ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

松田屋(わがしのマツダヤ) @岐阜県岐阜市

2024年08月19日 | 岐阜県(岐阜・老舗)

かつては旧・岐阜市役所前にあった和菓子の「松田屋」。創業は昭和25年(1950)。市役所の移転に伴って人の流れが変わり店を畳み、元々工場のあった多賀町に装い新たに店を構えた。普段あまり通った事の無い路地を行き、近くの駐車場に車を停める。まだ真新しい店舗はクラウドファンディングで新装したのだとか。店内はショーケースにいくつかの菓子が並び、すぐ横に団子を焼くスペースがある。お願いしたのは「だんご・しょうゆ」と、和菓子のサンプラー的な「プチセット」、それに「わらび餅」。若い主人があらかじめ下焼きしてあるだんごをもう一度焼き直してくれる。

受け取ってすぐ車に戻り、その場で「だんご」を1本いただいた。焼き立てとあって醤油の焼けたいい匂いと、まだふわっとした食感が残るだんごはキリッとした醤油味。いわゆるみたらし団子の甘さは無く、高山とかで見かける味わい。旨い。残りは家に持ち帰っていつものように妻と分けた。「プチセット」は、草餅、豆大福、あんころ餅、きなこおはぎの4種類が2個づつ入っている。それぞれの大きさは通常の和菓子より小さくひと口サイズ。通常の餅菓子は1つをお茶と一緒にいただくと量的には充分で、他の味をもうひとつとはなかなかならないので、この小さいサイズが色々味わうのにちょうどいい。もちろん茶席ではひと口サイズはダメだろうが、つい味わいの違う4種を次々と口に入れてしまった。蕨粉が別になった「わらび餅」は、プルプルでふわっとした口当たり。甘さは控えめ。これもなかなか。(勘定は¥1,300程)

 

四季の和菓子 松田屋 (わがしのマツダヤ)

岐阜県岐阜市多賀町19

 

( 岐阜 ぎふ まつだや 和菓子 餅菓子 みたらしだんご 醤油だんご しょうゆだんご わらびもち 持ち帰り テイクアウト クラウドファンディング )

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ゆずの里(橋本屋商店) @岐阜県恵那市

2024年07月15日 | 岐阜県(東濃)

今まで主にバイクで岐阜県恵那市の「坂折棚田」方面へ行った際、何度も店の前を通っているが1度も立ち寄ったことがなかった「ゆずの里(橋本屋商店)」へ。こちらT字の交差点に店があり、なかなかタイミングが合わずいつも通り過ぎていた。この日ももう少しで通り過ぎるところだったが丁度信号で止まり「そうだ、寄って行こう」とバイクのハンドルを切った。創業は昭和62年(1987)とのこと。たこ焼き、お好み焼きを始め、よもぎ大福や名物の”ゆず味噌”が売られている。鉄板のある店先に行くと主人が大忙しでたこ焼きを焼いている最中。たこ焼きは「たこ焼き家族」と名付けられ、数で”小学生(6個)”から”お父さん(30個)”まで分かれている(笑)。まだたこ焼きしか無いのかなと「たこ焼き家族・小学生・6個」をお願いした。

すぐに透明パックで手渡されたたこ焼きを店前のテーブルベンチでいただく。たこ焼きは自分の苦手な下が平らなタイプ…。ソースがかけられ、訊かれなかったが最初からマヨネーズも使ってある。花鰹のかかった焼き立てのたこ焼きを爪楊枝で口に入れると、こういうタイプにありがちな粉っぽいものではなく、外はカリッと中はふわっとしていい感じ。旨い。あっという間に6個平らげてしまった。これなら「お姉さん・12個」ぐらいでもペロッといけたかも。後客が買っていて初めて知ったが「お好み焼き」も焼き上がったものがウォーマーの中にぎっしりと用意されていたのだった。昼に差し支えるので追加では買わなかったが、次はその「お好み焼き」と「ゆず味噌」を買って帰ろうっと。(勘定は¥360)

 

たこやき・お好みやき ゆずの里(橋本屋商店)

岐阜県恵那市笠置町264-1

 

( 恵那 えな かさぎ ゆずのさと 橋本屋 はしもとや はしもとやしょうてん 軽食 たこやき おこのみやき 柚子味噌 ドライブイン さかおりたなだ )

