Sign 'O' The Times / Prince (1987)
素晴しい完成度を誇るプリンス(Prince)の名盤。80年代に録音された音楽って、今あらためて聴くとかなりその時代的な音があからさまに出て、どうしてもノスタルジックなポップとして記憶される事が多いが、この作品は今聴いても、一部のサンプリング音は例外として、素晴しいクオリティを持ち続けている。それほど当時の一般的な音楽よりも先を行っていたんだろう。収録された一曲、一曲がキラキラ輝いている感じ。プリンスの最高傑作という人も多いようだ。
自分がこのアルバムを最初に聴いたのはアメリカ、それも彼の本拠地ミネソタで。まずFMでプリンスの新作だと言う事で1-1がかかったが、その時の驚きたるや…。スッカスカな音とリズムなのに不思議な存在感。一度聴いたら耳について忘れない。でもチャートを駆け上ったのは信じられなかったな。いくらプリンスでもこれは売れないと思った。それほど当時の周りの音楽と異質で、特にFMなんかを聴いていると対比で浮き彫りにされていた覚えがある。友達なんかはこの曲のプリンスのおかまチックな歌い方をよく真似してたな。
それから日本に帰ってきて、兄の買っていたアナログ・アルバムを聴いた。ジャケットとおりの猥雑でサイケデリックでバラエティに富んだアルバムだった。でもまだその時は2枚組っていうヴォリュームが詰め込み過ぎみたいに感じていて名盤とまでは感じていなかった。そのように感じるのは彼が次々とアルバムを量産したり、改名騒動を起こしたりしたずっと後のこと。ダイ・ハードなファンではなかったが、ひと通り聴いていたので、聴き返して、やっぱりこの時期のプリンスはいいなぁと思うようになった次第。この時期のライヴは生で見てみたかった。
中古店にて購入(¥700)
今日4/21はプリンスの命日と聞いたので、
今日はコレ(Sign 'O' The Times)を聴いています。
>やっぱりこの時期のプリンスはいいなぁと思うようになった次第
今夜聴き直し、改めてハリ-共感しましたヨ!
(以下/世迷言)
Graffiti Bridgeまでは律儀に発売と同時に買ってましたが、殿下の湯水のように溢れ出す才能(物量の多さ)に消化不良・・・つまり僕が金銭的にもついていけず中古等でボツボツと買ったり見送ったり・・・そしてあっけなく殿下は天に召されてしまった!!
>4/21はプリンスの命日
おお、そうでしたか。すっかり忘れていました。早いもんですね、もう4年も経つんですねー。
>この時期のプリンスはいいなぁ
無敵でしたね。一歩も二歩も先に行っていました(映画はコケましたが)。私も時々聴き直す
時に手に取るのはこのアルバムが一番多いと思います。
>Graffiti Bridgeまでは律儀に
私は次作の「Lovesexy」のCD(←曲間が無くトラック毎に聴けない)で心折れまして(笑)、その後は
だんだん追いつけなくなりました。
>湯水のように溢れ出す才能(物量の多さ)に消化不良
本当そんな感じです。分かるなァ。自分は「Emancipation」(3CD)くらいまでは一応持ってましたが、
ほとんど聴いた覚えがありません…。
45分間で1トラックは、当時,きつかったですよね!
話は変わりますが
ハリーさんはブログ記事に歌舞伎があるくらいお好きなようなので「中村仲蔵」って知ってますか(ご存じでしたら不躾で申し訳ありません)。
令和・講談師界の寵児、神田白山の物語る「中村仲蔵」の45分間は聴きごたえがあります。
未視聴ではればStay At Homeの気分転換に如何で御座るか。日本人に生まれて良かったって思いますよ!
https://www.youtube.com/watch?v=xpV1xIcg9As
>中村仲蔵
恥ずかしながら全く知りませんでした。落語の人情噺になっていたことも知りませんでした。
コメントに気付いたのが早朝だったので、早朝から一気に観てしまいましたヨ。面白かったー。
思わず続いてもう一席、別の動画も観てしまいました(笑)。
伯山は松之丞時代の講談を数席と、バラエティー番組でチラッと観た事がある程度なんですが、
「えらく生意気な若い衆だな」ぐらいにしか思っていませんでしたが、しっかり枕から観ると
なるほど痛快だし人気が出るのも分かりました。新作も観てみます。教えていただいて
ありがとうございました!