高齢の母とハシゴ(笑)。「大甚本店」で古い酒場の雰囲気を味わわせた後、母に「どんな店に行きたい?」と尋ねると”焼鳥屋に行きたい”と言う。母曰く、いわゆる焼鳥屋に入ったことがないのだとか。本当か?(苦笑)。多分忘れているだけだと思うが、確かに父は鶏肉があまり好きではなかったので(皮のぶよぶよしたところが嫌だったと言っていた)有り得る話かもしれない。本当はカウンターのみみたいな渋い店の方が雰囲気が味わえるだろうが、なにせ歩ける距離が限られている。そこで交差点を渡った所にある「きんぼし伏見店」へ行くことに。歩かせる前に電話を入れると2人OKだというのでゆっくり歩いて店に向かう。ビルの案内板に店名が出ていなかったので戸惑ったが、店は2階にある。最初の店は今池だったらしいが、今では市内に何軒かあり、こちらは平成21年(2009)に出来たのだという人気の店。案内された席はテーブル席。店内はかなり賑わっていたが、特にコロナ対策的な事が無かったので若干心配に。
注文を取りに来た若い子に、まずはビール(赤星中瓶)をお願いした。2人で乾杯。味噌を添えて出されたパリパリのキャベツが旨い。適当に頼んだ串は「きんぼし焼き」「つくね」「せせり」。最近は鮮度が良ければ塩だろ的な店が多いが、自分はどちらかというとたれが好きだし、串によって「塩だ」「タレだ」とやるのも面倒なので、「全部たれ。」でお願いした(←店は塩に拘っているらしい…)。店名を冠した「きんぼし焼き」は牛のハラミを味噌生姜だれで焼いたものだそう。どれも旨い。焼き台の前だったらもっと美味しく感じるだろうに残念。母は「人に焼いてもらうと何でも美味しい。」と身も蓋も無いことを言う(笑)。追加は「心ぞう」「ささみ磯辺巻き」、それにデュワーズのハイボール。最後は「コーチン抱き身」で了。さあ、歩いてホテルに帰りますヨ(とみせかけてバーに連れて行く)。(勘定は¥5,000程)
きんぼし 伏見店
愛知県名古屋市中区栄2−1−12 ダイヤパレス伏見2F
( 名古屋 なごや 伏見 ふしみ きんぼし伏見店 やきとり 焼き鳥 焼鳥 串 居酒屋 )
>親子の行脚
ハシゴ酒が親孝行になったかどうかは分かりませんが(笑)、母も観劇後に
「自宅に帰らずにそのままホテルに泊まるっていう考えは無かった」と
けっこう新鮮だったようで良かったです。
ハリー親子の行脚記事は、赤星ならぬ金星ですね(涙)