What Me Worry? カーモデル製作記

気の向くままに、のんびりと

フジミ カウンタックLP400 (10)

2011年01月30日 22時40分11秒 | フジミLP400緑
失敗すると逃げちゃう性格なんで、また放置が続いてました。塗装の失敗はショックデカイですから。エアブラシイヤイヤ病が持病だしwww

ずいぶん久しぶりに塗装しました。ボディにはクリアがけ。乾燥してるのでコンプレッサーに水が溜まらないのは嬉しいのですが、ホコリは大変。淡い色のボディカラーなので非常に目立ちます。しかも工作部屋はクロゼットにセータやらスーツやら黒い服がいっぱい入っていて黒いゴミがいっぱい・・・・・・マメに掃除してるんですけどねえ。

内装の方は、色で悩んでました。

ネットで見つけた実車はワインレッドだし、プロトタイプ2号車は茶色。ミニカーはタンが多いようです。黒もあったかな?

当初は単純に黒と考えていたんだけど、そのうちグレーが良いかな?とか濃いめの茶色も良いな。と迷い始め、グルグル回って、何故かブルーになりました。クレオスの300番台のブルーをあれこれ混ぜたんでレシピは不明。写真よりもずっと濃い紺色のような感じです。

あとはチョコチョコと細工。

ネットの作例をあちこちからパクリますが、最終的には実車の写真を見るようにしています。方法は真似してもイメージは自分で持つようにしないとね。

1枚目の写真(ピンボケすいません)は、フェルトでカーペットらしきものを作って(ちょっと厚かった)アクセルペダルを切り離してひっくり返しました。オルガン式って奴ですね。おまみさんのやり方を真似ました。

もうちょっとパーツを追加するとこんな感じ。


ダッシュボードの色はクレオスのミッドナイトブルーです。ボディカラーに使えるかな?と購入して「どこがブルーじゃあ!!!」と怒った色ですねwww 完全にグレーです。同じくクレオスのフラットベースあらめ・ラフを混ぜてます。良い感じにザラザラになりました。ホコリの付着に注意ですね。
実車はグローブボックスの部分から上下にツートンカラーになったものが多いですが、塗り分けが大変なので、一色としました。
パーツの両端の合わせ目は、パテで埋めてしまったんですが、実車も同じように分割されてツートンカラーの分かれ目になっています。隙間が空いちゃうので埋める必要はありますが、スジ彫りを追加するのが正解ですね。

よく見えませんが、ラジオの液晶(?)部分はクリアブルーを塗ってます。(カセットの入り口かな?間違えた?)シフトのゲートは伸ばしランナーの輪切りでディテールアップしています。
メーターのデカールはサイズが合わないのでギリギリまでカットしています。パリパリになっていて3枚に割れました。結構古かったので危なかった。

ステアリングはどうやら後期型のようです。これしか入っていなかったのでそのまま使用しました。あれこれつじつま合わなくなっちゃうかな?気にしないでいきます。

まだちょっとパーツが残っていますが、今日はここまで。
もう少しボディにクリアを重ねてから塗り分けをしたら、ゴールまであと少しです。

(フジミ カウンタックLP400)

明日には

2011年01月29日 23時20分16秒 | そのほか
いやあ、すっかり模型から離れちゃってました。またエアブラシイヤイヤ病です。
失敗すると次に進むのが面倒になっちゃいますね。

でも、今日の昼間はちょこっと塗装しました。クリアがけと、内装をちょっと。
写真を撮っていないので、もうちょっと進んでから更新します。

午前中に掃除・洗濯、昼過ぎに模型して、夕方からは家族サービスで支笏湖の「千歳・支笏湖氷濤まつり」に行ってきました。

一度行ったことがあるんですが、その時は割と暖かかったんで甘く見てました。
湖畔から吹く風の冷たさといったらとんでもないです。寒かったー。
気温はマイナス7度くらいで大したこと無いんですが、体感はもっとでした。子供達は元気なのがすごい。すごくはしゃいでました。

見た目は綺麗だし、子供達が遊べる滑り台などもあるし良かったです。早めに行ったのに渋滞にハマってビックリしましたけどね。札幌からも近いし土曜だったし。

花火があってそれを目的に行ったんですが、花火の最中にカモや白鳥が迷い込んで観客が騒いでました。「焼き鳥になっちゃうー!」ってwww 花火は綺麗でした。

花火が終わって帰ろうとしたら、駐車場に入るクルマの列が来たときよりももっとすごい渋滞になってました。
夜に見るものなので、花火が終わった方が空いていると思った人が多かったんでしょうね。
帰りは何時になるんだろうとちょっぴり心配しちゃいました。

帰る途中で真っ暗な道で、ふと路肩にクルマを止めてライトを消したら、満天の星空でした。
綺麗でしたよ!!

