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(ハセガワ ランチアストラトス シャルドネ)
ハセガワ 1/24 ランチアストラトス シャルドネ (1979 Tour de Corse)今年はやたらと時間がかかるものと、超手抜きとどちらかしかありませんね(笑)ようやく完成しました。途中で2ヶ月近くの中断はあったものの7ヶ月はちょっと長すぎですね・・・出来ればこれからは1,2ヶ月で完成させたいです。 難しいことはしていないのですが、初めてデカールの多いボディにクリアコートしました。上手くいってホッとしています。ランチアストラトスは大好きな車種。そのほかのバリエーションも多いので、もう何台かは作りたいと思います。そんな気にさせるいいキットですね。 2006. 11.29 完成 |
箱絵はNO.4のモンテ仕様で赤いホイールですが、ツール・ド・コルスの方にしました。ロースさんから画像をいただきましたし、作例も見かけなかったので。ボディカラーは取説通りの調色。もっと濃い綺麗な青なんですが、写真では再現が難しいです。途中で、4連のライトパーツを一つ紛失!他のキット(フジミのミニ)から持ってきました。レンズはカットが全然違ったので、ストラトスのキットのものをそのまま使っています。サイズが微妙ですが、何とか収まりました。(上下に少しズレがありますね) | |
横から。この先の5枚はおニューのデジカメ(一眼レフ)で撮影しました。色はこちらの方がいい感じです。ボディとシャーシを合体させるときは、無理矢理に広げなければいけないのですが、一度失敗しました。(シートとリアタイヤがとれた)二度目はとれなかったのですが、なぜかリアタイヤが前よりに・・・この写真だとバレてしまいますね・・・ | |
大好きなカウンタックと同じガンディーニデザインのボディ。恐ろしく面が多くて複雑です。下地処理と研ぎ出しは苦労しました。デカールが多いキットも初めてだったので、クリア塗装で試行錯誤して、ちょっとイマイチな結果に。すじ彫りは、かなり細く浅い感じだったので、ほとんど彫り直しています。特にフロントドアのフェンダー付近は、綺麗にするのが大変でした。アンテナは付属のものをそのままつけましたが、明らかに長すぎますね。後から切る予定。 | |
斜め後ろから。オーバーフェンダーもあり、迫力のある姿です。(これでもアリタリアカラーのモンテ仕様よりは小振りなんですよね)クリアパーツは、ボディ側をシルバーに塗る指定となっていますが、そうすると接着剤の跡が丸見えになってしまうので、クリアパーツに直接シルバーを塗っています。 | |
上から。見る角度によって、感じが結構変わります。ホイールベースは短いのですが、上から見ると結構細長く見えますね。ボンネットピンは、針金とインセクトピン(6番)で自作。研ぎ出しの邪魔になるためですが、思った以上にいいアクセントになりました。接着はエポキシです。 | |
ライトカバーをつけるとこんな感じ。実は取り付ける部分は穴を開けなければならないのですが、イヤだったので、そこの部分を切り飛ばし、テープで貼っています。(おかげでちょっと曲がって ました・・・) |
いきなり変な画像ですが、これがボディとシャーシのサイズ比較です。ちなみに、ボディ側の間隔が49ミリ、シャーシの幅が60ミリ。そのまま入るわけがありません・・・・取説にも「中央部分を広げながら慎重に」「一度取り付けると外すのが難しく」と書いてあります。 | |
ボンネットピンは非常に綺麗なモールドなんですが、研ぎ出しには邪魔なので針金(0.28ミリ)とインセクトピン(6番)で自作。すじ彫り用のニードルのテーパー部分に巻き付けて、色々なサイズのものを作り、 一番良いものを使います。この写真は試作なので、横のピンまで再現しましたが、瞬間接着剤を使ってベタベタになり失敗。本番では省略しています。本番のボディへの接着はエポキシを使いました。そちらは綺麗に接着できました。 | |
