What Me Worry? カーモデル製作記

気の向くままに、のんびりと

ジュマンジ/ネクスト・レベル(映画:2019)

2020年08月30日 22時18分48秒 | 映画
あー、前作の悪いところがさらに強調されちゃってます。監督は同じ人なんだね。

マッチョのブレイブストーン博士(ドウェイン・ジョンソン)の中身が臆病者でオタクな高校生だとか、ヒゲのシェルドン教授(ジャック・ブラック)の中身がスマホ依存の今時女子高生っていうギャップが売りなんだろうけれど、そこを楽しめるか、気持ち悪いと感じるかが分かれます。私は後者。

今回はさらに偏屈な爺さん達が参戦して、キャラクターがシャッフル。違和感が増幅されてます。唯一変わらなかったルビー・ラウンドハウス(カレン・ギラン)が主役になっちゃった。

肝心のスペンサーは現実世界で自信をなくし、逃避からゲームを再開しちゃったという設定。さらにゲーム内でのキャラクターは盗賊のミン。いかにもアメリカ映画に出てくる中国人という設定で、そこも嫌な感じ。肝心の主役がこの雰囲気だから、感情移入できないんだよね。べサニーとアレックスは良かったんだけどな。そっちをメインにした方が良かった?

冒険のスケールはアップしているし、アクションもそこそこ楽しめるのに、登場人物の魅力が足りなかった。複数のキャラクターを演じ分けている俳優達は見事なのに。勿体無い。

続編のありそうな終わり方になってるけど、ここで終わりにした方がいいね。もしくは監督・出演者の総取っ替えだな。


監督 ジェイク・カスダン
出演者 ドウェイン・ジョンソン、ジャック・ブラック、ケヴィン・ハート、カレン・ギラン、ニック・ジョナス、オークワフィナ、アレックス・ウルフ、マディソン・アイズマン、サーダリウス・ブラウン、モーガン・ターナー、ダニー・グローヴァー、ダニー・デヴィート

(ジャンル:映画) 2020年:(72)

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(映画:2017)

2020年08月30日 12時03分37秒 | 映画
こちらがジュマンジの続編になるんですね。酔っ払った勢いで3本連続。時間が遅くなっちゃったので残り3分の1は朝になってから続きを観ました。

主役が子供じゃなくなったのは残念。ゲームもボードゲームじゃなくビデオゲームに。オープニングも唐突な展開で「なんだかなあ」と感じ。一番の問題はゲームに参加する4人全員がろくでもない人物という設定。うーーん心配。

で、ゲームが始まると4人がそれぞれ見た目が全然違うキャラクターに。かなりの違和感。もうちょっとゲームっぽい格好の方が区別ついて良かったかな?でも、やり過ぎるとレディ・プレイヤー1みたいになっちゃうよね。難しいな。

最初は「ボードゲームの方が雰囲気あるのに」と思っていましたが、ロールプレイングになるのでゲームにストーリーがついて、話の内容は広がります。ゲームキャラそれぞれに特性がついていたり、ライフが限られているのもメリハリがついて面白いです。

個人的にはカレン・ギランが出ていたのが嬉しい。でも最初に見たのがガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのネビュラだから、見た目全然違うけどね。ネビュラの方が好きかな?

まあ、この作品はあれこれ文句言うんじゃなく、楽しんだもの勝ちの作品。次のネクスト・レベルも連続で観る予定です。今日は流石に仕事しなくちゃいけないけど、なんとか時間を作ろう。


監督 ジェイク・カスダン
出演者 ドウェイン・ジョンソン、ジャック・ブラック、ケヴィン・ハート、カレン・ギラン、ニック・ジョナス、ボビー・カナヴェイル、アレックス・ウルフ、マディソン・アイズマン

(ジャンル:映画) 2020年:(71)

ザスーラ(映画:2005)

2020年08月30日 10時37分45秒 | 映画
息子が寝た後に一人で。久しぶりの2本連続。たまには息抜きしないとね。仕事は明日に回します。

続編なのかと思ったら、同じ原作者の別の絵本が元になった作品。中身は舞台がジャングルから宇宙に変わっただけでほぼ同じ。これはパクリと勘違いされますね。

ジュマンジがいかにも怪しいゲームという感じを出していたのに対して、こちらのゲームは見た目は普通。逆に舞台は家ごと宇宙に浮かんでしまうので、「元の世界に戻れるのだろうか?」という危機感はより伝わります。