さあ、次の更新は模型に戻る予定です。

2010年宇宙の旅(原作)

2011年01月29日 11時44分11秒 | 映画
小説版を読みました。

映画の方はキューブリックの2001年に対して、完結編とか分かりやすいとされていますが、
小説は原作ですし、文章による説明は映画とはまた違う説得力があります。
原作すべてを映像化はできないですし、ストーリーすべてを再現すると時間が足りなくなります。
これはどの映画も同じですね。映画監督も全く原作をトレースするだけじゃないですから。

ただし、せっかく前作(キューブリックの)よりも分かりやすくなっていて
ドラマ的になっているのであれば、小説版の細かな乗員同士の関係や
個人のキャラクターなどをもっと盛り込めば深みが出たのかな?と思います。
米ソ冷戦を入れちゃったから逆にありふれたものになったような・・・・・・
映画を見てちょっと不満だった部分は原作では逆に登場人物を魅力的なものにしていました。
中国が出てくるあたりは現在の様子を予言しているようで驚きです。
HALとチャンドラーのやりとりの部分は映画の台詞に軍配が上がるかな?

前作は映画に比べ小説版の方がぐっと分かりやすかった。
今作は映画が分かりやすくなったせいか、小説版が「より濃い内容」いった感じでしょうか? 
逆に両方の小説を比べても雰囲気が違います。
今回の方が木星やエウロパの情景描写やボーマンに関係するシーンの表現が
非常に印象的で想像力をかき立てますが、映像化は難しそう。
前作から時間がたっているのと映画化されたというのがあちこちで影響しているみたいですね。

映画はここでお終いですが、小説はまだあと2作ある。楽しみです。

2010年 (映画:1984)

2011年01月22日 01時22分00秒 | 映画
ツイッターの方であれこれ書きましたが、映画版の方を見ました。

あまり期待しないで見たんですが、まあまあかな?最初はバッタもんだと思っていたんで、それよりははるかにマシでしたwww 原作者のお墨付きですしね。

でも、前作の2001年宇宙の旅が、あまりに美しく、圧倒的な存在感であるために、比べられるとちょっと厳しいですね。映画としては普通なのに、台詞が多く説明的に感じてしまう。余計なシーンや「これはないだろう!」というシーンもチラホラ。

2001年の方が「難解」であったためもあるでしょうね。そこにファンはグッとくるんですけどね。
自分でも説明できないけどものすごく感じるものがあるんですよ。

米ソが絡むのもちょっと時代を感じちゃう点ですね。時事ネタが古くなるのは早い。まあ当時は想像も出来なかったんだろうけど。

個人的にはデビッド・ボーマン船長、HALとチャンドラーのやりとり、脱出時の木星の描写が好きだったかな?それ以外はボチボチ。
ラストはもうちょっと欲しかった気がします。

この映画を見て「理解した」 「続編ではなく、前・後編だ」という人も多いようですが、私は全くの別物に感じました。悪いのではなく、キューブリックの完璧主義がすごすぎたんですね。あとは好みの問題。(出来ればキューブリックの監督で見たかったけどそれは絶対になかっただろうな)

今は原作の小説版を読んでます。これから映画との違いがどうなっていくのか楽しみです。

(ジャンル:映画)

再修正

2011年01月20日 23時45分58秒 | フジミLP400緑
先日「リカバリー終了」といっていたんですが、乾燥してからボディに合わせてみたら、見事な「事故車」状態・・・・・・色が濃くなりすぎてました。今回調色した色は非常に難しくて、濃くなるとドンドン青っぽくなってしまいます。

「やっぱり手を出さない方が良かった」とショックを受けたのですが、ダメ元でさらに再修正しました。

2000番のペーパーで塗装面をそーっと削ります。

色が濃くて青いんだから、薄くすれば良いんです。下にはクリア層もあるからたぶん大丈夫。
ほんのちょっとの違いで変わってしまうし、削ると今度は白っぽく見えるのでそーっとそーーっと注意しながら・・・・・・


これがなんとか上手くいったようです!!まだ艶がないので何ともいえませんが、ほぼ満点の修正です。失敗部分の色ムラも目立たなくなりました。

この方法はガヤルド(赤と白を加えた黄色。濃くするとオレンジになる)でも試した修正方法です。ガヤルドの時はエッジ部分がどうしても濃くなっちゃって、そこだけ削って上から白を加えたボディカラーをかぶせました。

何事も経験ですね。やれば出来る!まあ失敗しないのが一番なんですけど。

(フジミ カウンタックLP400)

リカバリー終了

2011年01月18日 21時56分09秒 | フジミLP400緑
完璧ではありませんが、とりあえず修正しました。

塗装面が溶けてぐちゃぐちゃになったので、本来であれば完全に塗装やり直しなんですが、
調色した塗料が残り少ない。同じ色が再現できない。塗装の重ね具合で色がガラッと変わってしまう。という三重苦なので、ギリギリ最小限の修正となりました。

1500番のペーパーをそっと当てて、デコボコだけを直します。できるだけ色の層を削らないように。削ったとしても色が薄くなる程度で下地が出ないよう細心の注意を払いました。

そのあと、細吹きでボディカラーを重ねました。
下地に色ムラが残ったままのので完全ではありませんが、知らない人がチラッと見たくらいだったら大丈夫かな?じっくり見たらバレバレのレベルですけど。

