What Me Worry? カーモデル製作記

気の向くままに、のんびりと

恋は雨上がりのように(映画:2018)

2020年01月30日 23時53分00秒 | 映画
小松菜奈目当て。「大泉洋が女子高生に惚れられる?ありえないっしょ!」と観る気なかった映画だったのにかなり良かったです。いい意味で裏切られました。

あのグランドでザザッと特徴的なポーズをとるシーン。小松菜奈だと認識していなかったので、別のB級アクション映画のものだと錯覚してた。まさかこの作品のワンシーンだったとは。知ってビックリ。

元は人気のある漫画で、ネットの評価は「キャスティング大成功!」みたいですね。確かに、思い切り好意を寄せて見つめていたら「睨んでる」と勘違いされるって、小松菜奈にピッタリ。見事な三白眼ですからね。笑顔とのギャップがすごいから効果抜群。
さらに陸上部で走るシーンが本当に綺麗。本気で速く見える。陸上経験あるのかな?と調べたら、ダンス経験が長いらしい。意外でした。スタイルが良いから余計に映える。これはズルいレベル。他の人は真似できないね。
高校時代はチアリーディング部だっていうから「チア☆ダン」(見てないけど)は広瀬すずとか土屋太鳳じゃなくて・・・・って言ったら刺されますかね? ダンスシーンのある出演作品ってあるのかな?ぜひ見てみたいな。

一方、大泉洋は相変わらずだけど脚本のおかげで上手く騙されます。観る前はもうちょっとモテ要素があった方が・・・と感じましたが、逆にふとした時の「良いセリフ」がうまくギャップを出せてる。セリフは原作漫画に忠実らしいね。
まあ昔小説家を目指していた文学好きに全く見えないのは我慢しましょう(笑)。

清野菜名や山本舞香もいい感じでした。ってこちらの二人は本物のアクション系ですもんね。演技を見るのは初めて。橘あきら(小松菜奈)と喜屋武はるか(清野菜名)の女の子同士の友情(ちょっと濃いめ)の展開にはドキドキしてしまった。ただし、はるかは最初は同級生には見えなかった。顧問の先生かと思いながら見てて「あれ?」って。倉田みずき(山本舞香)の登場シーンはインパクトがありました。

この二人もちょっとチェックしてみようかな?今年は新し目の邦画もいろいろ開拓してみようと思います。


監督 永井聡
出演者 小松菜奈、大泉洋、清野菜名、磯村勇斗、葉山奨之、松本穂香、山本舞香、濱田マリ、戸次重幸、吉田羊

(ジャンル:映画) 2020年:(9)

ゴーストバスターズ(映画:1984)

2020年01月29日 23時06分00秒 | 映画
あれ?一度観たと思ったのになあ。内容を全然覚えていない。全編通して観るのは初めてかな?

見事に「80年代」ですね。いつもは「古臭い」と書いちゃってますが、この作品はじつに楽しい。
科学的根拠とか辻褄なんて関係ない。ノリと勢いでどんどん進む。これが正しいね。
そのくせ装備とかメカとかは雰囲気抜群。ECTO-1って良いよねえ。1/24で作りたくなるなあ。
巷の旬はGT40とか330P4とかなんでしょうけどね(笑)それはどちらも(カラーリング等は違うけど)すでに作ったのよ。

ヒロイン(?)のシガニー・ウィーバーはお色気担当なのか色物担当なのか。両方だろうなあ。逆にこんな役をこなせる人は少ないのかも。色気がありすぎても変だし。(って失礼だな)

他の登場人物も当時の雰囲気。今だと出せない味です。


監督 アイヴァン・ライトマン
出演者 ビル・マーレイ、ダン・エイクロイド、ハロルド・ライミス、シガニー・ウィーバー、リック・モラニス

(ジャンル:映画) 2020年:(8)

イノセンス(映画:2004)

2020年01月27日 23時35分49秒 | 映画
この作品は劇場にも行ったし、その後も何度か観ているはずなのに「あれ?どんなストーリー?」と全く思い出せない。
セリフが難しいのもあるけれど、全体の雰囲気が前作ともテレビ版ともかなり違う。

