What Me Worry? カーモデル製作記

気の向くままに、のんびりと

ハセガワ ランチアストラトス シャルドネ 製作記

2006年11月30日 23時00分13秒 | ストラトスシャルドネ
(旧サイトより転載:パソコン表示推奨)
ハセガワ 1/24 ランチアストラトス シャルドネ (1979 Tour de Corse)今年はやたらと時間がかかるものと、超手抜きとどちらかしかありませんね(笑)ようやく完成しました。途中で2ヶ月近くの中断はあったものの7ヶ月はちょっと長すぎですね・・・出来ればこれからは1,2ヶ月で完成させたいです。 難しいことはしていないのですが、初めてデカールの多いボディにクリアコートしました。上手くいってホッとしています。ランチアストラトスは大好きな車種。そのほかのバリエーションも多いので、もう何台かは作りたいと思います。そんな気にさせるいいキットですね。
2006. 11.29 完成

 
 箱絵はNO.4のモンテ仕様で赤いホイールですが、ツール・ド・コルスの方にしました。ロースさんから画像をいただきましたし、作例も見かけなかったので。ボディカラーは取説通りの調色。もっと濃い綺麗な青なんですが、写真では再現が難しいです。途中で、4連のライトパーツを一つ紛失!他のキット(フジミのミニ)から持ってきました。レンズはカットが全然違ったので、ストラトスのキットのものをそのまま使っています。サイズが微妙ですが、何とか収まりました。(上下に少しズレがありますね)
横から。この先の5枚はおニューのデジカメ(一眼レフ)で撮影しました。色はこちらの方がいい感じです。ボディとシャーシを合体させるときは、無理矢理に広げなければいけないのですが、一度失敗しました。(シートとリアタイヤがとれた)二度目はとれなかったのですが、なぜかリアタイヤが前よりに・・・この写真だとバレてしまいますね・・・
 大好きなカウンタックと同じガンディーニデザインのボディ。恐ろしく面が多くて複雑です。下地処理と研ぎ出しは苦労しました。デカールが多いキットも初めてだったので、クリア塗装で試行錯誤して、ちょっとイマイチな結果に。すじ彫りは、かなり細く浅い感じだったので、ほとんど彫り直しています。特にフロントドアのフェンダー付近は、綺麗にするのが大変でした。アンテナは付属のものをそのままつけましたが、明らかに長すぎますね。後から切る予定。
斜め後ろから。オーバーフェンダーもあり、迫力のある姿です。(これでもアリタリアカラーのモンテ仕様よりは小振りなんですよね)クリアパーツは、ボディ側をシルバーに塗る指定となっていますが、そうすると接着剤の跡が丸見えになってしまうので、クリアパーツに直接シルバーを塗っています。
上から。見る角度によって、感じが結構変わります。ホイールベースは短いのですが、上から見ると結構細長く見えますね。ボンネットピンは、針金とインセクトピン(6番)で自作。研ぎ出しの邪魔になるためですが、思った以上にいいアクセントになりました。接着はエポキシです。
ライトカバーをつけるとこんな感じ。実は取り付ける部分は穴を開けなければならないのですが、イヤだったので、そこの部分を切り飛ばし、テープで貼っています。(おかげでちょっと曲がって
ました・・・)

 いきなり変な画像ですが、これがボディとシャーシのサイズ比較です。ちなみに、ボディ側の間隔が49ミリ、シャーシの幅が60ミリ。そのまま入るわけがありません・・・・取説にも「中央部分を広げながら慎重に」「一度取り付けると外すのが難しく」と書いてあります。
 ボンネットピンは非常に綺麗なモールドなんですが、研ぎ出しには邪魔なので針金(0.28ミリ)とインセクトピン(6番)で自作。すじ彫り用のニードルのテーパー部分に巻き付けて、色々なサイズのものを作り、
一番良いものを使います。この写真は試作なので、横のピンまで再現しましたが、瞬間接着剤を使ってベタベタになり失敗。本番では省略しています。本番のボディへの接着はエポキシを使いました。そちらは綺麗に接着できました。
 サフを吹いた状態。ここまで来るのが大変でした。まずは、ヒケなのかそういうデザインなのかわかりませんが、綺麗に平面を出すのに一苦労。特にフロントカウルのボンネットピン付近が難しい。さらにそこのすじ彫りもハッキリしていなくて、デザインカッターで新規に彫り直しました。別パーツのリアのオーバーフェンダーは割と合いがよいのですが、リアのスポイラーは合いも良くないし、ヒケもあります。これも大変でしたね。実は綺麗な平面になっていません・・・・ 
ライト関係も、隙間が多かった。パテで埋めちゃいました。でも、この辺って実車も別パーツだったりするので、全くの隙間無しにするのは、本当は変なのかもしれません。(実際は前にもちょっと出っ張ってる)今回のモデルは色の塗り分けがあるので、それで雰囲気が出れば。ということにしました。
途中の写真ですが、これだけのデカールをボディに貼るのは、出戻ってから初めて。昔作ったのは、簡単に剥がれて大変なことになってました。進歩したなあ(笑)でも、カルトグラフはスゴイ!貼りやすいし、発色もいい。一番は余白のニスの部分がほとんど無いこと。切り出さずにそのまま貼れるから、本当に楽ちん。大いに楽しみながらの製作となりました。すべてがこうなら良いのに!
シャーシは、手を抜いてます。缶スプレーで簡単に塗装。白い部分は、ボディと合わせたら一番当たるところだったので、軽く角を落とす程度に削りました。見える範囲を確認して、もっと削っても良かったかもしれません。

