(旧サイトより転載:パソコン表示推奨)
(フジミ フェラーリ 512BB)
このキットの発売が発表されたときは大騒ぎでしたね。スーパーカーブーム直撃世代としては買わずにはいられないという(笑) 良くも悪くも話題になったキットですが、あれこれ言わずに作ったもの勝ちですね。問題になったタイヤホイールもそのまま使っています。 | |
合わせは面倒ですが、リトラクタブルライトはきちんと開閉します。ちょっと眠そうな表情ですね。 手前の部分のライトカバーは、リトラクタブルと同じく、事前に仮組みした方がイイです。私のはちょいとずれてます。塗装の厚みも計算しといた方がイイかな? | |
リアスタイルもイイ!ナンバープレートはキットのデザインが好みじゃないので、自作してあります。 | |
横から。最近はギャラリー用の写真をベランダで自然光で撮っていましたが、北海道の冬では不可能(笑) そのせいで撮影が遅れていたんですが、あきらめて室内で撮ると、やっぱり見劣りします。 ライティングが下手なんだなあ。春になったら撮り直そうかな。 | |
斜め上から。研ぎ出しの荒さが目立ちますね・・肉眼だと結構綺麗なんですけど。 写真は正直ですね。(誤魔化せる時もある) | |
ここの部分、地味に大変です。ウラから筆塗りでつや消し黒を塗ったのですが、はみ出しが・・・ 塗装のせいでザラついているので染みこんでとれないんです。 | |
今回内装はちょっとだけ凝りました。この後の製作記で詳しい説明と写真があります。 ドアミラーの鏡面は、百均で買ったミラーシールです。最近これ見かけないなあ。すごく綺麗で重宝するんですけどね。 |
発売された時は大喜びで、すぐ手をつけたのに途中でストップ。330P4を製作しているときに、同時進行でボディ塗装しました。 ライト周辺にヒケがあるので気をつけます。 グレーサフの後に、GXクールホワイト。色ムラにならないよう、一度に塗装しました。 | |
下地はピンク。見事にカッコ悪いですね。水玉にしてお正月に走りますか?(笑) リトラクタブルライトは横の面が上手く色がのらなくて、後から再塗装しました。 細かいパーツは一緒に塗装することをこだわるより、塗り残しに気をつける方がイイですね。 | |
330P4と一緒にボディカラー。330P4がモンザレッドで、512BBがスーパーイタリアンレッドです。 モンザレッドは鮮やかですね。スーパーイタリアンレッドは複雑な色で重ね具合によって雰囲気が変わります。 塗っている途中はピンクが透けてましたが、ムラは目立たず綺麗に仕上がりました。 | |
発売当初大騒ぎになったタイヤとホイールです。どれもキットのモノ。 ホイールが大きい上にタイヤが小さい。はめるときはものすごく大変。ちぎれるんじゃないか?と思います。 一気にサイズアップするのにも驚き!ホイールのモールドなんかはすごくイイ感じなんですけどね。 | |
今回はエンジンのディテールアップは無しですが、排気系だけちょっと塗装します。 シルバーの上から、クリアオレンジを少々。とここまではいい雰囲気だったのですが、欲を出して焼鉄色を全体に重ねたら、のっぺりとした感じになっちゃいました。 多少誇張した表現の方が良かったかな?模型ですからね。 | |
12気筒なんですが、6本が片側は1つ反対は2つに分かれて(上の写真)、さらに残りは2本ずつに分かれてます。 12本が7本となってタイコに入って出口は4つ。割り切れません(笑) 長さや曲がり方によってトルクの関係とか色々あるんでしょうね。面白いですね。 | |
ちょっと接着ミスが目立ちますが、横からの写真。 この複雑さがたまりません。タコ足フェチです(笑) |
バーッと缶スプレーでタンに塗ってしまったので、黒のラインを後から塗り分けることに。 凹凸が多くテープのマスキングは大変そうだったので、マスキングゾル改を使いました。 これビンに書いてある英語表記は[MASKING SOL R]なんですね!見つけてビックリ!! | |
出来上がりはこんな感じ。ううーーーーん。いまいち。 線がよれてます。これはマスキングゾルのせいではなく、私の切り方ですね。テープでキッチリやった方が良かったかも。 黒デカールとか、黒を先に塗ってマスキングなどの方が良さそうです。 | |
と、ここでくじけるわけにはいかないので、新たなチャレンジ! インクジェットのデカールで、フェラーリマークを作ります。同時にリアのナンバープレートも作りました。 キット付属デカールの「BB512」のロゴが嫌いなんですよ。エンブレムと同じだから、正しいデザインなんですけどね。 | |
