが(笑)
ターミネーターの1と2はマシな方なのかなあ?突っ込み入れるとキリがないですけどね。
まあそういうタイプの映画じゃないし。
続けてみたかったのですが、BSの放送は2のみ。なぜ?レンタルする気力は無し。

当時はT-1000型の登場に驚きました。この監督はこういう新しさを持ってくるのは上手いよね。
タイタニックとアバターで登場人物の魅力の無さが嫌いになって、あらためて古いのを観るとそのクセが気になってくるという。スピルバーグも似た傾向ですね。

偏屈な大人になっちゃったのかなあ?

この作品はジョン・コナー(エドワード・ファーロング)がわかりやすい美少年なので、ファンは多かったでしょうね。ググったらその後は典型的なハリウッド子役の転落人生になっていて可哀想。


監督 ジェームズ・キャメロン
出演者 アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン、エドワード・ファーロング、ロバート・パトリック

(ジャンル:映画) 2018年:(13) 

ヒューゴの不思議な発明(映画:2011)

2018年04月08日 18時39分10秒 | 映画
前に見たのは2013年。もう5年も経つのか。本当に時間感覚が年とともに・・・

原題が「Hugo」なので、また邦題特有のタイトルか?と思っていたら、原作小説のタイトルが『ユゴーの不思議な発明』(The Invention of Hugo Cabret)なんですね。まあこれでも「不思議な」が余計ですけど。

初めて観たときは、そのタイトルと予告編からファンタジーと勘違い。実際は映画創生期のドキュメンタリーっぽく地味目に感じて、ちょっと期待はずれだったかな?と思ってました。

ところが、パパ・ジョルジュとヒューゴのやりとりがグッとくるんですね。自分も年取ったかな(笑)二度目なのに本当にドキドキしました。

鉄道公安官(サシャ・バロン・コーエン)がインパクト大。この人アリス・イン・ワンダーランドの2作目でも濃いキャラクターでしたね。
その公安官が駅で孤児を捕まえて牢屋に入れるのがもう怖い怖い。ピノキオの世界ね。いつまでこういうのがあったんだろう?

公安官が足をケガしているのも、パパ・ジョルジュがふさぎ込んでしまったのも戦争が原因。ヒューゴ以外にも駅には孤児がたくさん。
ファンタジーどころか当時のヨーロッパの複雑な部分をしっかりと描いてあります。

スチームパンク好きは歯車だらけの映像に気をとられちゃいますが、それだけじゃないですね。

イザベル役のクロエ・グレース・モレッツもイイ感じ。というよりこの路線でドンドンやって欲しかった。キック・アスのせいか変な境遇の役が多すぎるんだよね。こんな風に抑えめで知的な役も似合うのに。今後どうなるかな?

あとはやっぱりフランス語でやってほしかったかな?


監督 マーティン・スコセッシ
原作 ブライアン・ セルズニック
製作 グレアム・キング、ティム・ヘディントン、マーティン・スコセッシ、ジョニー・デップ
出演者 ベン・キングズレー、エイサ・バターフィールド、クロエ・グレース・モレッツ、サシャ・バロン・コーエン、クリストファー・リー、フランシス・デ・ラ・トゥーア、リチャード・グリフィス、ジュード・ロウ

(ジャンル:映画) 2018年:(12)