ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

さなえ食堂 (2) @岐阜県岐阜市

2021年04月20日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市の柳ヶ瀬の東、美殿町商店街。コロナ禍で少し久しぶりだったが行って驚いた。創業が慶應元年(1865)という和菓子の「おきなや総本舗」の店内が空っぽに…。何の貼紙も無かったので慌ててその場で調べてみると、この1月に閉店されたよう。150余年もの歴史のある店がひっそりと幕を閉じていたとは…(涙)。他にも自分の行きつけの漬物屋「美殿屋漬物店」は少し前からシャッターが降りたまま。この日寄ってみても同じだった(写真下・令和3年4月現在)。夜の10時でも店を開けていてくれた親父さんに何も無ければいいが…。これから”きゃらぶき”はどこで買えばいいんだろう(涙)。店の再開を心待ちにしています。コロナ禍ばかりとはいえないかもしれないが、知らず知らずのうちに暖簾を下ろしている店の何と多い事か。数年で街は一変してしまうんだろうなァ。

 

閑話休題。この日、昼食に寄ったのはドライカレーの「さなえ食堂」。もう店が出来て5年以上になるだろうか。着実にファンを増やしている様子。店に入ると先客は2名。つまりもうあと1~2名入ったら満員だ(笑)。ここ数年はいわゆる”スパイスカレー”流行りだし、そもそもテイクアウト中心だった店なので、コロナ禍でも沢山注文が入るようだ。この日も沢山のテイクアウトの注文が入っていた。品数も少し増えたが、この日お願いしたのは「金華山カレー」。ゆで玉子のトッピングを勧められたが無しにしておいた。

しばらくして主人の手で「金華山カレー」がサーヴされた。黄色いターメリック・ライスの上にドライカレーがのり、その上に金華山が噴火しているかの如く糸唐辛子が多めにのせられている。山の麓には液状のポークカレー、ピクルスが1.5本と福神漬が添えられている。まずはポークカレーから。細切れの豚肉と一緒に口に入れると意外にもフルーティーな風味(フルーツを使っているかは知らず)。山を切り崩し、ドライカレーとポークカレーがだんだんと混ざっていく。旨い。ドライカレーはしっかりと辛い。糸唐辛子って普段長いのを直接食べることって無いけれど、口に残るのでなかなかに食べ辛い。カレーに混ぜながら食べていると、だんだん目の下に汗が滲んできた。次は「カレーパン」も買って帰ろう。(勘定は¥800)

以前の記事はこちら

 

 

さなえ食堂

岐阜県岐阜市美殿町49

 

( 岐阜 ぎふ 美殿町商店街 みとのまち さなえしょくどう ドライカレー ポークカレー ヴォルケーノ タンドリーチキン みとのや 閉店 廃業 )

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Everybody Knows This Is Nowhere / Neil Young With Crazy Horse

2021年04月19日 | クラシック・ロック

Everybody Knows This Is Nowhere / Neil Young With Crazy Horse (1969)

ニール・ヤング(Neil Young)オリジナル・アルバム収集中。今回購入したのはファーストからたった4か月後に発売されたという1969年の2枚目「Everybody Knows This Is Nowhere」(邦題は「ニール・ヤング・ウィズ・クレージー・ホース」)。ニール・ヤングがずっとライヴ・レパートリーにしている有名曲が「Cinnamon Girl」「Down by the River」「Everybody Knows This Is Nowhere」「Cowgirl in the Sand」と4曲も揃っているので、聴く前から重要盤だろうことは想像がついていた。

実際聴いてみると、後追いの自分がニール・ヤングとクレージー・ホースでイメージするそのままの曲が並ぶ。決して聴き易い訳ではないニールの特徴あるヴォーカルと、シンプルな音作りながら各楽器が縦横無尽に絡まり合う感じのクレージー・ホースの演奏、それにコーラスがビタッとハマっている感じ。カッコイイなァ。ライヴでは永遠とも思えるジャムが繰り広げられる上記の名曲らは、オリジナルでもかなり長い尺。当時で10分近くの曲が2曲も入っているのは珍しかったはずだ。