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小ざくらや一清 @名古屋市中村区・中村公園

2024年05月04日 | 名古屋(中村区・西区 老舗)

中村公園近くの和菓子屋「小ざくらや一清(こざくらやかずきよ)」へ。創業は明治45年(1912)と110年以上の歴史があるそうだ。店は豊國参道から少し西へ行った所にある。こちら和菓子屋には珍しく日曜定休なのでなかなか伺うことが出来なかった。店に入ると沢山の菓子が並んでいる。こちら「おほほっ」と名付けられた所謂フルーツ大福で有名。この日はもちろんそれを買って帰ることに。大福の中のフルーツは季節によって変わるようで、訪れた日は苺(訪問3月)。その他に桜のどらやき「拝啓、桜さく。」を購入して持ち帰った。

妻と一緒にいただく。「おほほっ」は瑞々しい苺が透明感のある軟らかい羽二重餅にくるまれている。餡が入っているかどうか分からないくらい、中の苺それ自体が甘い。果汁をこぼさないように大口を開けていただいた。「桜のどらやき」は虎模様の皮の中につぶ餡、そして桜色の求肥が挟んである。皮も桜風味になっているかな。ほんのり桜が香って旨い。こちら主人が創作和菓子でも有名なのだとか。次は練り切りの菓子も買ってみようかな。(勘定は¥1,000程)

 

小ざくらや一清

愛知県名古屋市中村区草薙町1-89

 

( 名古屋 なごや 小ざくらや こざくらやかずきよ いちご大福 フルーツ大福 苺大福 創作菓子 創作和菓子 芸能人格付けチェック 練り切り )

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野田屋菓子舗 @愛知県一宮市 (2)

2024年04月20日 | 愛知県(尾張・老舗)

久しぶりに愛知県一宮市の「野田屋」へ。創業は昭和20年(1945)とのこと。この辺りで”いちご大福”と言えばこちら。店がある場所は細い路地の奥なので決して分かりやすくなく、自分は地図アプリがないと到達出来ない。以前店に駐車場があったかどうかも覚えていないが(バイクだったので)、店に近づくと細い道の先に駐車場が。お、広くなってる。店舗前に綺麗な駐車場が確保されていた。その狭い路地に車がひっきりなしに入って来る。相変わらず凄い人気だ。買い求めたのは、もちろん「いちご大福」と、「さくらさくらの赤飯まんじゅう」という品。店の説明書きによると「いちご大福」を売り出したのは1985年、「赤飯まんじゅう」は1990年からだとのこと。

家に持ち帰って妻と分けっこ。「いちご大福」の苺はピンク色の餡の層に包まれている。齧ると中からたっぷりの果汁がしみ出てくる。もちろん旨い。もうひとつの看板商品「さくらさくらの赤飯まんじゅう」は、薯蕷(じょうよ)皮に桜の花の塩漬けが埋まっていて見た目も綺麗。以前は桜漬けって特に好みじゃなかったが、最近は自分で塩漬けを買って桜茶にしたりするようにもなった。中は粒感が残る赤飯でほんのり桜の風味がする。強い味ではないが、皮の塩漬けがアクセントになっていい感じ。旨い。(勘定は¥1,000程)

以前の記事はこちら (1

 

御菓子司 野田屋菓子舗

愛知県一宮市今伊勢町馬寄字呑光寺4-6

 

( 一宮 いちのみや 野田屋 のだや のだやかしほ 和菓子 苺大福 いちごだいふく イチゴ大福 かしつかさ 愛知の名工 ) 

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餅勘 @名古屋市千種区・千種

2024年03月22日 | 名古屋(千種区・守山区 老舗)

千種の飯田街道から少し北へ行った所にある和菓子屋「餅勘」へ。こちら創業は大正元年(1912)だとのこと。駐車場を探して辺りをグルグルと周ったが見付けられなかったので、店前の一方通行の道路に一時停車して店内へ。こちらに立ち寄ったのは妻の好きな「鬼まんじゅう」で有名だと知ったから。でも店内のショーケースを見回しても見当たらない…。出ていらした主人に訊くと既に売り切れていて、これから作る分はあと2時間位後になるとのこと。決して便利な場所にある店ではないが人気なんだなァ。さすがにそれだけは待っていられず、残っている品の中から「いちご大福」と「大島まんじゅう」をお願いして包んでもらった。

