ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

柳橋 一八 @名古屋市中村区・柳橋

2019年08月14日 | 名古屋(中村区・西区 老舗)

名駅近くの柳橋市場から納屋橋方面に向かった路地にある麺類食堂「柳橋一八」へ。ちょうど「江南本店」の裏手にあたる。創業は昭和13年(1938)頃とのこと。”一八”の屋号で表の夏暖簾にも”のれん店”とあるので、橘の本店からの暖簾分けで間違いないだろう。もちろん店内にも”のれん店”会員の店名がずらりと書かれた暖簾が掛かっていた。暑い日差しの下、店に入ると親子だろうか年配の女性2人。お母さんの方が調理を担当しているようだ。「きしめん」を”ころ”でお願いして、”麺半分”にしてもらい、「かつ丼」も”ミニ丼”にしてもらいセットに。昼に腹一杯にすると使い物にならなくなる事もあるので、こういうカスタマイズが出来るのが嬉しい。

すぐに”きしころ”が運ばれた。こちらのつゆは昨今珍しいくらいの濃い色をしている。昔はつゆの色なんて気にして食べていなかったのでおぼろげな記憶だが、小さい頃はこういう濃い色をしたつゆのきしめんがもっとあったような気がする。こちら曰く”創業時からたまりを使った昔からの名古屋の味”だとか。麺は白く(⇔透明感あり)幅や厚さは標準的。水面には、ほうれん草、揚げ、花鰹。刻みネギは別皿で置かれていた。スルスルとのど越し良く、暑い最中に啜る冷たいつゆが旨い。「かつ丼」(ミニ丼)はかつが3切れ程。最初はソースカツ丼かと見紛う感じにかつが色付いていて、とじた玉子はかつとは別にご飯の上に置かれている。このつゆの色も濃いなと思ったら”きしめんつゆをベースにしたカツ丼”だそうだ。これがまた旨い。ミニにしたのをちょっと後悔(苦笑)。ミニ丼でもナルトと三つ葉の入ったお澄ましまで付いていて満足。次も麺と丼物の両方いっちゃいそうだ。(勘定は¥850)

 

柳橋一八

愛知県名古屋市中村区名駅5-32-9

 

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