ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

喫茶さくら @名古屋市中区・丸の内

2020年01月12日 | 名古屋(中区)

東区の近代建築を自転車でぐるっと巡った後、車を停めていた官庁街まで戻ってきた。コーヒー・ブレイクをとったのは「愛知縣護国神社」に隣接する桜華会館という建物の中にある喫茶店「さくら」。官庁街は日曜だと閑散とするので営業している店は珍しい。創業は昭和50年(1975)と40年以上の歴史がある店で、「倉田コーヒー」という南区にある卸会社が経営しているそうだ。入口にサンプルが飾ってあるクラシックな出で立ちの店の中に入ると、赤いビニール張りの重厚な椅子がある昭和の雰囲気。年配の女性店長(40年のキャリアがあるのだとか)と給仕女性に案内され、窓際のカウンター席に座らせてもらった。官公庁は敷地が広いし、隣が神社なので窓から見える空が高くて気持ちがいい。軽食も色々あって気になるが残念ながらお腹はいっぱい。そこでコーヒーメニューで先頭の「マイルドコーヒー」と、「カスタードプリン」をお願いした。待っている間に雑誌棚にあったムック本を眺めているとこの店の事が載っていた。

本を眺めながら待っていると、しばらくして「カスタードプリン」が脚付きのガラスの器に盛られて運ばれた。みかん、マスカット、さくらんぼ、そして生クリームが添えられている。とても懐かしい風味。でもプリン自体の甘さは少ないので店長が「よかったら使って下さい。」とシロップの容器を置いてくれた。コーヒーは「ノリタケ」のカップとソーサーで供された。”マイルド”とはいってもしっかりと色濃く、酸味もしっかりめ。いかにも名古屋の喫茶店のコーヒーという感じ。コーヒーを飲む時、自分はクリームも砂糖も使わないが何か必ず甘いものを別に付ける。カスタードプリンなんかは最高だ。次は食事で寄ってみようっと。(勘定は¥900)

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↓ 東区白壁にある一般住宅(建築詳細不明)。門柱に架かったアーチ照明、破風の意匠など見える範囲だけでもワクワクするような洋館。公開とかされたことあるのかな。

 

↓ この地域(名古屋で随一の高級住宅街)でも再開発が進んでおり、更地になったり駐車場になったりしている土地が多くなってきた。そんな駐車場から見えるようになったお屋敷(建築詳細不明)。隅切の屋根や縦長の窓。地味な建物だが、敷地も広そうだし、”やんごとなき”方が住んでいそうだ。

 

 


 

 

喫茶さくら

愛知県名古屋市中区三の丸1-7-2

 

( 名古屋 なごや 丸の内 まるのうち さくら 愛知県護国神社 純喫茶 コーヒー ランチ 鉄板スパゲティー 近代建築 )


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