シャーシの塗装は超手抜き。ある程度筆塗りしてから、組んでしまい、その後スプレーします。塗り分けのシルバーもエナメルの筆塗りです。
サスのスプリング部分は、他のサイトを参考にして、まずラッカーの赤で塗装してから、エナメルでシルバーを流し込みます。その後はみ出したシルバーを拭き取るのですが、イマイチ立体感に乏しい。そこで、さらにエナメルで筆塗りして、丸みを帯びた感じを強調しました。いい感じで気に入っています。ブレーキのディスクは、メタルカラーのステンレス。磨くと光る奴です。
ウィンドウのデカールにクリアがけするためにマスキングです。サークルカッターを使いました。でも、クリアだからといって油断して、密着が甘くてはみ出しました。
こだわる人には、とんでもない!デカールのシートベルト。私は個人的にOKです。
ペダルの下と、エンジンルームに固定用のナットを入れました。ただし、ペダルの下が問題で、後から気付いたのですが、ここにつけると、アンダーカバーが取り付けられなくなります・・・
スペアタイヤも塗装したのですが、黄色のみがエアブラシでそのほかは筆塗り。おかげで、見事な汚し塗装(笑) でも、そのままだとちょっと軽い感じがするので、汚した方が良いのかなあ。
ボディとのバランスが難しいですね。ホイールの黄色はそのままではなく、ほんのちょっと隠し味(?)を入れています。

フロントの足回り。組むのはなかなか大変なのですが、かなりカッチリと組み上がります。いい感じです。この辺が華奢だと、後から壊れたり心配ですからね。好印象です。
そんな感じでシャーシが完成。後から気付きましたが、スペアタイヤの裏側を塗っていません。裏から見ると丸見えです・・・・(カバーがつきますけど)
窓枠のマスキング。デカールが心配だったので、接着力を落とした(ジーンズに何度か貼り付けた)マスキングテープを貼った後、そのままだと密着不足が心配なので、さらにマスキングゾルを使用。新しいマスキングゾル改はカッターで綺麗に切れるのですが、失敗。すじ彫りがちょっと荒れていたみたいです。デカールのせいでクリア層が厚いですから、その影響でしょうか・・・
よく見ると、ゾルを使った部分はほとんどデカールがないことが判明!あらためて、粘着力を落としたテープと、そのままのテープを併用してマスキング。上手くいきました!
インパネです。もう少し細かく塗り分ければ、精密感が出そうですが。考証も出来なかったので、このくらいで。あと、写真はありませんが、今回は外装パーツをすべて準備(塗装など)してから、一気に組み立てました。これが楽しかった!どんどん出来上がる感じがして。これからはこの方法で行きたいと思います。


(ハセガワ ランチアストラトス シャルドネ)

ハセガワ ランチアストラトス シャルドネ 最終回

2006年11月30日 00時56分57秒 | ストラトスシャルドネ
完成!!!!!!!ついにここまで来ました!!
毎度の事ながら長かったなあ・・・・

失敗したシャーシとボディの合体は、無事にやり直すことが出来ました。おかげで2度目は割とすんなり入りました。何事も経験ですね(?)

