ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

そばいち @名古屋市中区・久屋大通

2015年10月10日 | 名古屋(中区)

夜、少し遅い時間に、帰る前に寄った久屋大通の蕎麦の店「そばいち」。まだ出来たばかりのセルフサービスの店だ。店は木を多用してモダンでお洒落な感じ。壁には蕎麦猪口が飾ってあり、店内にはヴォーカル・ジャズが流れている。最近の資本系(かどうか知らないが)の店ってセンス良く上手に造るなァと感心。セルフなので盆を取って、蕎麦の注文を入れ、天ぷらや薬味などは置いてあるものを自分で取る、よくあるやり方。セルフの蕎麦って、前は岐阜に1軒あって何度か利用したけど(注・現在はセルフでは無い)、麺の茹で時間も短いし、もっとあっても良さそうな気もする。この日は鯛ちくわの天ぷらと、せいろを注文した。日本酒は、こういう店にしてはかなり凝ったものが色々あるようで、以前に築地の「やまだや」で呑んで感動した奈良の「風の森」があったので、これも注文。出来上がりを待ち、会計を済ませてから席へ。

席はテーブル席と、壁に向かったカウンター席。どちらも十分に広さを取ってあり、混んでいなかったこともあって窮屈感はない。天ぷらは揚げ置きなので味をどうこう言うもんでもなく、こんなもの。これをツマミにして、まずお酒をいただく。入れ物がどんなだったか失念したが、量はちょっと少なめ。10年程前までは、こういう爽やかな香りと酸味の日本酒を呑み慣れていなかったこともあって瞠目したが、あれから色々な日本酒に出会い場数を踏んだからか、前ほどの感動無かった(ただ量も少ないし、酒肴が揚げ置きの鯛ちくだから分が悪いか)。ま、旨いんだけどね(笑)。二八だというせいろは盛りがかなり多い。つゆに口をつけてみると、少しだけ甘味を感じる濃いめのもの。早速手繰ってみるが、切りが短い。茹では完全にオートメーションだったように見えたので、元々の長さが短いのかな。手繰った時も、啜った時もちょっと頼りなく、もう少し長い方が楽しめると思うんだけれど…。茹で加減はやや硬め。つゆとのバランスも悪くなく、こういうスタイルの店でいただくには十分なもの。もう少し遅くまでやっていると、呑んだ後にも使えそうだが…。(勘定は¥1,200程)

 

そばいち

愛知県名古屋市中区丸の内3-20-20

( 久屋大通 丸の内 栄 そば 蕎麦 セルフ蕎麦 セルフそば 讃岐製麺 油長酒造 )


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