あとはクリアがけでもうちょっと誤魔化せればいいな。と思ってます。

作業に集中していたので今日も写真はありません。次回は普通の更新にしたいと思います。

(フジミ カウンタックLP400)

フジミ カウンタックLP400 (9)

2011年01月16日 21時47分28秒 | フジミLP400緑
慣れないことはするもんじゃないですね。

クリア塗装で大失敗。ショックで写真無しです。

普段は塗ったそばから乾いていくくらいの薄吹きなんです。

今回は何となく滑らかな塗面にしたくて、薄く希釈したクリアをタップリ吹いてました。
塗装自体は上手くいったんです。

リトラクタブルライトをクリップに挟んでいたのを塗装して机に置いたとたん、


ピンッと弾かれて飛びました。


塗装面を下にして落ちました。


あ!と思ったんですが、「まあペーパーかけてやり直せば大丈夫か」くらいに思ってました。


持ち上げたら、下の塗装面まで溶けて不思議な模様になってました・・・・・・
塗装が厚すぎたのが原因。普段だったら全然問題なかったのに・・・・・・


要再塗装です。塗料足りるかな?というのはもうダメ。ドアの内側などは(予備の塗料で色が違うのは)あきらめるしかない。さすがにフロントのライトは塗装しないと目立ちすぎる。別パーツなので色ムラなく再塗装できるかも心配だ。

あーあ、ショックです。

(フジミ カウンタックLP400)

フジミ カウンタックLP400 (8)

2011年01月14日 22時12分58秒 | フジミLP400緑
ボディカラーは前回の更新のあと2回重ね直してようやくムラも目立たなくなり、色も落ち着きました。薄いときは黄色っぽくてもっと黄緑だったんですが濃くなると少し青っぽくなり、自分の思い描いていた色に近づきました。良かった!

ただしここで計算ミスが一つ。

調色が難しくてタップリ出来上がったと書きましたが、途中で増えすぎて色が変化しなくなり、ビン2本に分けて「片方のみ」を調整しました。
その時に「タップリあるから大丈夫だろう」と思っていたのですが、ベースに使ったクールホワイトはあらかじめ希釈してあったものを使っていたのです。

塗装を始めると「あれ?」ということになり、ドンドン減っていきます。濃いめに作って希釈するつもりだったのがそのまま使うんですから当たり前です。

なんとかボディ全体には足りたのですが、残りはほんのわずか。
クリアがけのためにボディをばらすと、ドアを開けた部分などが薄い色のままです。

もう一本の方を微調整すればすぐに出来るさ!と考えたのが甘かった。



全然思い通りの色になりません・・・・・・最初に作ったときも一滴・一滴の調整だったもんなあ・・・・・・


調色はあきらめました。絶対に研ぎ出しでミスをしないようにします。クリアがけ・研ぎ出しが終わってから、わずかに残った塗料でリトラクタブルとドアの部分を修正します。それがダメだったら色の違いは我慢するしかないな・・・・・塗らないよりはマシだろう・・・・・・

(フジミ カウンタックLP400)

2001年宇宙の旅(映画:1968)

2011年01月13日 22時29分07秒 | 映画
映画好きなのにこの超大作をまだ見ていなかった。
実は最初にチャレンジしたのはずいぶん前なんだけど、途中で寝そうになって挫折・・・・・・

今回はBSで放送していたものを録画してあったものを見ました。正直に言うと数回に分けて見ています。家族が起きている時間に見始めちゃったからね・・・・・・

これがね、すごくいい!!何で前回眠くなっちゃんだろうと不思議に思うくらい。確かにテンポは非常にゆっくりですけどね。いつも思っていることだけど、最近の映画はものすごく速い。詰め込みすぎ。動きすぎ。

時計仕掛けのオレンジでも思ったけど、カメラワークが好きだなあ。雰囲気がいい。すべてのシーンが美しいね。製作当時に見た人たちは度肝を抜かれたんだろうなあ。細かなセットや小物・メカ・衣装に至るまで完璧。素敵です。未来はこうじゃなくちゃねww

木星の部分からラストまでは画面に釘付けになりました。目が離せなかった。息を呑むというのがピッタリ。

ラストシーンは見終わってから意味をちょっとだけ調べたけど、スターチャイルドっていう言葉と意味を知らなくても伝わってくるものがありました。言葉では説明できないけど、迫ってくるというか何というか。意味もそれほど大きくずれてなかったし。感覚・感じるっていうのがピッタリ。こういう映画って久しぶりに見たのかもしれない。

オープニングとラストがいい映画って好きです。キューブリックってやっぱりいいな。
ラストはわかりやすいハッピーエンドじゃなくて良いんです。フルメタルジャケットのラストなんてメチャメチャ怖いですもんね。

スターウォーズをまとめて全部見たあとは何となくしっくりこないものが残ったけど、私はこちらの方が好きです。すごく気に入りました。

(ジャンル:映画)