後はひたすら外装パーツの接着。前もって準備しておいたので、トントン拍子に進みます。これが楽しい!やっぱりプラモデルはこうでなくちゃ。(その準備が面倒なんだけどね)目に見えて完成が近づいていきます。

この辺もチョコチョコ苦労した部分はありますが、もう「完成」の二文字しか頭にないので、写真なんて撮っている暇はありません(笑)ごめんなさい。

フィニッシュは、自作のボンネットピンをつけた後、ライトを取り付け。
やっぱり「目を入れる」っていう感じで、一気に出来上がる感じがします。


さあ!飲むぞ!!といいたいけど、遅くなったので、ほどほどにします。
でも、良い気分だ!

(写真追加)












(ハセガワ ランチアストラトス シャルドネ)

ハセガワ ランチアストラトス シャルドネ (20)

2006年11月28日 00時15分39秒 | ストラトスシャルドネ
土日はちょっと出かけていましたが、作業再開です。完成間近だと、やる気が出ますね。


内装関係を仕上げて、ボディに接着。シャーシと合わせるときに外れるのがイヤでしたが、セメントを使いすぎて、ボディ表面に影響が出ても困るので、エポキシを使って接着しました。
ドアの内張が合わせにくいかな?一度練習でボディを広げたら、外れちゃいました。再度きちんと接着しておきます。ルームミラーもつけにくかったですね。

さあ、いよいよ合体!

ボディに傷を付けないようにハンカチを敷いてその上で作業。

フロントは、思ったよりすんなり入りました!おお!これはいい感じか?

でも、リアが上手く入りません・・・・あれこれやっているうちに・・・・・


パキンッ!  カラン、カラン・・・・・・

中で何か外れました・・・・・・運転席のシートです・・・・

ボトンッ!   リアタイヤが片方はずれました・・・・・


うーーーーん!!!!やり直しか!!!でも外せるのかこの状態から!!


ピッタリ収まった感じです。良い雰囲気なんだけどなあああ(泣)
今日はあきらめて、明日直しますよ・・・・・

(ハセガワ ランチアストラトス シャルドネ)

ハセガワ ランチアストラトス シャルドネ (19)

2006年11月25日 00時12分20秒 | ストラトスシャルドネ
二日続けて更新するなんて、随分久しぶりです(笑)

昨日の失敗をバネに再度マスキングをやり直します。


紙の部分もやり直しました。二度目なのになぜか一回目よりも手こずりました。なぜでしょう?

で、フラットブラックで塗装。少し白を混ぜても良いかな?と思いましたが、今回はそのままの色です。エアブラシを絞って、薄く少しずつ・・・・細吹きが下手くそなんで結構広がってますけど・・・・


VWバスを作ったとき、数多くある窓の内側から吹き込んで表に色が出てしまった苦い経験があるので、たくさんある穴はすべて裏側から塞いであります。

そのおかげで何とか上手くいきました。(一カ所だけ、ゾルの取り忘れがあり、そこはタッチアップしました)


矢印は前回ライトの仮組で欠けちゃったところです。後でタッチアップします。

そのほかもチョコチョコと。インパネ完成しました。


もうちょっと丁寧に細かいところを塗り分けたら、精密な感じになりそうですけどね。とりあえずこのくらいで。

他はメッキパーツの塗装もしました。クレオスのメッキシルバーは薄い方が良いんでしょうか?厚塗りの方が良いのでしょうか?これも検証の必要ありかな?

あと少しといいつつ、結構手間がかかるようです。まあ楽しみながらやってるので良いかな?

(ハセガワ ランチアストラトス シャルドネ)

ハセガワ ランチアストラトス シャルドネ (18)

2006年11月24日 01時16分12秒 | ストラトスシャルドネ
やる気もちょっと出て、時間もあったんですが、ちょっと失敗もあり、あまり進みませんでした。(今日で終わらせるぞ!と思っていたんですが)

窓枠のマスキングをします。
初めてデカールの多いボディにマスキングをするので、失敗が怖い!
テープの他にゾルを併用することにしました。クレオスのマスキングゾル改を使います。
プラ板で試した感じでは、テープよりスムーズに綺麗に剥がれるし、カッターで切るのも可能。これは良さそうです。

ボディ全体をゾルでマスキングするのは無理なので、まずは紙とテープで大まかに。テープはジーンズに何度か貼り付けて、粘着力を落としてあります。


粘着力の落ちたテープは境界が不安なので、さらにゾルでマスキング


ここで、一つ気付きました。


青いボディに塗るのはとても見づらいです!隙間が空かないよう気をつけました。

で、乾かして、カッターでカットするのですが・・・・・・・



失敗。


綺麗に切れなかったんです。プラ板では上手くいったのに。


原因は、すじ彫りが荒れていて上手く切れなかった。テープに比べすじ彫りの奥まで入り込むので影響が大きいのかもしれません。デカールのせいで普段よりクリアが厚いのも原因でしょう。
さらに、綺麗に切れていないと肝心のマスキングする側も浮いてしまう。これではマスキングの意味がありません。

