ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

大黒屋商店 @岐阜県恵那市

2022年07月02日 | 岐阜県(東濃・老舗)

岐阜県恵那市の岩村城下町を散策。メインの通りを駅方面までずっと歩き、途中で公開されている岩村藩の商家や古い建物を見学し戻って来た。おやつに五平餅をいただこうと寄ったのは、これまた古い佇まいの「大黒屋商店」。店舗では味噌やら菓子やらの食材を売っており、だんごや五平餅を打っているスペースは横にある。こちらの五平餅は「団子五平餅」と呼ぶそうで、それをお願いした。すでにたれをつけて置いてあるものをもう一度焼いてくれる。

五平餅には大きく分けて”わらじ型”と”団子型”があるが、手渡されたこちらの「団子五平餅」は、小さめの玉が3つ竹串に刺さっている。手に取った串の香ばしい匂いがもう旨い。店先には”胡桃、胡麻、ピーナッツを使っています”と書いてある。東濃地方の五平餅のたれはそれらの加減でかなり甘い味付けのことが多いが、こちらは想像していたほど甘くなく、旨い。小さいのであっという間に食べ終わってしまった。「みたらし団子」を追加して焼いてもらおうかと思ったが、後客が先に注文を入れ時間がかかりそうだったので次の機会に。次に来た時は店頭に並んでいた「からすみ」(←和菓子の名前です)「おひねり」「おこわ」なんかも買って帰りたいナ。(勘定は¥100)

 

 


 

↓ 屋根に上がった屋号の入った軒行灯が素敵な「立花屋」(建築詳細不明)。築約120年で、30年前までは洋品店だったそうだ。現在はリノヴェーションされてカフェ「Hyakkei(百経)」が営業中。

 

↓ 店先にいくつか古い看板が並ぶ「矢野書店」(建築詳細不明)。「國定教科書取次販賣所」の木製看板が掛かっている。

 

↓ 内部が公開されている「土佐屋(現・工芸の館)」(建築詳細不明・復元改築)。260年前に染物行を営んでいた商家。一番奥の建物には染料が入っていただろう甕(染壺)が並ぶ土蔵もある。

 

 

 

↓ こちらも内部が公開されている「勝川家」(江戸後期建造)。江戸末期の商家で屋号は「松屋」だったそう。奥には立派な土蔵があったり、書院や茶室が残っている。急勾配な箪笥階段の上は使用人部屋だそう。

 

 

 

 


 

大黒屋商店

岐阜県恵那市岩村町本町310-2

 

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