家に帰って妻と分けっこ。「いちご大福」の苺を包んでいるのは真っ白で軟らかい羽二重餅。餡は白餡で、その甘さと苺の酸味とが一緒に口の中で溢れてくる。やっぱり最初にこれを考えた人は天才だ。「大島まんじゅう」は黒糖の入った薄茶色の皮に包まれた饅頭。中はつぶ餡。口に入れるとやや水分が少なめの感じなので、熱いお茶と一緒にいただくとちょうどいい旨さ。今回は買い逃してしまったが、こちらは名古屋の桃の節句の菓子「おこしもん(おしもん)※」も扱っているのだそう。買い逃してしまったが来年こそ。店のインスタを覗いたらやはり「鬼まんじゅう」は売り切れになる日が多い様子。次こそは。(勘定は¥720)

※米粉を熱湯で練って型にはめ、取り出したものに色粉をつけて彩る、桃の節句のお雛様に供えられる郷土菓子

 

御菓子司 餅勘

愛知県名古屋市千種区今池2-27-26

 

( 名古屋 なごや ちくさ もちかん 和菓子 おにまんじゅう 鬼饅頭 苺大福 おこしもち 郷土菓子 )

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山中 @名古屋市昭和区・杁中

2024年01月25日 | 名古屋(昭和区・瑞穂区 老舗)

檀渓通を通った時に気になった店「山中」。表には目立つ看板とかは見当たらないので通っただけでは何の店か分からず、その場で調べて初めて和菓子の店と知った。創業は昭和9年(1934)で現在4代目だそう。そんなに歴史のある店だとは。どんな品を扱っているのかも分からなかったが思い切って暖簾をくぐってみた。表の感じと違って店内は梱包用の箱が置いてあったりして少々雑然としていて、菓子の陳列も品書きも何も無い…。奥から出ていらした若い主人は作業中と見えて手も粉だらけ。何があるかを口頭で教えてもらった。数は少なかったが、その中から「蕨もち」と「羽二重餅」を3つづつお願いする。

こんな分かり辛い外観の店だけれど、やはり知っている人は知っているようで、八事、杁中近辺の(と思われる・笑)やんごとなき奥様らが主人の運転する高級車で来て入って来る。「あんこといちご」(苺羽二重餅)なんてあるのが意外だなと思っていたが、常連客との話では「苺だけは手を出すまいと思っていたけれど(苦笑)、自分が食べておいしいと思ったから」と正直に仰っていた(笑)。

主人が奥に引っ込んでいる間、カウンターの上に置いてあったリキュールのボトルを何の気なしに眺めていると、出てきた主人が「あんこにかけると美味しいんですよ。」「お試しになられますか?」と。もちろんそんな面白そうなことを断る理由は無いので(笑)お願いした。もう一度奥に引っ込んだ主人が、いかにも嬉しそうな顔で戻ってきた。匙にあんこがのっている。まずひと口食べてからディサローノ(DISARONNO)のアマレットを少しかけてくれた。なるほど香りがいいリキュールと甘さ控えめのあんこが合わさって不思議な味わい。旨い。もう1本のコアントロー(COINTREAU)ももらって(笑)味わいの違いを楽しんだ。一見の客にこんなことしてくれるなんて面白い方だ。

家に持ち帰って妻といただく。真っ白な「羽二重餅」は別次元の軟らかさ。中の甘さ控えめなこし餡の肌理も細かく、口当たりが優しいというか、儚い。白玉粉や卵白が使ってあるとのことでふわっふわ。「蕨もち」は持ち上げるのも困難なほど軟らかい。表面をきな粉が覆っていて中にあんこが入っているが、全部含めてとろり、といった感じ。旨いなァ。自分の動線に無い店なのでなかなか機会を作るのは難しいが、また機会を作って寄ってみようっと。(勘定は¥2,200程)

 


 

↓ 五軒家町にある「鈴木家住宅」(昭和元年~昭和20年頃・1926~1945・建造、改修)。近くまで行ってみたが、塀や生垣に阻まれて建物を眺めることは叶わなかった。道路にせり出した木々の紅葉が素晴らしい(訪問11月)。主屋は国の登録有形文化財に指定されている。

 

 


 