主役の兄弟がキャッチボールをしているシーンでは兄がいかにも意地悪そうな雰囲気。でも、ゲームが始まるとちゃんとお兄ちゃんらしさを出して頼もしく・弟思いの良いお兄さんに。表情もガラッと変わって見える。
逆に、弟の方はちょっとイライラさせるキャラ。この辺は観る人によって捉え方が随分違いそう。

年の離れた姉・リサを演じるのはクリステン・スチュワート。スノーホワイトの時は印象悪かったけど、この作品では役に合ってたな。好印象ではないけどね。主役よりもこういう癖のある脇役の方が似合うんじゃないかな。

子供二人のみの時はドキドキする反面、どうしても単調に。途中で宇宙飛行士がやってきて流れが変わるけれど、大人が入っちゃうと「ちょっと違うなあ」という感じも。
ラストでその謎が明かされて「なるほど」となるけどね。

作品としては十分面白いんだけれど、公開がハリーポッターと炎のゴブレットと重なったこともあり、興行成績は惨敗らしい。ジュマンジの二番煎じに感じるところも勿体無かったな。

監督はジョン・ファヴロー。アイアンマンのハッピーやってる人ですね。この人結構好きだな。


監督 ジョン・ファヴロー
出演者 ジョシュ・ハッチャーソン、ジョナ・ボボ、クリステン・スチュワート、ダックス・シェパード

(ジャンル:映画) 2020年:(70)

ジュマンジ(映画:1995)

2020年08月30日 10時35分57秒 | 映画
前に観たのは何年前だろう? 20年以上前だろうな。
オープニングのいじめ描写が結構ひどくて、数年前に息子と一緒に見ようとした時はギブアップ。
今回はそこの部分を早送りして、ゲームが始まったところから。次女と息子と3人で大いに楽しめました。
息子は前に観た部分もちゃんと覚えていたな。羨ましい記憶力。

アニマトロニクスという今となっては死語となった技術も当時は最先端。CGの部分はクオリティがイマイチなので、逆にアニマトロニクスやミニチュアの方が時代に合っていて良いかも。

原作は絵本だったのか。どうりでストーリーは単純だけれど、次から次へとやって来るトラブルがワクワクさせます。

1969年のアランとサラは「え?この二人が主役?」という雰囲気。1995年のジュディとピーターになって納得。ジュディを演じているのは子役時代のキルスティン・ダンスト。スパイダーマンでヒロインやってた人ですね。子役の頃の方が可愛いな。

今回知ってびっくりしたのは、アランの父親とハンターのヴァン・ペルトを一人二役(ジョナサン・ハイド)で演じているということ。これ結構深い意味が出てくるね。なるほど。

ロビン・ウィリアムズはやっぱり上手い。もっと長く活躍して欲しかったな。

とりあえず、WOWOWとNetflixでシリーズが続くので、まとめて観てみます。


監督 ジョー・ジョンストン
出演   ロビン・ウィリアムズ、ジョナサン・ハイド、キルスティン・ダンスト、ブラッドリー・ピアース、ボニー・ハント

(ジャンル:映画) 2020年:(69)

ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜(映画:2017)

2020年08月29日 09時15分25秒 | 映画
監督が攻殻機動隊シリーズの神山 健治ということで。内容は全く知らないままスタート。

絵柄は微妙。主役のココネが声も姿もイマイチ。高畑充希は好きでも嫌いでもないけれど高校生は無理がありますね。声に個性があるから本人の顔が思い浮かんでしまう。

全体の雰囲気は色々な作品がごちゃまぜ。ジブリとかエヴァンゲリオンとかパシフィック・リムのイメージ。登場するメカはかっこいいのに。パロディなのか真似なのか、そこを楽しめるかどうかですね。

途中参戦した次女は「後で観るから録画消さないでね」と、気に入った模様。まあアニメ好きでなんでも見るからな。

自動車会社の技術者と顧問弁護士の戦いが、かなりリアルな感じだったのに。監督の個性がもっと出たらどうなったかな?
俳優の起用も絵柄の雰囲気も、あれこれ大人な事情が絡んだかな?