サフを吹いた状態。ここまで来るのが大変でした。まずは、ヒケなのかそういうデザインなのかわかりませんが、綺麗に平面を出すのに一苦労。特にフロントカウルのボンネットピン付近が難しい。さらにそこのすじ彫りもハッキリしていなくて、デザインカッターで新規に彫り直しました。別パーツのリアのオーバーフェンダーは割と合いがよいのですが、リアのスポイラーは合いも良くないし、ヒケもあります。これも大変でしたね。実は綺麗な平面になっていません・・・・ | |
ライト関係も、隙間が多かった。パテで埋めちゃいました。でも、この辺って実車も別パーツだったりするので、全くの隙間無しにするのは、本当は変なのかもしれません。(実際は前にもちょっと出っ張ってる)今回のモデルは色の塗り分けがあるので、それで雰囲気が出れば。ということにしました。 | |
途中の写真ですが、これだけのデカールをボディに貼るのは、出戻ってから初めて。昔作ったのは、簡単に剥がれて大変なことになってました。進歩したなあ(笑)でも、カルトグラフはスゴイ!貼りやすいし、発色もいい。一番は余白のニスの部分がほとんど無いこと。切り出さずにそのまま貼れるから、本当に楽ちん。大いに楽しみながらの製作となりました。すべてがこうなら良いのに! | |
シャーシは、手を抜いてます。缶スプレーで簡単に塗装。白い部分は、ボディと合わせたら一番当たるところだったので、軽く角を落とす程度に削りました。見える範囲を確認して、もっと削っても良かったかもしれません。 |
シャーシの塗装は超手抜き。ある程度筆塗りしてから、組んでしまい、その後スプレーします。塗り分けのシルバーもエナメルの筆塗りです。 | |
サスのスプリング部分は、他のサイトを参考にして、まずラッカーの赤で塗装してから、エナメルでシルバーを流し込みます。その後はみ出したシルバーを拭き取るのですが、イマイチ立体感に乏しい。そこで、さらにエナメルで筆塗りして、丸みを帯びた感じを強調しました。いい感じで気に入っています。ブレーキのディスクは、メタルカラーのステンレス。磨くと光る奴です。 | |
ウィンドウのデカールにクリアがけするためにマスキングです。サークルカッターを使いました。でも、クリアだからといって油断して、密着が甘くてはみ出しました。 | |
こだわる人には、とんでもない!デカールのシートベルト。私は個人的にOKです。 | |
ペダルの下と、エンジンルームに固定用のナットを入れました。ただし、ペダルの下が問題で、後から気付いたのですが、ここにつけると、アンダーカバーが取り付けられなくなります・・・ | |
スペアタイヤも塗装したのですが、黄色のみがエアブラシでそのほかは筆塗り。おかげで、見事な汚し塗装(笑) でも、そのままだとちょっと軽い感じがするので、汚した方が良いのかなあ。 ボディとのバランスが難しいですね。ホイールの黄色はそのままではなく、ほんのちょっと隠し味(?)を入れています。 |
フロントの足回り。組むのはなかなか大変なのですが、かなりカッチリと組み上がります。いい感じです。この辺が華奢だと、後から壊れたり心配ですからね。好印象です。 | |
そんな感じでシャーシが完成。後から気付きましたが、スペアタイヤの裏側を塗っていません。裏から見ると丸見えです・・・・(カバーがつきますけど) | |
窓枠のマスキング。デカールが心配だったので、接着力を落とした(ジーンズに何度か貼り付けた)マスキングテープを貼った後、そのままだと密着不足が心配なので、さらにマスキングゾルを使用。新しいマスキングゾル改はカッターで綺麗に切れるのですが、失敗。すじ彫りがちょっと荒れていたみたいです。デカールのせいでクリア層が厚いですから、その影響でしょうか・・・ | |
よく見ると、ゾルを使った部分はほとんどデカールがないことが判明!あらためて、粘着力を落としたテープと、そのままのテープを併用してマスキング。上手くいきました! | |
インパネです。もう少し細かく塗り分ければ、精密感が出そうですが。考証も出来なかったので、このくらいで。あと、写真はありませんが、今回は外装パーツをすべて準備(塗装など)してから、一気に組み立てました。これが楽しかった!どんどん出来上がる感じがして。これからはこの方法で行きたいと思います。 |
(ハセガワ ランチアストラトス シャルドネ)