御菓子所 山中

愛知県名古屋市昭和区檀渓通3-14-110

 

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新角屋 @三重県いなべ市

2024年01月22日 | 三重県(老舗)

天気の良いある休日、三重県のいなべ市へ。以前にも古い建物を求めてこの辺りを少し散策したことがある。途中で立ち寄ったのは和菓子の「新角屋」。創業は明治末期で現在は5代目なのだとか。5代目は名古屋の「美濃忠」で修業したとのこと。店は北勢町阿下喜の坂の商店街の途中にある。店に入るとご高齢の女将さんが出ていらした。ガラス・ショーケースを眺める。杵つきの餅が旨そうだ。こちら「いちご大福」で有名だそうだが見当たらなかったので「栗大福」を2つお願いした。少量で申し訳ない。

家に持ち帰って妻といただく。大福の皮は羽二重餅。手で持つと崩れそうに軟らかい餅皮。中には栗が丸ごと入っている。周りを包んでいるのは黄身餡かな。甘さもしっかり。熱いお茶と合わせてあっという間に平らげた。もうあと何種類か買ってこれば良かったが、遠出した先での和菓子の購入は持ち帰りの温度や時間の心配があってなかなか難しい。次に機会があったら是非「いちご大福」と、北勢銘菓と謳われる「椎茸の里」というのを買ってみよう。(勘定は¥450)

 


 

↓ 坂の途中にある「旧・阿下喜郵便局」(昭和14年・1939・建造)。以前は気付かなかったが、南側には局舎と同じ意匠の小さな建物があるし、立派な門がある(写真下1枚目、5枚目)。北側の隣地には洋館を擁した立派な宅(写真下7枚目)があるし、一帯の敷地は同じ所有者なのかな。

 

 

 

 


 

 

新角屋

三重県いなべ市北勢町阿下喜1044

 

( 三重 みえ いなべ 員弁 和菓子 しんかどや くり大福 苺大福 餅 のし餅 みのちゅう 近代建築 洋間 郵便局舎 )

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だるまや @愛知県一宮市

2023年11月05日 | 愛知県(尾張)

愛知県一宮市の餅屋「だるまや」へ。店は駅から少し南へ行った所にあり、東海道線の高架下に駐車場があった。そちらにバイクを停めて歩いて店へ。大きな建物だが店舗部分はこじんまりとしている。老夫婦と娘さんでやっていらっしゃる様子。まだ暑い頃だったのでかき氷の幟も出ている(訪問9月)。テーブルがいくつかあって中で食べられるようになっている。こんな店にも無断の動画撮影への注意書きがあるのでトラブルでもあったのかもしれない。焼いた餅、ついた餅、ぜんざい、みたらしだんご、赤飯のおにぎりと色々あるが、中から「いそ巻」をお願いした。

店内の焼物器で餅が焼かれるといい匂いが漂ってくる。それに続いて醤油の焼ける堪らない匂いがして「いそ巻」の完成。焼いた餅に海苔が巻かれている、所謂”磯辺焼き”が小皿に2個。焼き立ての軟らかい餅を箸でつまみ上げて口に入れる。餅には甘過ぎないキリッとしたタイプのたれでしっかりと味が付いていて、ひと口ひと口が旨い。これがまたお茶にぴったり。まだまだいけたがお代わりは次の機会にして勘定してもらった。(勘定は¥270)

 

餅・赤飯・みたらし だるまや

愛知県一宮市栄4-11-8

 

( 一宮 いちのみや だるまや餅店 餅 赤飯 みたらし団子 かき氷 大福餅 切餅 )

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港屋 @岐阜県多治見市

2023年05月16日 | 岐阜県(東濃・老舗)

岐阜県多治見市の笠原町方面に行った際、妻に桜餅を買ってきてと言われていたことを思い出して、その場で調べて伺ったのは滝呂町にある「港屋」。創業は昭和25年(1950)だとのこと。店は交通量の多い道路から中に入ったところにあった。場所柄一見では知り難いが立派な店構え。地元の人達御用達の店なんだろう。沢山の菓子がショーケースに並べられていたが、春らしいものをと(訪問3月)、「さくら餅」「花見団子」「苺大福」、そして「みなと」という菓子。老母の分も買い足し、愛想の良い女将さんが箱に入れてくれたのを持ち帰った。

