ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Alive ! 1975-2000 / Kiss

2019年02月20日 | ハードロック・へヴィーメタル

  

Kiss Alive! 1975-2000 / Kiss (2006)

2006年に発売されたキッス(Kiss)のライヴ盤を集めたスペシャル・パッケージ・ボックス・セット。1975年の名ライヴ盤「Alive!」、1977年の「AliveⅡ」、1993年の「AliveⅢ」に、2000年のミレニアム・コンサート(各ジャケット下参照)を加えた4枚組。既に最初の2タイトルは持っているが、リマスターされているようだし、手に入ったらいいかなぐらいの気持ちで入札して放っておいたら安価で落札出来ていた。ラッキー。

 

 

自分は”にわか”ファンで、まだキッスをしっかり聴き始めたのは最近なので、残念ながら70年代当時の彼らのインパクトや、ロック・アイコンになっていく過程を知っている訳ではなく、「Alive!」辺りのライヴ盤に強い思い入れがある訳ではないのだが、実際にライヴに行ったり、各アルバムをじっくり聴いていると、心の底から楽しめるロックンロールを演ってくれる彼らのショーマン・シップに今更ながら感動する。いくらでもチャンスがあったが、もっと早く聴いていれば来日公演にももっと行けたろうに…。

「AliveⅢ」は1992年のアメリカ・ツアーからの音源。なのでギターはブルース・キューリック(Bruce Kulick)、ドラムスはエリック・シンガー(Eric Singer )のメイクアップ無し期。前2枚と同様にオーヴァーダブなど手が加えられているとのこと。それはさておいてもクオリティーは変わらず素晴らしく、この当時ならではの選曲が聴きどころ。ちょっとまとめ過ぎ的な編集だが、自分が彼らを聴き始めたのがメイクアップ無しの時期なので、個人的に大好きな「Heaven's On Fire」「Lick It Up」なんていう選曲が嬉しい。

「Alive Millennium Concert」はこのボックスで初登場した音源で、1999年大晦日から新年にかけて開催されたカナダ・ヴァンクーヴァーでの録音だそう。当時はオリジナルメンバーでの再結成時期だったので、もちろんギターはエース(Ace Frehley)、ドラムスはピーター(Peter Criss)。このライヴでは2人が最初に脱退した後に録音、発表された曲をオリジナルの彼ら2人が演奏しているのも聴きどころ。ただし2001年4月まで続いたThe Farewell Tourと銘打ったツアーでオリジナルメンバーでの再結成は終了した。歓声のミックスの仕方が若干わざとらしいというか気になるのだが、再結成キッスの総まとめといった感じで楽しめる。

オークションにて購入(¥1,860)

  • CD (2006/12/8)
  • Disc : 4
  • Format: Import
  • Label : Mercury

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