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ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Ziggy Satardust And The Spiders From Mars The Motion Picture (DVD)

2012年08月21日 | DVD

Ziggy

Ziggy Satardust And The Spiders From Mars The Motion Picture  (1983)

73年のロンドンはハマースミス劇場でのライブ映像。何回か単発で公開されたそうだがその後オクラ入り。そして改めて83年にサントラとビデオが発表されたはず。

当時サントラを購入したがダンゴになったような音の分離の悪さにがっかりして全然しっかり聴きこんだ覚えがない。もうブートを含めどんな音源でも聴いてしまう今聴いてみると、特にひどい音ではないが、78年のライブアルバム「Stage」を愛聴していた中学生の自分には耐えられなかった。姉貴と一緒に「うゎー、音悪いー」とショックを受けたことが昨日のよう。まだ耐性が出来ていなかったんでしょう。レコードって中坊には本当に高い買い物だったしなぁ。

当時映像もVHSビデオでチラッとは見た記憶があるが、全体的に暗い画面に赤い照明で浮かび上がるボウイ(David Bowie)、カメラは切り替わるがブレを起こしているし、バンドのメンバーもよく見えないしで、こちらもいい印象がない。このクオリティの低さが原因で一時オクラになったのかな。監督のD.A.Pennebakerはディランやジミヘンの重要映像作品も監督しているのにどうしてこんな映像しか撮れなかったんだろう。この時期のボウイなんて最高の被写体だろうに。音は格段に良くなっている。映像の方は今見てもあまり印象変わらないが、有名な山本寛斎デザインの「出火吐暴威」マントの出る頃になると照明の加減かステージがよく分かるようになってくる。それにしてもなんという衣装の連続…。

オークションにて購入(¥638)

  • Format: Color, Dolby
  • Region: リージョン2 
  • Size: 1.37:1
  • Disc: 1
  • Label: EMIミュージック・ジャパン
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    Rock is Loft - Blue Disc - / Various Artists

    2012年08月20日 | ロック(日本)

    Rock_is_loft

    Rock is Loft - Blue Disc - / Various Artists (2006)

    2006年に発売されたライブハウス「新宿ロフト」の30周年記念CD。このブルーディスクはコロンビア系のアーティストで、他にもレッド、グリーン、イエロー、パープルと系列レーベル毎に各2枚組で発売されている。一部を除きライブヴァージョンではなく、スタジオヴァージョンが収録されている(このアーティスト達のロフト音源が残っていたらすごいよね)。

    それにしても物凄い面子。今までこれだけのアーティストを収録したコンピってあったのかな。特にこのブルーディスクは統一感というか一体感があり、かなりイイ。いわゆるジャンル違いのアーティストでも「新宿ロフト」っていうキーワードだけで一体感がみられるっていうのはさすが老舗ライブハウス。でも正直言うと自分はいつも前を通ってただけで実際に中でライブを見た事はありません。自分がウロウロしていた頃はビジュアル系と呼ばれるバンドが人気を集めていた時期で西新宿の歩道にもそんなバンドの取り巻きが一杯いた。そいつら大嫌いでした(笑)。このコンピに含まれているアーティストを一回でも見たかったなぁ。

    もちろんなじみの全くないアーティストも収録されていて、そういったアーティストを聴くのは新鮮で楽しい。最近日本のロックアーティストを聴く機会がまた増えてきた。時々「自分内流行」(使い古された言葉だと「マイ・ブーム」か…)があります。と言っても古いバンドばかりなのでただの懐古趣味だ。

    蛇足だけれどジャケットに各社共通で採用されている横尾忠則のアートワークはいまいち。よく見るシリーズ作品のひとつだけれどなぜこれが採用になったのか分からない。シンプルにロフトの写真で良かったのに…。この点だけ残念。

    オークションにて購入(¥648)

  • CD (2006/6/14)
  • Disc: 2
  • Label: コロムビアミュージックエンタテインメント
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    Funk Odyssey / Jamiroquai

    2012年08月19日 | ソウル・ファンク・R&B

    Jamiroquai

    Funk Odyssey / Jamiroquai (2001)

    オーストラリアの原住民アボリジニの楽器ディジュリドゥ(Didgeridoo)の音を取り入れた曲で一躍ヒットしたジャミロクアイ(Jamiroquai)。ディジュリドゥの音が昔から好きだったのですぐにアンテナには引っ掛かったけど、まぁ、曲と混じり合わず取って付けたようなソロだったのでガッカリした…のは別として、最初はマジでスティービー・ワンダー(Stevie Wonder)の声と信じて疑いませんでした。白人でしかも若造とは…。なんという神からの贈り物!