こういう監督には、もっと自由に作品を作ってもらいたいものです。

監督 神山健治

(ジャンル:映画) 2020年:(68)

アオシマ ランボルギーニ ウラカン(3)

2020年08月22日 23時19分47秒 | ウラカン
前回の更新から1ヶ月以上経ちました。仕事がね。精神的にやられてます。完全に壊れてしまう前に、気持ちを趣味にシフト。


今月の初めに中研ぎを終わらしてました。ここまできてボディにデカールを貼り忘れていたことに気づく。ぎりぎりセーフということにします。

本日の作業はホイールの塗装。メッキを剥離しようとしたら漂白剤も薄め液も効きませんでした。仕方ないのでそのまま上から塗ります。キットにホイールが2セット入っているので、左右で履き替えてみました。色は同じ。

こちら(左側)はスッキリとした雰囲気ですね。

微妙な差ですが、こちら(右側)はちょっと迫力が増した感じかな?


色はセミグロスブラックとシルバーで適当に調色したガンメタル。ちょっとシルバーが多かったかな?と思いましたが、ボディに合わせたらまあまあ。
フロントがちょっとトーアウト気味で変ですが、直すの面倒だなあ。そのままかな?

関連記事はこちら↓
(アオシマ ランボルギーニ ウラカン)

今までの完成作品一覧はこちら↓
(完成作品一覧)

バットマン(映画:1989)

2020年08月14日 11時33分53秒 | 映画
模型の方はすっかりお休み。長女が帰省中で部屋を占領されてしまうので完全休業。作りたい気持ちはほんの少し残っているんだけどね・・・

今回はたまたまチャンネルを変えたらWOWOWでやっていて、ラスト近くを中途半端に見始めちゃったのでNetflixに切り替えて最初から見直し。便利な時代ですね。

このティム・バートン版のバットマンはいつも文句を言っていた作品。過去のレビュー(2005年2011年)ではマイケル・キートン演じるブルース・ウェインが気持ち悪いと散々文句言ってます。確かに育ちの良いおぼっちゃまにもモテモテの色男にも見えないですね。スープの飲み方が下品だったな。

でも、今回は思ったほどひどく感じなかった。アベンジャーズやスパイダーマンを全作見終わってるからアメコミに耐性ついたかな? もっと腹が立つ主人公とか気持ち悪いキャラクターとかいっぱいいるしね。自分が年取って丸くなったのかもしれない。ダメ作品もたっぷり見てるから慣れてきたかも。

逆にヴィッキー・ベール(キム・ベイシンガー)は髪型といい服装といいバブリーな時代だなと懐かしくなりました。髪型を少し変えるだけであんなに雰囲気変わるんだね。キャーキャー叫ぶのも当時っぽい。

まあバットマンはファンも多いし、ロゴの格好良さから当時はクールな作品と誤解してたからな。ティム・バートンだしアメコミ原作なんだから。そう思えば腹も立たないよね。

3度目にしてようやく理解できたのだろうか? いや、理解するとかそういう考えで映画見ちゃいけないか。


監督 ティム・バートン
出演者 マイケル・キートン、ジャック・ニコルソン、キム・ベイシンガー、ロバート・ウール、マイケル・ガフ

(ジャンル:映画) 2020年:(67)

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(映画:2019)

2020年08月12日 00時08分39秒 | 映画
これは2014年の「GODZILLA ゴジラ」よりもずっと良かったです。というより、2014年版の欠点をほとんどクリアしてる。ギャレス・エドワーズを外して大正解ですね。

「これは現実とは似て非なる別世界」が上手くいってる。怪獣と交信するオルカとか攻撃する武器とか、現実にあるものじゃなく「それっぽい」のが大事。科学的根拠とか突っ込みどころ満載だけれど「それっぽい」だけでちゃんと解決できる。中途半端なリアルよりもずっとマシです。

一番良かったのはゴジラもキングギドラも本当に強いところ。前作は真っ暗で全然わからない上にムートーが意味不明だったしね。やっぱりメインは怪獣たちだから。

ただし、ゴジラとキングギドラの造形はイマイチ。まあしょうがないか。個人的にはラドンの登場シーンが良かったな。

あとは人間の方もちゃんと芹沢博士が活躍してます。前作は「何のためにいるの?」って感じだった。ラストは納得いかないけどね。振り出しに戻っちゃった気分。

そのラストはストーリーが終わったあとが本当に蛇足。最後の最後で台無しになったかなあ。他の怪獣たちがゴジラにひれ伏すとか、無理矢理キングコングに繋げるとか。「それは違うでしょ?」の連発。そこさえなければかなり評価高い。エンドロール後に続編に繋ぐのは完全にアベンジャーズの真似。ちょっと恥ずかしいね。