草薙素子が(あの姿で)出てこないというのも影響してるかな?いや、それ以上に人形とか子供の表情が怖いんだよね。
そこがテーマだからしょうがないか。

攻殻機動隊の神山監督の新作が3DCGで出ると聞いて思わずこちらを観てしまった。新作はARISEと違って声優陣は復活。
それは嬉しいけれど、映像は微妙。ふた昔くらい前のゲームみたい。どうせならば思い切り最新の映像にして欲しかった。
Netflixの配信なのでちょうどいい!楽しみ。まだ観ていないARISEもついでにそのうち。

(ジャンル:映画) 2020年:(7)

コンテイジョン(映画:2011)

2020年01月26日 11時11分50秒 | 映画
二度と観ることはないなと思っていた作品ですが、旬なのでつい。でも、思ったよりもすんなりと最後まで観れました。

アウトブレイクがこれでもかというくらい盛っているのに対して、こちらは淡々と話が進みます。それをリアルと感じるかつまらないと感じるかで印象はかなり変わる。数日前まであれだけ騒いでいた新型肺炎のニュースがパタッと少なくなったのはちょっと不気味。思わずこの映画と比べて考えてしまう。

豪華キャストを贅沢に無駄遣いしてる。そして結末は拍子抜け。ここさえ何とかなればねえ。グウィネス・パルトローが最初にあっけなく死んじゃって、最低女だったことがバレるというとんでもない役を演じています。よく引き受けたなあ。

現実の方はどうなるんでしょうね。私の同級生はものすごく忙しくなってるんだろうなあ。みんな頑張れ!

監督 スティーブン・ソダーバーグ
出演者 マリオン・コティヤール、マット・デイモン、ローレンス・フィッシュバーン、ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロー、ケイト・ウィンスレット


(ジャンル:映画) 2020年:(6)

時をかける少女(映画:1983)

2020年01月25日 22時15分10秒 | 映画
若い頃もちょっぴり恥ずかしかったけれど、今は「ドンピシャ世代のおっさんがベロベロに酔っ払いながら身悶えして観る映画」です(笑)
家族がいないときにしか見れないよ。食卓をバンバン叩きながら大騒ぎして鑑賞しました。(これ書いてる今も酔ってます)

で、ウィキペディアを調べたらめちゃくちゃ長文。やっぱりマニアが多いのか。でもそこで初めて知った事実も多い。

「原田知世に一本だけ映画をプレゼントして引退させたい」というのは聞いたことがあったんだけど、「若者には理解できなくても角川春樹と大林宣彦だけが楽しめる大正ロマンチシズムをやろう!」としたのは初めて知りました。そのせいであの「棒読み・棒立ち」の演技になるのね。原田知世だけじゃなく他のみんなもそんな感じなので、変に思ってました。

それにしても角川春樹も大林監督も本当に惚れ込んでいたんだねえ。こりゃあ自分がおっさんになってまた新しい発見が出来たのも納得だ。

とはいえ、私はバリバリ世代なわけで、自分が高校生の頃をものすごくリアルに思い出すのです。
今の若い人がこの作品を見ても、同じ感覚には絶対になれないよね。

次に観るときは自分は何歳なのかなあ?

監督 大林宣彦
出演者 原田知世、高柳良一、尾美としのり

(ジャンル:映画) 2020年:(5)

ヴァレリアン 千の惑星の救世主(映画:2017)

2020年01月25日 21時34分26秒 | 映画
リュック・ベッソン繋がりで観ましたが、まあ見事なB級映画。超贅沢。

あらかじめ予想はしていたので、ガッカリはしません。清々しいです(笑)ローレリーヌ役のカーラ・デルヴィーニュは割と好みだし。

ただし主人公のヴァレリアン(デイン・デハーン)が酷いねえ。あまりにも華がない。チャラすぎる設定。全然強く見えない。など書き始めたら止まらないね。なんでこの人でこの設定なんだろう?まあローレリーヌも設定は酷い。その二人のラブストーリーの部分は丸ごと削除していいかも。

元がフランスのコミックス・アニメらしい。「子供向け」と思えば腹は立たないかな?元々SFってそういうもんだよね。

主人公以外のキャスティングは結構贅沢なのに、それも含めて無駄がいっぱい。そこを突っ込むんじゃなく楽しむのが正解かな?