クレージー・ホースの連中は、(必ずしもそうでないが)ニールのバック・バンド的な事もあってかロック・バンド単体としての知名度は低いが、ギターのDanny Whitten(1972年死去)、ベースのBilly Talbot、ドラムスのRalph Molinaを中心に現在も活動し、バンド単独で8枚もオリジナル・アルバムを発表しているらしい。全く聴いたことが無いので今度1枚買ってみようかな。

オークションにて購入(¥728)

  • Label : Reprise / Wea
  • ASIN : B000002KD7
  • Disc : 1
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梅吉 @岐阜県関市

2021年04月18日 | 岐阜県(中濃)

歴史の長い和菓子の世界では近年の一大ヒット商品となって人気が続いている「苺大福」。今では様々なフルーツを使った大福が売られ、専門店も次々に開店している。仕事で岐阜県関市に居た際に、以前からブックマークしてあった和菓子屋「梅吉」に寄ってみた。店は以前、東海地方で一大勢力だったスーパーマーケット「ユニー(現在は他のスーパー)」があった場所の裏側にある。大きな道路には面していないので知っていないと立ち寄らない場所だ。外看板にも、幟にも”いちご大福”の文字が。他にも”生クリーム大福”などが人気なようだ。店に入って「いちご大福」を3つお願いする。ちょうど彼岸だったので、カウンター上に盛ってあった「彼岸団子」も購入した。

家に持ち帰っていただく。紙袋を開けると…底に粉吹いた「いちご大福」が裸でそのまま入っていた(笑)。潰さないように取り出すも、持つのに苦労するくらい軟らかい羽二重餅。何とか取り出して皿にのせる。大きな口を開けて頬張った。柔かい餅にくるまれたあんこは少なめ。苺の甘味と酸味が加わり、旨い。2口で終了。これ考えた人が誰か知らないが(←諸説あるらしい)、天才だなァ。「彼岸団子」は仏前にお供えしたあとにお下がりをいただく。こちらは何も味が付いていないので醤油を付けてちょっと炙っていただいた。(勘定は¥700程)

御菓子司 梅吉

岐阜県関市片倉町1-45

 

( 関 せき うめきち 和菓子 彼岸団子 お彼岸だんご 苺大福 イチゴ大福 フルーツ大福 生クリーム大福 春分の日 )

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アーデン @名古屋市熱田区・六番町

2021年04月17日 | 名古屋(熱田区・中川区)

熱田区の地下鉄名港線、六番町駅近くの江川線沿いにある喫茶店「アーデン」へ。創業は昭和60年(1985)とのこと。以前も店を目指して来たことがあるのだが、なぜか裏道側に着いてしまい、駐車場が見当たらず他所へ行ってしまったことがある。何のことはない、表通りには広い駐車場があったのだった。というのもこちら同名のカルチャーセンター1階にある為、パッと見て喫茶店らしくない。”Music Saloon"とある通り、様々な楽器や絵画を教えているのだそう。店に入ると広いフロアーには低い革のソファーがゆったりと並んでいる。奥には大きなスピーカー(JBLBowers&Wilkinsだそう)とグランドピアノが。ライヴ・イベントなどもやっているらしい。ちょうど昼過ぎに着いたので食事をしている先客のカレーのいい匂いが漂っていた。「食事ですか?」と訊かれたが、生憎さっき食べたばかり。飲物のメニューを見せてもらう。紅茶の種類が多かったので珍しく「アッサムストレートティー」なるものを注文してみた。

大きな音で音楽を流す昔のジャズ喫茶をイメージしていたが、流れている音楽は控えめ。アーティストは誰か分からなかったがフリーキーなラッパのライヴ音源のレコード(多分)が流れている(大きな音で聴きたいなァ…)。

