ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

American Beauty / The Grateful Dead

2018年12月11日 | クラシック・ロック

American Beauty / The Grateful Dead (1970)

グレイトフル・デッド(The Grateful Dead)の5枚目のオリジナル・アルバム。バンド解散後もフィジカルやネットでも大量の音源を発表し続けているデッド。ベスト盤とネットで公式に発表されているフリー音源(毎年30曲のライヴ音源を無料でダウンロード可)は持っているが、オリジナル・アルバムを購入するのは初めて。元々少しかじっただけの彼らの音楽はピンとこなかったし、”デッドヘッズ”に代表される彼らを巡るコミュニティーが独特で、自分にとっては永くとっつきにくいバンドの代表格だった。どうしてこのバンドがここまで永く深く愛され続けるのか、やっと最近ベスト盤を購入して試しに聴いてみたところ。

このアルバムが数多い彼らのアルバムの中でどういう位置、評価を確立しているのか全く知らないのでほぼニュートラルな状態で聴いたが、”LSD””フリードラッグ””ヒッピー”なんていう自分の勝手なイメージで、もっとサイケデリックな要素が強いのかなと思いきや、牧歌的な雰囲気を持つストレートにカントリーな曲調が多く「へぇ、こんな感じか」と意外な聴き易さに驚く。以前に購入したベスト盤に収録されていた楽曲(01、02、03、06、10)も多いので馴染み易かった。でも付いていた歌詞カード(購入したのは日本盤)を読むと、しっかりその辺のドラッグ・カルチャーを認識させる歌詞が盛り込まれている。何度も聴いているとだんだん心地良さを感じるようになってきたが、これでデッドにハマる可能性はあるかしら…。

ブックオフにて購入(¥108)

  • CD (1998/10/25)
  • Disc: 1
  • Label : ダブリューイーエー・ジャパン

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