これは困った。

で、よく見たら、ゾルを塗っている部分って、ほとんどデカールが無いじゃん!!(当初の目的はなんだったのだろう・・・)

ドア上部のデカールを一番心配していたのですが、すでにちゃんと隠れていたんですね。

この次は、粘着力を弱めたテープと、そのままのテープを併用してマスキングしようと思います。明日リベンジ出来ればいいな!

(ハセガワ ランチアストラトス シャルドネ)

ハセガワ ランチアストラトス シャルドネ (17)

2006年11月20日 00時09分31秒 | ストラトスシャルドネ
まるで間違い探しのようです(笑)
セミグロスブラックの塗装をしました。


ここで結構きついミスを一つ。

ヘッドライトを仮組みしたところ、ちょっときつかったので、「えい!」と押し込んだら、見事にボディの塗装が欠けました(笑)考えればすぐわかりそうなものを・・・・・塗装するからあらかじめ削ってあったんですけどねえ・・・甘かったですね。隙間が空いても格好悪いかなと思っちゃって。実車は結構隙間空いてるんですけどね。
ここも再塗装ではなく、タッチアップで誤魔化そうと思います。

黒とボディカラーの塗り分けも、実車はキットとは異なる別パーツなので、雰囲気はちょっと違うんですが、再現するほどの腕はなかったので・・・

そのほかにもチョコチョコ塗装をして、外装パーツを仕上げていきます。
さっさと窓枠を塗装して、シャーシとボディを合体させたいという気持ちもありますが、どうせなら、外装・内装パーツをすべて用意して、一気に組み上げたい!と我慢しながら準備していきます。

何とか、今月中の完成を目指します!

(ハセガワ ランチアストラトス シャルドネ)

ハセガワ ランチアストラトス シャルドネ (16)

2006年11月16日 22時36分53秒 | ストラトスシャルドネ
見た目進んでいませんが、テンションが下がってしまっているので、自分にハッパをかける意味で更新します。

ボディの方法は、忙しくなる前に研ぎ出しを開始していました。
所々気になりますが、まあまあ艶は出たので良しとします。写真で見ると色も薄くなるし雰囲気が全然違いますけどね。




後は、つや消し黒のパーツをまとめて塗装しました。エアブラシを使うのは2ヶ月ぶりくらいになります。本当にリハビリみたいになってきました(笑)

よく使う色はスペアボトルにエアブラシ用の濃度に調整して用意してあります。これは良い方法なんでしょうか?劣化が早くなったりするのかな?

あとは、前回書いたライト関係の調整。
ライトの後ろ側の形状が全然違ってはまらなかったので、ライト自体を思い切って削りました。ちょっと苦労しましたが何とかなりそうです。ポッドも軽く削りました。

後は窓枠とセミグロスブラックの塗装と、細かいパーツですね。デカールが多くてマスキングが心配なので、マスキングゾルと併用してみたいと考えています。
実は白のパーツも塗装していなかったりして・・・・・・・
段取りが悪いと本当に進まないですね。反省。次の製作ではもうちょっと工夫していきたいと思います。

(ハセガワ ランチアストラトス シャルドネ)

サーキットの狼

2006年11月13日 22時41分53秒 | そのほか
我々の世代にとっては、もう伝説といって良いのでしょうか。
超有名ですね。

ただし、私は実はちゃんと読んでいなかったんです。
小学校低学年でしたから、コミックスを持っているのは少数派でした。

ですから、直接読んだのではなく、口伝えで知識が伝わっていたような気がします。

とにかく何でも「四輪ドリフト!!!」みたいな(笑)

スーパーカー消しゴムで夢中になって遊んでましたね。


写真のコミックは、数年前に格安で手に入れたモノ。
2巻から14巻まで(7巻も抜けてます)で、見事なイタズラ書きなど保存状態はよくありません。

でも、ほとんどが初版なんですよ。綺麗だったら、お宝なのかな?

今読み返すと、古さを感じちゃいますねえ。
セリフなんか、ちょっと笑ってしまいます。

でも、もう魅力的な車種ばかりがデッドヒートを繰り返すのですから、
たまらないですね。

カビ臭さを感じつつ、色々な思いで読みました。