しばらくしてハリオのフレンチプレスで「アッサムストレートティー」が運ばれた。洒落たカップとソーサーで、マドレーヌが付いている。つまみを下げてカップに注いだ。紅茶のいい香りが漂う。普段はコーヒーばかりであまり紅茶は頼まないが、こうしてちゃんと淹れた紅茶はやっぱり旨い(種類までは分からないが)。フレンチプレスだとだんだん濃くなって風味(特に苦味)が変わってくるのもいい。ダウンライトの下でゆったりした革のソファーに身を委ねていると落ち着く。マドレーヌをつまみながらゆっくりと全部飲み干した。メニューにはクラシックの名曲の名を付けたというオリジナルの食事メニューが沢山あったので、今度は食事目当てで寄ってみよう。(勘定は¥440)

 

アーデン (Arden Music Saloon)

愛知県名古屋市熱田区西野町2-90

 

( 名古屋 なごや 六番町 喫茶 喫茶アーデン アーデン・ミュージック・サルーン 音楽喫茶 クラシック コーヒー 紅茶 ランチ 洋食 レオノーレ サンドイッチ )

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一平 @岐阜県岐阜市 (2) (※閉店)

2021年04月16日 | 岐阜県(岐阜)

昼営業の口開けの時間に西柳ヶ瀬の「一平」へ。暖簾をくぐって中に入るとまだ先客無し。テーブル席に座らせてもらった。壁に貼られた品書きを眺めていると、女将さんはお茶を置くなり「ランチで?」と(←いつもそう・笑)。この日はカキフライが食べたいナと思って来たので「ヒレカキフライ定食は出来ますか?」と訊くと「えーっと…、昼はちょっと…。」とダメそうな雰囲気。しぶしぶといった感じで調理場の主人に確認するとOKが出たので何とか注文が通った。もちろん「今日のランチ」が一番値打ちなのは分かるけれど、相変わらず商売っ気無いなァ(笑)。

テレビを見ながら待っていると「ヒレカキフライ定食」が出来上がった。ご飯は少なめでお願いしたのだが、それでもご飯茶碗にしっかりとした量。ヒレカツは3つがそれぞれ斜め半分にカットされ、カキフライは大きめのものが2つ。付け合わせはゴマドレが最初からかかった千切りキャベツと細いマカロニサラダ。そして具材が大きめにカットされた味噌汁が付く。ヒレに用意された別皿のたれは味噌だれだった。ザクッとした食感の衣のヒレカツに味噌と辛子をちょこんとつけてガブッと。カツの下味はしっかりめ。カキフライはタルタルソースで。熱々を頬張る。旨い。卓上のソースを使ったりもしてご飯を掻き込む。味噌汁は珍しく白味噌で、大根が角形に切ってあるのが珍しい。もうそろそろ牡蠣の季節が終わりだなァ…(訪問3月半ば)。(勘定は¥1,100)

以前の記事はこちら

 


 

↓ 以前にも観察した吉津町の黒漆喰の雅な建築(建築詳細不明)。傷みは激しいがまだ残っていた。しっかりと見ていなかったが、べんがら塗りだと思っていた柱は鉄骨の補強かも…(恥)。欄干や丸窓の様子からいくとそれらしき(妓楼)建物に見えたのだが…。

 

 


 

 

とんかつ 一平

岐阜県岐阜市日ノ出町3-16

※閉店されました(令和5年10月現在)

 

( 岐阜 ぎふ いっぺい 豚カツ みそかつ 味噌かつ 定食 ランチ 唐揚げ 食堂 大衆食堂 日替りランチ 妓楼 閉店 廃業 )

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Real Cool World / David Bowie

2021年04月15日 | クラシック・ロック

Real Cool World / David Bowie (1992)

デイヴィッド・ボウイ(David Bowie)がティン・マシーン(Tin Machine)解散後初めて発表した表題曲の6ヴァージョン入りEP。プロデュースは大ヒット作「Let's Dance」で組んだナイル・ロジャース(Nile Rodgers)。制作期間は1年程で、その後他の曲は次のアルバム「Black Tie White Noise」で発表された。この曲はブラッド・ピット(Brad Pitt)も出演したアニメとの合成映画「Cool World」(→観てません)のサントラにも含まれている。