マットは#100の紙ヤスリにサフを噴いてから色を付けます。 デカールは155番のスーパークリアーを薄めにかけました。柔らかくてイイ感じです。ストラトスのときは缶スプレーを使って、硬くてひび割れて大変でした。 馴染ませるのにマークソフターを使いますが、綿棒ではなく筆を使いました。くっつかなくてイイ感じ。 | |
モッチャリさんの作例を見て「カッコイイ!」と感動していたコンソール部分。 でも自分で作ると何かが物足りない。何故だ? 「!」スイッチだ。 自作します。1ミリのプラ棒を輪切りに。見えますか? | |
色を付けて拡大。見えるでしょ? あまりに小さいので、エナメルクリアで接着してから筆塗り。触ったらとれちゃいます。外装では無理な方法。 写真ではよく見えますが、真ん中(手前)のモノは薄く切りすぎて、肉眼で真上から見ると、ほとんど見えません。まあ、自己満足ですから・・・ | |
シートの合わせ目に気付いて、この後修正しています。ついでにヘッドレストはすじ彫りして別パーツっぽくしておきました。 ダッシュボードは黒にちょっぴりサフを混ぜました。0.3ミリの洋白線をアクセントに。 メーターはエナメルのクリアを被せていますシフトノブはステンレスの針金。接着は苦労しました。 |
これもあちこちで話題に。クリアパーツのモールド。上はサンシェード。横はAピラーの内装(パッド)が見えているのを表現しているようです。 でも、このまま塗装するのは気になるので、何とかします。 | |
で、調子に乗って、塩ビ板でヒートプレスにチャレンジしたのですが、大失敗!! クリアパーツをそのまま型として使ったら溶けました! さらにヒートプレス自体も、きちんと密着しなくて気泡が入って失敗!踏んだり蹴ったりです(涙) | |
あきらめて研ぎ出し。400番から始めて2000番、コンパウンドまで。 下地が出る心配がないので、ガンガンいけます。思ったよりも簡単。 ただし細かいキズは要注意。目立ちます。さらにあちこちにひび割れが・・・ 目立たないのでそのまま使います。 | |
ボディの方も研ぎ出します。最近はシャビシャビクリアでしたが、今回は普通の研ぎ出し。 久しぶりの方法でキズが消えなくて一苦労。 面はスッキリしていいんだけど、ツヤはいまいちかな?シャビシャビクリアの良さを再確認。それぞれ一長一短ですね。 | |
ブラックの塗り分け。 これも365GT4BBをつや消し黒にするので、差を付けるためにセミグロスブラックにしました。 やっぱりこの「赤・黒」のコンビネーションは良いですね! | |
ここまで来て、面倒な問題発生。 ルーフのスポイラーの取り付け部分が目立ってます。丁度ゲート部分なので削らなくちゃいけなくて、カウル側の穴が見えちゃうんですね。 下地処理の段階で確認しておくべきでした。 | |
ボディカウル側は直せないので、スポイラーを修正。エポキシパテでやってみましたが、ずれて失敗。ポリパテは割れてしまいました。 最後は瞬着にエポキシパテを削った粉を混ぜたものを使いました。 わずかな段差って難しいですね。後から「光硬化パテ」を紹介してもらいました。 |
リアのコンビランプ。元から色が付いていますが、真ん中はクリアなので・・・ これも人まねになりますが、穴を開けて透明ランナーを差し込みます。サイズはちょっと大きめにしてみました。 オレンジと赤もキットのままではなく、上から塗装しています。 | |
フロントレンズカバーをオレンジにします。 実車はつや消しなんですね。なかなか上手くいかず苦労しました。縦線のモールドが目立って格好悪い。 最後は強引にクリアイエローとクリアオレンジにフラットベースを混ぜて塗りました。 他のクルマはオレンジですが、BBの場合ちょっと黄色っぽいんですね。でもちょっと黄色すぎたかな? | |
エンブレムは0.3ミリのプラ板にデカールを貼ってから切り出しました。断面はマジックで黒く塗ってます。 ナンバープレートはプリンタ用紙をそのまま使います。ツヤの感じがちょうどいいかも。 ピニンファリーナのエンブレムは右サイドのみ取り付けます。 | |
ようやく完成!簡単に作ろうと思ってましたが、途中で苦労してストップ。再開後は「どうせなら」と内装なんかに凝ってみました。 あちこち大変な部分はありますが、出来上がりは満足。我々の世代には外せない車種ですからね。 |
(フジミ フェラーリ 512BB)