    このアルバムは人気も一段落した5枚目。うまい事まとまっているが特に琴線に触れる箇所がある訳でなくイマイチ印象に残らない。でも彼の場合、シングルや提供曲とかで発表してる曲の中には「おおっ、カッコイイ」と思わせるところが時々ある。そういうの集めてまとめて聴いてみたい。

    中古店にて購入(¥105)

  • CD (2001/9/12)
  • Disc: 1
  • Format: Import, from US
  • Label: Sony
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    Glad All Over / 忌野清志郎&仲井戸麗市

    2012年08月18日 | ロック(日本)

    Rc

    Glad All Over / 忌野清志郎&仲井戸麗市 (1994)

    RCサクセション活動停止後、忌野清志郎と仲井戸麗市が共演した日比谷野音でのライブ録音3枚組。客の待ちに待ったという暖かさが伝わってくる。ちょうどMTVのアンプラグド全盛期で、影響を受けたであろうこのアルバムの1枚目もシンプルなアコースティックでの演奏が繰り広げられ、二人が久々の共演に嬉しさのあまり照れ隠ししている微笑ましいMCも楽しめる。

    それにしても清志郎の「声」の凄さ。唯一無二の迫力と声量。実際ライブで何度も聴いたが、声を発した瞬間に周りの空気が変わってしまうような特別な声色を持っている。

    2枚目以降はエレクトリックなセット。名曲連発だが、「PLEASE」、「EPLP」辺りに収録されていた曲がやはり輝いているなぁ。企画物ライブとは思えないような充実度が嬉しい。

    小学生の時に兄貴の持っていたアルバム「PLEASE」で衝撃を受けてから日本人の色んなアーティストも聴くようになったがやはり彼らは特別だ。日本語によるロックで彼らほどしっくりくるアーティストは未だに少ない。清志郎の「~なのさ」とか「~だぜ」っていうような言い回しは田舎者の自分にとっては少々気取った(かっこつけた)言葉だが、若い時には自分がかっこつけて言ってみたい言葉を代弁してくれているような憧れがあった。合掌。

    オークションにて購入(¥1472)

  • CD (1994/12/7)
  • Disc: 3
  • Label: EMIミュージック・ジャパン 
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    Discreet Music / Brian Eno

    2012年08月17日 | パンク・ニューウェーヴ

    Eno

    Discreet Music / Brian Eno (1975)

    とくにロキシー・ミュージック(Roxy Music)が好きなわけでもなく、ブライアン・イーノ(Brian Eno)のソロ活動に注目している訳でもなかった自分が彼の名前を知るきっかけになったのはやはりプロデュース作品に好きなものが多かったからだろう。それにアポロ計画などの宇宙開発関連に興味があった関係で、その中の映像作品のサウンドトラックという扱いだったイーノの「Apollo」を聴いて初めて彼のアンビエント作品に触れた。

    このアルバムはイーノ初のアンビエント作品と言われている。好き好んで聴く音楽ジャンルでは決してないので安価で見つけて興味半分で購入。1975年というとまだグラムロックやハードロック華やかなりし頃。ただしシンセサイザー音楽が台頭し始めたころでもある。「Discreet=控え目な、思慮深い」と表題のまま受け取っていいのかどうか分からないが…つまり、そのまま。

    中古店にて購入(¥280)

  • CD (1990/8/31)
  • Disc: 1
  • Format: Import, from US
  • Label: Editions Eg Records
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    越乃 @名古屋市千種区・池下 (※移転)

    2012年08月16日 | 名古屋(千種区・守山区)

    池下の住宅街の中にある評判の鮨店。予約して開店と同時に訪問。勘定は1枚くらいでとお願いしてある。カウンターは10席ほど。もっと緊張感がただよう店内を想像していたが、そうでもなくすっきりとしていて意外と気さくな感じ。主人もひょうひょうとしていて緊張感を強いるタイプでなく、くだけ過ぎでもない。特に一人で訪問する時にはこのあたりの距離感が重要なところ。

    まずお酒をぬる燗で頼んだ。特に銘柄選定はなく、あとで訊くと八海山らしい。酒が出てくるのがちょっと遅く、最初に出たつまみよりずいぶん後になってしまった。どうも裏方がバタバタして少し混乱しているようで連携が悪く、主人もかなりいらついているようだった。つまみは刺身、焼魚、蒸し物など。それぞれタイミングが良くなかったので間延びしたが、どれもおいしくいただいた。

    主人曰く、たまたまこの日はタネの仕入れが中途半端な時だったようで(注・訪問は初春)、握りにおっと思わせるようなタネは無かった。主人も恐縮している。ただこれは天然ものを扱う以上、河岸次第なので自分の運が悪かったとしか言いようがない。握り自体はバランスのいい綺麗な姿をしている。ほんのり温かい温度の酢飯の酢加減は自分にとっては少しやさしめ。酢が強めだという話を聞いたことがあったので意外だった。

    総じてバランス重視という感じ。今度はタネのいい季節にぜひ再訪問してみたい。(支払いはお酒を入れて13,000円程度)

    越乃(こしの)

    名古屋市千種区桐林町2-68

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    Ep's 1988-1991 / My Bloody Valentine

    2012年08月15日 | オルタナティヴ・ロック

    Valentine

    Ep's 1988-1991 / My Bloody Valentine (2012)

    最初に彼らマイ・ブラッディ・ヴァレンタイン(My Bloody Valentine)を聴いたのは何時だったか。既に2nd.「Loveless」が評判になっていたような気がするので後追いなのは間違いない。プライマル・スクリーム(Primal Scream)が好きだったのでその系譜で聴いたと思う。