自分は1987年の「Never Let Me Down」あたりまではリアル・タイムでアルバムを購入していたが、だんだんボウイへの興味が失せていき、この頃にはほとんど聴かなくなってしまっていたので、ティン・マシーンも「Black Tie White Noise」を聴いたのも随分後になってからだった。今思えば彼も年齢と戦っていたのかもしれないけれど、特徴的な抑揚のついた低音で歌うことが多くなり、PVもダサく感じでダメだった。時が経ってだんだんその時期の音楽も受け入れることが出来るようになって、遅れて作品を集め出した。

同じセッションなので当たり前だが、楽曲は「Black Tie White Noise」に収録されていた曲らと似通って、シンセや管楽器も多用しつつ、クールで都会的な曲調なのが特徴。思い切りポップではあるが、ジャズか何かを意識していたのかな。歌い方はやはり例の感じであまり好きではないが、今聴くと打ち込み主体のこの曲もすごくかっこいいと思う。ただ、少し前までピュアなロックを標榜して活動したティン・マシーンは何だったのか(笑)。

オークションにて購入(¥440)

  • Label : Warner Bros / Wea
  • ASIN : B00000DDU9
  • Disc : 1
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あお木 @名古屋市中川区・中島 (※閉店)

2021年04月14日 | 名古屋(熱田区・中川区)

今でこそ安定して低価格な食材として定着しているが、その昔はもうちょっと箔が付いていた鶏肉。その料理専門を謳う古い店をまだ時々目にする。こちら中川区中島にある「あお木」も”鳥料理”と名乗っている店。店はかつて多くあった2階が住居になった長屋の商店のひとつにある。青い暖簾をくぐって店の中に入ると、年季の入った店内はカウンター席と小上がり席が3つ程。年配のご夫婦でやっていらっしゃる。外看板にもあったが、定食メニューの中から「網焼定食・3枚」をお願いした。主人の調理を女将さんがてきぱきとサポート。ロースターでじっくりと何度も漬け焼きされた鶏肉からもうもうと煙が上がっている。その匂いもご馳走。調理を待っている間に常連客が何人も入って来て、”いつもの”的に慣れた感じで注文を入れていた。

ご飯を少なめにお願いしたら「食欲無いの?」と笑いながら茶々を入れてくる気さくな主人。主人に向かって「控えてみえるんやないの。」と女将さん(←そもそも食欲が無かったらここには来ない・苦笑)。そして「網焼定食」が出来上がった。平皿の上には鶏の網焼きと大きな玉子焼き、千切りキャベツ、トマト、きゅうり、それにマイルドな味の自家製マヨネーズとたくあんが2切れ添えられている。これに味噌汁と蓋付きのお櫃型の椀に盛られたご飯。味付けはいわゆる照り焼きだが甘ったるくなく、焼けたタレが香ばしく、旨い。そりゃご飯が進むわ。隣の年配客が”5枚”って注文してるのも分かるなァ。何枚でもいけそう。あっと言う間に平らげた。次はどんなのか知らないが「風味揚定食」か「バター焼定食」あたりにしてみようかな。(勘定は¥950)

 

お食事処 鳥料理 あお木

愛知県名古屋市中川区中島新町2-309

※令和4年12月を以って閉店されました

 

( 名古屋 なごや あおき 青木 鶏料理 網焼き定食 あみやき あみ焼き あみやき定食 唐揚 からあげ 閉店 廃業 )

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市川海老蔵特別公演 「舞妓の花宴」「弁天娘女男白浪」 @名古屋市・御園座

2021年04月13日 | 歌舞伎・文楽

市川海老蔵特別公演 「舞妓の花宴」「弁天娘女男白浪」(4月10日・御園座)

昨年10月以来の御園座での歌舞伎は「市川海老蔵特別公演」。本来であれば”十三代目市川團十郎白猿”襲名披露の興行は昨年に行われ、この4月の御園座が名古屋での襲名披露公演になるはずだった。ご存じの通り、コロナ禍で襲名披露自体が延期となり、結局1年経っても終息は見えず、先のスケジュールは発表されていない。歌舞伎界にとって”團十郎”の名跡は最も大きなもの。襲名~襲名披露~東京オリンピック開催(何らかの演出)と様々な企画があっただろうに、全く大変な事になってしまったものだ。

