ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

そばの匠 @岐阜県岐阜市

2020年12月17日 | 岐阜県(岐阜)

週末のみやっている蕎麦屋の存在を知って車を走らせる。スマホに導かれるまま岐阜市福富へ。田んぼの中の通りから細い道を入って、工場をかすめて更に奥へ行くと、やっとそれらしき古民家が見えてきた。そこが今回訪れた「そばの匠」。木塀と門の横の小道を中に入ると駐車場がある。その奥は森という自然あふれる立地(写真下)。

 

店に入って玄関先から声を掛けると「どうぞ。」の声。案内されたのは居間を改造したようなテーブル席。他には座敷に卓が2つほど。先客は3組。みんなよくこんな場所の店を知っているもんだなァ。卓上の品書きから選んだのは「十割そば」。それに少し足して「ミニ天丼セット」にしてもらった。まずは最近の流行り、蕎麦茶と蕎麦煎餅が供された。部屋はガラス張りになっており、座った席から目に入ってくる緑が優しい。

しばらくして盆にのって運ばれた「十割そば・ミニ天丼セット」は、蕎麦が陶器の皿に、ミニ天丼は浅めの鉢に盛られ、山葵、青ネギが添えられ、漬物が付いている。啜ってみたつゆは出汁感が強めでかえしは弱めのもの。さっそく蕎麦を手繰ってみる。”超粗挽き粉を水のみで丁寧に打っています”という蕎麦切りの麺肌はざらっとした”らしい”口当たりで、張りもあってなかなか旨い。”全て信州霧下蕎麦を使用しています”という文言もあったが、そちらの蕎麦粉を使用しているという意味なのかな。特に”手打ち”とか”自家製粉”とかの記述は無かったけれど、旨けりゃ別に構わない。ミニ天丼には、海老、人参、いんげん、かぼちゃ、さつま芋という天種。ご飯は雑穀米で、つゆがかなり多めにかかっている。とても箸ではすくえず、鉢に口をつけてしか口に運べない。なので天茶漬けのようにしていただいた。とろっとした蕎麦湯をもらい、蕎麦では使わなかったネギをつゆに足してしっかりといただいた。次は妻を連れてこよう、もとい、連れて来てもらおうっと(←呑む気)。(勘定は¥1,450)

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十割蕎麦 そばの匠

岐阜県岐阜市福富2013-2

 

( 岐阜 ぎふ 福富 ふくとみ そばのたくみ たくみ  蕎麦 そば切り ざるそば 十割蕎麦 天丼 )


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