    でも正直言って最初は面食らった。幾重にも重ねられた音の洪水で、メロディともノイズともとれる音が間断なく繋がって浮遊している感じ。まさにそれがこのバンドの魅力だと気付いたのは随分後だった。それまでは苦痛とまでは言わないが、快感と捉えられるまではかなり時間がかかったように思う。

    ここに曲が収録されているEPを集めるほどには熱が入らなかったのでこのコンピは有難い。大音量で聴くのが吉。当時リアルタイムでこれらのEPに逢っていたらひょっとしてのめりこんだだろうか、それとも全く受け付けなかっただろうか…。

    amazonにて購入(¥923)

  • CD (2012/5/7)
  • Disc: 2
  • Format: CD, Import, from UK
  • Label: Sony UK
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    Who's Better, Who's Best (DVD)

    2012年08月14日 | DVD

    Whos_better

    Who's Better, Who's Best (DVD)  (2006)

    昔はVHSのビデオで発売されていたはず。ザ・フー(The Who)のビデオクリップ集。DVD化されて画質・音質ともアップとの事。自分はフーのいわゆるPVなどのフィルモグラフィーに詳しくないので、この作品がどの程度リサーチされたものなのかよく分からないが、初期の映像をみると「Happy Jack」を除き、プロモとして作られたというよりは後から「Beat Club」などのテレビ出演時の映像を利用したもののよう。特に60年代後半から70年代中期に関してはもっと何かありそうな気がするけど…。あの新しいメディア好きのピート(Pete Townshend)も映像にはあまり興味が無かったのかな。傑作映画「The Kids Are Alright」に収録の「Success Story 」や「Cobwebs And Strange 」はPVとして製作されたものじゃないんだろうか。出来ればここに収録して欲しかったな。あれ最高に面白いのに。それに曲順もちょっと中途半端。

    オークションにて購入(¥758)

  • Format: Dolby, DTS Stereo, Limited Edition
  • Region: Region 2 
  • Disc: 1
  • Label: UNIVERSAL INTERNATIONAL(P)(D)
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    In Case You Didn't Feel Like Showing Up / Ministry

    2012年08月13日 | オルタナティヴ・ロック

    Ministry

    In Case You Didn't Feel Like Showing Up / Ministry (1990)

    久しぶりにこういう音楽を聴いたなぁ。ナイン・インチ・ネイルズ(Nine Inch Nails)が好きだったおかげでこういうハードな音楽も一時よく聴いていた。あのマーティン・アトキンス(Martin Atkins)が参加している(PIL、NINにも参加)。

    これはライブ録音だが、曲が曲だけにいわゆる観客とのコールアンドレスポンスがある類のライブではない。ツインドラムは重く、さすがに今聴く体力は持ち合わせていないが、その後の活動からみてもわかるようにAl Jourgensen(アル・ジュールゲンセン)はポップな面も持ち合わせていて彼らにはまだメロディーや様々なアイデアがあるので、ハードコアオンリーの音楽(←最高につまらない)と違って楽しめる。

    Alternative(オルタナティブ)というかなり漠然とした音楽ジャンルが語られ始めた80年代後半からこのミニストリーのようなバンドが出始めたが、今聴いてもあの時期にこういう音楽がメジャーになったのが信じられない。何しろ、レッチリ(Red Hot Chili Peppers)、ニルヴァーナ(Nirvana)、あるいはU2でさえ同じ「オルタナティブ」に含まれて語られていた。ジャンル分けっていうのがあまり意味を持たなくなったということか。今はまた細分化され過ぎて地下にもぐってしまった印象があるが。

    中古店にて購入(¥105)

  • CD (1990/9/4) 
  • Disc: 1
  • Format: Import, from US, Live
  • Label: Sire / London/Rhino
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    Blue Note : A Story of Jazz / Various Artists

    2012年08月12日 | ジャズ

    Jazz

    Blue Note : A Story of Jazz / Various Artists (2005)

    3枚組を格安で購入。一応テーマがあって、1枚目の恥ずかしい位の名曲集は「Classic Notes」。2枚目は「Contemporary Notes」、3枚目は「Modern and Other Notes」。2枚目と3枚目のテーマの区分けがちょっと曖昧かな。

    2枚目の最初にSt.Germanの「Rose Rouge」が収録されていたので購入。この曲はローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)の2002-3年のワールドツアー(Licks Tour)でBステージに向かう際流れていた曲。たぶんミック(Mick Jagger)の選曲だと思うが毛色の違う曲調がとても印象的だった。

    どちらかというとブルーノートレーベルの現代的な側面に重きを置いているので、ジャズというよりはソウルとかファンクとかに分類されるような曲が多い。へー、こんなのもブルーノートから出ていたんだ、と再発見するもの多し。ベタベタの1枚目とのギャップが大きいけれど試し聴きするには充分な内容とボリューム。

    中古店にて購入(¥480)

  • CD (2005/7/21)
  • Disc: 3
  • Label: EMIミュージック・ジャパン
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