公演初日の席を取ったのは初めて。いつもなら酒を持ち込んで弁当と一緒にいただくのを楽しみにしているが、この日は大人しく会場に来る前に購入した和菓子とお茶のみ。現在、御園座は収容人数を70%に抑えているらしい。ところどころが空いているのはその為だろう。自分の隣も片方は空いていたが、もう片方は普通に他の客が座っていた。

一幕目は中村児太郎による舞踊「舞妓の花宴」。春らしく桜が満開の舞台が綺麗。現実の桜は先週で散ってしまったが、もう一度お花見だ。烏帽子と太刀を持った男装の白拍子(児太郎)が、美しく着飾った娘姿に変化していく。静と動の変化が見もの。そういえば児太郎も本来ならもう”福助”を名乗っているはずが、女形の名跡”歌右衛門”を襲名するはずだった父九代目福助の急病により、襲名披露が延期になったまま。児太郎を観るのは5年ぶりくらいだと思うが、少し顎の線がふっくらとしたかな(←女形に合わせて当り障りの無い言い方・笑)。

幕間を挟んで海老蔵の「弁天娘女男白浪」。女装をした盗賊の弁天小僧菊之助(海老蔵)が、南郷力丸(右團次)と共に濱松屋の店先で悪事を働く。美しい女性を演じていたのに、一転、正体がばれてからの開き直りは「知らざぁ言って聞かせやしょう。」の台詞で有名。この演目は以前に七之助で観たことがあるのでどうしても比べてしまうが、役柄とはいえ、さすがに女装の部分では海老蔵に分が悪いか(笑)。あの美形なのでもっと似合うと思っていたんだけど。ま、女装だからこれでいいのか。彼の口跡はあまり得意ではないが、やっぱりこうして見ると華のあるイイ男だ。通しで観ると分かるのかもしれないが、相変わらず男女蔵演じる日本駄右衛門の役柄がどうにも頭に入ってこない…。最後に5人の悪党が1人1人名乗りをあげる場面は、戦隊ものの元祖「秘密戦隊ゴレンジャー」のモデルになったのだとか。

幕間を含めても正味2時間の舞台はやや物足りなさが残るが、特別公演だからこんなものだろうか。大向うの掛け声も禁止なので舞台としては寂しいが、こうやって乗り越えていくしかないのだろう。海老蔵、児太郎両人とも早く無事に襲名披露が行われるといいねェ。

 


 

一、舞妓の花宴(しらびょうしのはなのえん)

白拍子和歌妙      中村児太郎

二、弁天娘女男白浪(べんてんむすめめおのしらなみ)

    浜松屋見世先の場
    稲瀬川勢揃いの場 

弁天小僧菊之助     市川海老蔵
日本駄右衛門       市川男女蔵
赤星十三郎         中村児太郎
浜松屋宗之助  大谷廣松
忠信利平           市川九團次
浜松屋幸兵衛       片岡市蔵
南郷力丸           市川右團次

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アンドレディ (2) @岐阜県岐阜市

2021年04月12日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市の「御鮨街道」沿いにある洋菓子店「アンドレディ」へ。横の駐車場に車を停め、以前購入したのとは違う菓子をと店の中へ。ガラスショーケースの中にある菓子を眺める。小さい頃に洋菓子店にあったようなクラシックなタイプの菓子がいくつもあるのが嬉しい。この日選んだのは「紅茶のサバラン」「チョコボール」「カヌレ」の3種。果たして「カヌレ」が昔あったかどうかは覚えが無いが、全て妻の分と合わせて2つづつ箱に入れてもらった。