映像はすごいですよ。監督がアバターを見て「これで自分も理想の映画が!」と思ったらしいけど、ミュール人はフルCGじゃなく特殊メイク+CGで人が演じた方が良かったな。今だったらより本物っぽく見せられるでしょ?

まあリュック・ベッソンの作品はレオンだけ全くの別物ということで。あれは奇跡ですね。

監督 リュック・ベッソン
出演者 デイン・デハーン、カーラ・デルヴィーニュ、クライヴ・オーウェン、リアーナ、イーサン・ホーク、ハービー・ハンコック、クリス・ウー、ルトガー・ハウアー

(ジャンル:映画) 2020年:(4)

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(映画:2014)

2020年01月19日 23時04分30秒 | 映画
Netflixをスマホで見てみよう。ということで、あらかじめダウンロードしたものを車の定期点検で待っている間に。
時間が足りなくて残りは帰宅してからだけどね。

アクションやSFなんかはディテールを見たくなるから大画面のほうがいいだろうけど、ストーリー重視の作品だったら気にならないかな?と。

で、ちょっぴり期待していた作品だったのですが、私はイマイチでした。何が悪いってわけじゃないんだけど。
アラン・チューリングに関してはNHKのアインシュタインの誘惑で知っていたから、そのせいかな?
インパクトのある主人公なので、完全なドキュメンタリーの方が驚きも大きいかも。
映画にすると「え?話盛ってない?」となっちゃうので、逆に不自然に感じてしまう。
ネットの評価はかなり高い作品なんですが、変なところが気になったりして楽しめませんでした。

他に気になったのは、ミンギス少将役のマーク・ストロング。イギリスの人だったんだね。キック・アスではマフィアのボスやってたし、顔からしてイタリアかスペイン?ドイツかな?と思ってましたが、父親がイタリア人で、母親がオーストリア人らしい。なるほど。
主役の二人、ベネディクト・カンバーバッチとキーラ・ナイトレイもイギリス。海外の映画ってちゃんと出身地を合わせるのがすごい。
日本もせめて関西を舞台にするときは、関西出身の俳優で演じてほしいよなあ。

別の映画で同じ内容を扱ったものがあって、観たことあったような気が・・・と調べたら、ミック・ジャガーの初プロデュース作品でした。知らなかった。
評価がずいぶん低いらしいんだけど、そちらを観たくなってきた(笑)

監督 モルテン・ティルドゥム
出演者 ベネディクト・カンバーバッチ、キーラ・ナイトレイ、マシュー・グッド、ロリー・キニア、チャールズ・ダンス、マーク・ストロング

(ジャンル:映画) 2020年:(3)

アオシマ アヴェンタドール(3)

2020年01月19日 17時48分45秒 | アヴェンタドール
映画も気になりますが、模型もちまちまと進めておりました。アオシマのスーパーカーってボディがバラバラで大変。ようやく妥協出来るレベルになったので思い切って進めます。完璧を求めたら全然終わらない。

まずは下地の黒。グレーサフの上から艶ありのブラック。

サフのペーパー跡が消えていない上にザラつきも出たので、一度全体を中研ぎしてからもう一度塗ってます(写真は1回目)

続けてキャンディカラーのベース。クレオスのGXメタルパープル。

最初はメタルピーチをベースにしようと思いましたが、色々試し塗りをしてパープルになりました。

そこにクリアピンクとマゼンタを混ぜたものを重ねます。ピンクだけだとちょっと薄かった。


ドアなどが開くので開口部を先に塗ってからパーツを合わせてもう一度。吹きこぼれ部分と色を合わせるのが大変。マスキングした方が良かったかな?複雑な形状なので塗装にはかなり時間がかかりました。

ホイールも塗装しました。

うーん、イマイチかな?ブレーキキャリパーと同じ色にしてしまった。多分塗り直します。

ボディカラー塗装前ですが、ボディと合わせるとこんな感じ。

内装の色が思ったよりもよく見えますね。この時はドアの取り付け部分が壊れてます。後からちゃんと直しました。

ボディカラーはネットで見つけた実車を参考に。海外の個体でつや消しのようです。模型でつや消しは地味に感じるので、一旦普段通り艶を出してから検討します。

再現できるか心配だった色ですが、今のところ思った通りで大成功。ここまで来ればあとは一気に!
進められると良いなあ・・・

関連記事はこちら↓
(アオシマ アヴェンタドール) ランボルギーニ

今までの完成作品一覧はこちら↓
(完成作品一覧)