まあ、文句を言うために観たんじゃないです。そこそこ楽しめました。前作のギャレス・エドワーズはエメリッヒと同列のダメ監督認定。それがわかっただけでも収穫。


監督 マイケル・ドハティ
出演者 カイル・チャンドラー、ヴェラ・ファーミガ、ミリー・ボビー・ブラウン、渡辺謙、サリー・ホーキンス、チャールズ・ダンス、チャン・ツィイー

(ジャンル:映画) 2020年:(66)

GODZILLA ゴジラ(映画:2014)

2020年08月11日 10時41分06秒 | 映画
ゴジラ キング・オブ・モンスターズを録画したのでその前に復習を。前に見たのは2017年ですが完璧に忘れてます。2度と見ないと思ってた作品だし。

ネットレビューで「ゴジラはプロレスと同じなんだよ」ってツッコミがあって納得。逆に私が大好きなシン・ゴジラはそういう人たちからは全く支持されない。そりゃそうだよね。

子供向けに徹底したらずっと面白くなると思うなあ。その辺が中途半端。ワクワクドキドキの演出が足りないね。

この監督はシーンの繋ぎが雑。ボーッと見てたらいつの間にか場面が変わって「え?さっきのは何?」ってなる。見返しても納得できるほど深くないから、そのまま進む。

一番難点なのはゴジラが全然活躍しない。ムートーの方がメイン?って思うくらい。まあ今回は人類の脅威じゃなく「救世主の怪獣王」という設定だからしょうがないのか。ムートーが電磁パルスを使うとか面白い部分もあったのにもったいない。

何でも核で解決しようとするアホなアメリカは描かれていたけれど、オープニングに比べてラストは拍子抜け。せっかく芹沢博士(渡辺謙)が1945年の広島について触れているのに台無しですねえ。

書き始めたらやっぱり文句ばかりになっちゃう。だったら見るな。ですが、最後まで早送りなしに頑張りましたよ。

ゴジラ キング・オブ・モンスターズも全く期待はしていないけれど、キングギドラだけは見たいからね。


監督 ギャレス・エドワーズ
出演者 アーロン・テイラー=ジョンソン、渡辺謙、エリザベス・オルセン、ジュリエット・ビノシュ、サリー・ホーキンス、デヴィッド・ストラザーン、ブライアン・クランストン

(ジャンル:映画) 2020年:(65)

美女と野獣(映画:2014)

2020年08月06日 12時22分09秒 | 映画
まずはミュージカル形式じゃない点が○。古いミュージカル映画は大丈夫なんですが、舞台のミュージカルが苦手なんです。札幌に劇団四季のキャッツシアターがあった頃に無理矢理連れて行かれました。キャッツとウェストサイド物語でギブアップ。美女と野獣はキャンセルした思い出が。

オープニングから可愛い子役たちの登場。表情がいいね。前半は「これ本当に美女と野獣か?」という展開ですが、原作や1946年のジャン・コクトー版に近い内容らしい。逆にディズニーの方がアレンジされてるのね。

フランス語の雰囲気はやっぱりいい。演じているのもフランス人のおかげか、衣装や細かい部分がしっくりくる感じ。単なる思い込みかもしれないけれど大事だよね。2017年版はそこがかなり気になったから。ハリウッド映画に出る日本人に感じる違和感と同じような感じかな?

一番はベルの雰囲気が全然違う。レア・セドゥは黙ってても色っぽいのに、登場するドレスは思い切り胸を強調したデザイン。でも当時のフランスってそうだよね。私はリアルに感じたけれどな。
2017年版はやっぱり「ディズニープリンセス」って感じ。子供達が憧れてディズニーランドでコスプレできる衣装になってる。エマ・ワトソンに胸元開いたドレスは着て欲しくないしね。

映像は流石にディズニー版にはかなわないけれど、全体の雰囲気はすごくいい。野獣の苦悩もわかりやすいかな?

だけど、フランスでは高評価なのに海外は全くダメらしい。ネットでも評価はかなり低い。アニメ版の影響は大きいのかなあ。ベルの衣装も評判悪いらしいね。

ディズニーの作品は色々と制約が多いからね。観る方もそれに慣れちゃってる。私はへそ曲がりだから、よりリアルなこちらの作品の方が面白かった。

こうなると1946年のジャン・コクトー版も観たくなりますね。


監督 クリストフ・ガンズ
出演者 レア・セドゥ、ヴァンサン・カッセル、アンドレ・デュソリエ、エドゥアルド・ノリエガ

(ジャンル:映画) 2020年:(64)