家に帰って豆を挽き、コーヒーを濃いめに淹れておやつタイム。「サバラン」は洋酒をたっぷり含んだ大人のケーキ(故に子供の頃食べた覚えは無い)。クラシックなケーキを扱う店には必ずと言っていいほどある昔ながらのケーキだ。ラム酒かどうかまでは分からないが、たっぷり含んでしっとりとした生地とクリームの組み合わせがイイ。”紅茶の”とある紅茶の部分を判断する前にパクパクと食べてしまった(苦笑)。「チョコボール」は丸いスポンジケーキがチョコレートで包まれているもの。これもシンプルに旨い。「カヌレ」は最近流行って妻も好きなので買ってみた。表面がカッチリ硬いタイプが多いが、こちらのはそこまで硬くなく、ちょっと軽い感じ。次は焼菓子も買ってみようか。(勘定は¥1,900程)

以前の記事はこちら

 


 

↓ 金華山の麓にある「岐阜護國神社。境内奥まで入ってお参りしたのは初めてだったが自然に囲まれてなかなかいいところだった。写真2枚目は英霊の御霊を招く「招魂祭場」。

 

 


 

洋菓子店 AND LADY (アンドレディ)

岐阜県岐阜市常磐町20

 

( 岐阜 ぎふ AND-LADY ケーキ 生ケーキ 喫茶 洋菓子 焼菓子 シュークリーム ペアシュークリーム 岐阜護国神社 )

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佳津屋 @名古屋市港区・稲永

2021年04月11日 | 名古屋(港区・南区・緑区)

ずっと前から一度寄ってみたかった港区稲永のうどん屋「佳津屋」。平日の昼間にこの辺りに居られる事はまず無いので、ある休日の早い時間(10時)に出掛けてみた。店から少し離れた場所に駐車場がある。車を停めて店へ。年季の入った外看板には”玉麺”の文字が見える。中の明かりが点いていて、かろうじて暖簾が掛かっているのが確認出来たので(笑)、中に入ってみた。土間にテーブル席が並んでいて、調理場の前には麺箱の中に各種の麺やつゆが並べてある。こちら、持ち帰りも出来る製麺屋さん。開店準備をしている老夫婦に声を掛けて腰掛け、いわゆる”「相盛り」が出来る事は事前に知っていたので、「きしめんと中華そばを。ハム天のせて下さい」とお願いした。特に問題なく注文が通る。

さほど時間はかからず主人が丼を持って来てくれた。刻みネギは卓上に用意してある。つゆは濃い色をしていて、やや甘めの味加減。早速きしめんから手繰る。白い麺肌ののど越しの良い麺。次は中華そばの部分を手繰る。中華そばらしさはあまりなくぷるんとしていて縮れも少なめ。麺箱では黄色い色をしていたが、丼のつゆの中では色白に見える。上にのったハム天は薄衣。すぐにつゆに衣が溶けてグズグズになるのもまた良し。相盛りで頼んで量が多過ぎたらどうしようと思っていたが、ちゃんと1人前にしてくれているようだ。きしめんのところに少し一味を振ったり、中華そばのところに少しコショウを振ったりして遊びながら、スルスルといただいて、いい朝食になった。次はクーラーボックスを持参して麺とつゆを持ち帰ろうかな。(勘定は¥470)

 

 


 

↓ 中川区春田野の東海道脇にある「鬼頭景義・勘兵衛宅跡」(江戸期・建造・のち移設)。寛永から明暦にかけて尾張や美濃に於いて治水や新田を開拓した景義の屋敷跡。現在はこの長屋門だけが残っている。

↓ 中川区下之一色町の「新元湯」(大正13年・1924・建造、昭和27改装)を再訪。どういう事情か以前に訪問した時より煙突が短くなっている。不定休なので未だ入浴は叶っていない。写真を撮っていたら、ちょうど店の方が外に出ていらした。尋ねるとこの日は残念ながら休み…。いつ営業するかは電話で訊いて欲しいとのこと。それでもまだ現役を確かめられたのが嬉しい。次こそきっと。

 

 

 

 


 

うどん・中華そば 玉麺 佳津屋

愛知県名古屋市港区稲永5-8-14

 

( 名古屋 なごや かづや うどん そば きしめん 中華そば 玉麺 名古屋うどん 持ち帰り テイクアウト きし中 合い盛り 合盛り 製麺 近代建築 銭湯 )

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