レオン・完全版(映画:1994)

2020年01月17日 21時26分19秒 | 映画
寝る前に「オープニングだけ見ようかな?」と見始めたら、最後まで止められませんでした。やっぱり名作ですね。

前に観たのは2014年。結構経ってましたね。NHKのBSで放送されたもので完全版じゃないほうでした。
過去記事チェックしたら絶賛してましたねえ。いや何回見ても最高だもの。

この完全版は初めて観たときは結構衝撃でした。オリジナル上映版とはわずか3シーン・22分の違いですが、マチルダとレオンの関係がグッと深まります。深まるというより全然変わっちゃうかも。

両方のバージョンを何度も観ているのに、今回もハラハラドキドキしながら、さらに新しい発見もたくさん。本当の名作ってこうだよね。

レオンとマチルダのキャスティングが最高。マチルダが「大人のような子供」で、レオンが「子供のような大人」。
ちょっとでも違和感があったら「純愛映画」じゃなくてただのロリコン変態映画になっちゃう。ナタリー・ポートマンとジャン・レノの二人がそのキャラクターに完璧に合っていたからこその雰囲気。
もしマチルダの年齢設定がもう少し高かったら誤解は避けられただろうけど、それだとこの雰囲気は出ない。絶対にラブシーンが入って台無しになっちゃう。まさに奇跡的なバランスで成り立っていると思います。

さらに他のキャスティングも抜群。無駄なシーンが全くありません。

はぁー、これを書いていたらまた観たくなりますね。

監督 リュック・ベッソン
出演者 ジャン・レノ、ナタリー・ポートマン、ゲイリー・オールドマン、ダニー・アイエロ

(ジャンル:映画) 2020年:(2)

東のエデン

2020年01月17日 19時02分40秒 | 映画
テレビシリーズと劇場版2作品を一気見しました。面白かったー。時代を先取りした作品ですね。端末がスマホじゃなくてガラケーですが古さを全く感じさせない。というより今を予言したかのような内容。恐ろしいくらい。
初めて見たときもすごく進んだ内容に感じたけれど、今見るとさらにその凄さがわかります。

監督が神山健治。攻殻機動隊と同じようにシリアスになりがちな内容を、羽海野チカのキャラクターがうまく和らげている。独特の雰囲気があります。これはいいコラボですね。

最近のアニメは全然知らないけれど、こんな風に年齢・性別関係なく楽しめるようなアニメがもっと出ないかな。
まあ自分が年取っちゃったから、今の雰囲気についていけないだけかもしれないけどね。

最初にこの作品を見たのはスカパー!。その時の録画を消してしまったのは大失敗。「また観たいなあ」と思ってしばらくが経っちゃった。
今回は、嵐好きの妻のリクエストで契約したNetflixで観ました。これが便利!
WOWOWやスカパー!は放送されるのを待たなくちゃいけないけれど(今はオンデマンドでも観れるか)、観たいときに選ぶだけというのがすごく楽。
有料放送じゃなくサブスクリプション?イマイチわかっていないけれど。
若い人たちがスマホでやたらと動画を見たり音楽を聴いたりしているのを見て「自分は関係ないな」と思っていましたが、これは「時代が変わった」という感じがしました。(って遅いよね)

でも、私はスマホは最低料金で済ませているので、観るのは主にパソコン。試しにPS3でテレビにも繋いでみましたが、古すぎて接続が遅く、画質が悪くて観る気がしません。ファイヤースティックとか買ったほうがいいかな?

来週の出張は長い時間一人で待機する時間があるので、スマホに映画を何本かダウンロードしておこうと思ってます。
すごいなあ。未来みたいだ(笑)

昨年は007の一気見から始まって年間で77本。前半は恐ろしいペース(アベンジャーズのせいですね)でしたが、後半はぐっと少なくなりました。

今年は「模型が中心!」の宣言をしましたが、Netflixのせいで映画なども増えそうです。
まあ楽しいから、いいか。

(ジャンル:映画) 2020年:(1)