ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

しな川 @名古屋市瑞穂区・新瑞橋

2019年10月11日 | 名古屋(昭和区・瑞穂区)

どての品川」といえば堀田にある店が有名だけれど、少し東に行った新瑞橋(あらたまばし)にも同様の店がある。それがこちら「しな川」。赤提灯がぶら下がる店の表で、立ったままどて焼や串かつをやるスタイルも同じ。店の形態からいって同系列じゃないかなと思うが(未確認)、こちらは”しな”が平仮名。まだ外は明るさが残っていたが店前までたどり着くと、外の立ちスペースはすでに満員。なので暖簾をくぐって中に入り、テーブル席に座らせてもらった。中はまだ混んでいない。こちらは老齢のご夫婦でやっていて、あちらよりも常連客が多い印象。立って呑んでいるのは全員常連だ。丁々発止やっているお二人を幅広い年代の客が優しく見守っている感じ。もちろん注文も急かさないし、とても温かい雰囲気だ。まずは酒をひや(常温)でお願いする。女将さんが1升瓶からガラスコップに注いでくれた。銘柄は白鶴かな(未確認)。「どてやき」を2本と「串かつ」を2本注文。中は冷房が効いていないのでちょっと暑い(訪問9月)。テレビでドラゴンズの試合を中継していたが、打ちこまれたとみえて「あぁーあ…。」というため息と共に早々にチャンネルが変えられた(笑)。

濃く煮詰まった味噌をまとった「どてやき」の口に放り込む。プルンとした口当たりで旨い。どては濃い味なので誤魔化され易いが、旨いものはやはり肉質がいいんだな。次は「串かつ」。主人に「味噌つける?」と訊かれたがソースで。こちらはやや脂身多めで細身。表から、店内から、はたまた電話で、と間断なく注文が入るが、女将さんが伝えたそれを主人はしっかりとソラで覚えている。凄いもんだなァ。自分ならあっという間にパニックになってしまうだろう。自分には珍しく「レモンチューハイ」を追加。これは缶の「氷結」だった。串の追加は「とん塩焼」2本。張りのあるクチュッとした歯応えがすごい。旨い。串で生キャベツを突きながら「串かつ」を追加。今度は味噌でお願いした。濃い味噌味が脂っぽいかつを上手く抑えて旨い。ここに座っていたら延々やれちゃう気もするが、大勢の学生客が入ってきたりしたので席を空ける。寄るにはちょっと遠いけれどまた来よう。(勘定は¥1,320)

 

どてやき・串かつ しな川 (しな川 新瑞橋店)

愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂通7-10-2

 

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