「さくら餅」はひとつひとつ透明なケースに入っている。だからかしっとりとしたままで香りも保ったまま。小さい頃はこの独特の香りが苦手だったが今では好んで食べるようになった。「花見団子」はさくら、白、よもぎ、の3色。「苺大福」は桃色の羽二重餅で包まれていてやや小さめ。軟らかい餅の中には苺の粒とつぶ餡。酸味と甘味が同居して旨い。”いちご大福”って自分の小さい頃には無かった菓子だが今やどの和菓子屋にもある。考えた人は天才だナ。店名を冠した「みなと」はまだら模様のふわふわのスポンジ皮。中のこし餡には栗の粒が混じっている。洋菓子のような口当たりだが、中はしっかりと和の風味。これも旨かった。(勘定は¥2,190)

 


 

↓ 本町オリベストリートにある陶都創造館の隣にある「千華咲庵(元・小林記念館)」(建築詳細不明)が公開されていた。古い倉の中には明治から昭和初期の雛人形が展示してあった(訪問3月)。

 

 

 


 

 

御菓子処 港屋

岐阜県多治見市滝呂町1-70

 

( 多治見 たじみ たきろちょう みなとや 和菓子 桜餅 さくらもち いちご大福 花見だんご )

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大福屋レンガ通り店 @岐阜県岐阜市 (2)

2022年12月29日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市の柳ヶ瀬商店街のアーケード下、レンガ通りにある麺類食堂「大福屋」へ。創業は昭和35年(1960)。再開発で移転後、以前はこちらの2階で営業していたが9月半ばに階下に移り、新装開店なった。暖簾こそ前と変わらないが、ピカピカの店内に足を踏み入れる。随分と明るく若い雰囲気になったな。コロナ禍を想定してか小さいテーブルが8つとカウンター席というレイアウトに。かろうじて通し営業は継続している様子。移転する前からちょっと食べたり、軽く呑んだりして使っている店だが、タイミング的に不思議と主人の姿をあまり見た事が無く、いつも女将さんと高齢のお母さんばかりだった。この日は珍しく(?)主人の姿が調理場に。以前に昼は酒を出していないと言われたが、もう夕方だからいいだろうと新しい品書きを眺める。ん?酒が無くなっている…。前は主人が”利酒師”、”ソムリエ”だということも載っていたのに。尋ねるとあるにはあるようなので「ひや」でお願いした。

徳利と猪口が運ばれた。「しらすおろし」の小鉢が付いているのが嬉しい。立っておでん鍋を覗くも残っている種類が少ない。大根とごぼ天を1つづつ取って味噌だれを絡めて皿に盛り、席に戻る。やや辛めの味わいの味噌だれ。これで酒をクイッとやる。旨い。すぐに酒が無くなったので「たぬきそば」を”冷たいの”でお願いした。女将さんが主人に「冷やしたぬきそば!」と告げ調理が始まる。出来上がった「冷やしたぬきそば」は深い鉢に盛られ、天玉、刻み海苔、うずらの黄身がのっていて、大根おろしと刻みネギ、わさびは別皿に。つゆは徳利に入っている。濃いめのつゆを回しかけいただく。色黒のそばは軟らかめの茹で加減。量は結構多い。粗い天玉のザクザクとした食感がいい感じ。麺をキンキンに冷やしていないのも自分好み。うどんの種類が少なくなったり、お好み焼きが見当たらなかったりと品書きには色々改変があるようだが、次は「卵とじラーメン」と何か丼物をいただこうっと。(勘定は¥1,350)

以前の記事はこちら (1

旧店舗の記事はこちら (1)(2

 


 

↓ 最近は閉まっていることが多い「じゅうろくてつめいギャラリー(旧・岐阜貯蓄銀行本店)」(昭和12年・1937・建造)。夕方になると壁の色が変わって違う表情を見せる。よく見ると窓ガラスの開口部の縁にも細かい装飾がされているのが分かる。

 

 

 

 

 

 


 

 

大福屋レンガ通り店

岐阜県岐阜市神室町1-12-1

 

( 岐阜 ぎふ 柳ヶ瀬 やながせ だいふくや 大福屋 定食 丼物 麺類食堂 大衆食堂 うどん おでん お好み焼き 新装開店 近代建築 )

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