Off The Soundboard : Tokyo 2001 / Kiss (2021)
2021年から始まったキッス(Kiss)のオフィシャル・ライヴ・ブートレグ・シリーズ「Off The Soundboard」。第1弾は2001年3月13日の東京ドーム公演。当時のメンバーはポール・スタンレー(Paul Stanley)、ジーン・シモンズ(Gene Simmons)、エース・フレーリー(Ace Frehley)というオリジナル・メンバーにエリック・シンガー(Eric Singer)が復帰して加わっている。自分はこの頃まだしっかりキッスを聴いていなくて、アルバムは編集盤を数枚持っていた程度。もちろんどういう公演だったかどうかも知らなかった。調べてみるとオリジナル・メンバーでのリユニオンが崩壊して解散ツアーをやったのだが、途中でピーター・クリス(Peter Criss)が抜けてシンガーが復帰という流れだったよう。
タイトル通りサウンドボードからの録音ということで客の歓声はどうかなと思ったがしっかりと収録されていてミキシングもちゃんとしていて臨場感もある。どうして急にブートレグ・シリーズと銘打ったのかは知らないが、普通にライヴ・アルバムとして通用するぐらいのクオリティだ。解散ツアー(当時)とあっても20年以上前の音源とあってポールの声も若々しく感じるし、さすがプロフェッショナル集団、ロック・ライヴとして隙が無い。隙があるのは時折怪しいエースのギター演奏ぐらいか(笑)。愛に溢れて(流れを止めがちなくらい・笑)サービス精神たっぷりのポールの日本語混じりのMCや、お約束のパイロなどのギミックも満載(音しか聞こえないが)。この頃のステージも観てみたかったなァ。
ネット・ショップにて購入(¥1,426)
- Label : UME
- ASIN : B08WZ8X7C2
- Disc : 2
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