ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

善兵衛 @岐阜県関市

2022年01月26日 | 岐阜県(中濃)

妻の車で出掛けた折りに昼食に立ち寄った岐阜県関市の新しい蕎麦屋「善兵衛」。店は大きいスーパーマーケットの近くではあるものの、住宅が立ち並ぶ場所でとても店舗があるような感じではない場所。どうしてブックマークしていたか忘れたが、ネットででも見かけたんだったかな。店前に車を停め店内へ。天井扇の回る洒落た店内はテーブル席がいくつか並んでいて、静かにジャズが流れている。出されたのが蕎麦茶でなく冷水なのが嬉しい(←蕎麦を喰う前に蕎麦茶を飲むのが嫌なので)。品書きを眺める。こちらの昼食には「ランチ」と呼ばれるセットがあり、前菜、デザート、飲料が付くのだそう。自分も妻も「海老天せいろ(冷)」を「ランチA」(前菜/ミニデザート付)というものにしてみた。

しばらくしてまず前菜が運ばれる。陶器の皿に盛られた前菜は、ヤーコンのきんぴら、ローストビーフ、里芋のごま和え、ほうれん草と椎茸のお浸し、さつまいものレモン煮、という手の込んだもの。どれも一口だが旨い。これで蕎麦前がやれたら最高だろうなァ(←このあと用事があったので呑めず・涙)。そして蕎麦と天ぷらが登場。北海道産の9割だという蕎麦は細切りで更科蕎麦のように白っぽい。つゆは徳利に入っており、刻みネギと山葵は小皿に。つゆはかえし強めなので蕎麦を少しつけて手繰る。喉越し良く旨い。天ぷらには山椒塩も付いている。海老の他に野菜もあったんじゃなかったかな(→途中で恩師から電話がかかり、一旦自分だけ通話の為に店の外に出たので失念)。最後はさらさらの蕎麦湯を足してご馳走様。こちら”&カフェ”とあり、モーニング・サービスもやっているそう。次は温かい蕎麦と「釜めし」も食べてみたいナ。(勘定は¥3,300)

 

蕎麦&カフェ 善兵衛

岐阜県関市笠屋2-104

 

( 関 せき ZENBE ぜんべえ ぜんべ そば そばきり 天ぷら 天婦羅 天麩羅 釜飯 ランチ 喫茶 )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Where The Pyramid Meets The Eye : Tribute to Roky Erickson / Various Artists

2022年01月26日 | クラシック・ロック

Where The Pyramid Meets The Eye : Tribute to Roky Erickson / Various Artists (1990)

米テキサスのサイケデリック・ロック・バンドとして有名なサーティーンス・フロアー・エレヴェーターズ(The 13th Floor Elevators)。この盤は中心人物のロッキー・エリクソン(Roky Erickson)のトリビュートとして、彼の生前に発表されたもの。なかなかに興味をそそる面子が集まっており、目立ったヒット曲は「You're Gonna Miss Me」ぐらいしか無いけれど60年代中期から後期にかけて発表された彼の作品が、様々なアーティストに影響を与えたことが分かる。収録曲とアーティストは以下の通り。

01 Reverberation (Doubt) - ZZ Top
02 If You Have Ghosts - John Wesley Harding & The Good Liars
03 I Had to Tell You - Poi Dog Pondering
04 She Lives (In a Time of Her Own) - Judybats
05 Slip Inside This House - Primal Scream
06 You Don't Love Me Yet - Bongwater
07 I Have Always Been Here Before - Julian Cope
08 You're Gonna Miss Me - Doug Sahm & Sons
09 It's a Cold Night For Alligators - Southern Pacific
10 Fire Engine - Richard Lloyd
11 Bermuda - Vibrating Egg
12 I Walked With a Zombie - R.E.M.
13 Earthquake - Butthole Surfers
14 Don't Slander Me - Lou Ann Barton
15 Red Temple Prayer (Two Headed Dog) - Sister Double Happiness
16 Burn the Flames - Thin White Rope
17 Postures (Leave Your Body Behind) - Chris Thomas feat.Tabby Thomas
18 Nothing in Return - T-Bone Burnett
19 Reverberation (Doubt) - The Jesus and Mary Chain

自分がこのバンドを知ったのはテレヴィジョン(Television)がライヴで「Fire Engine」をカヴァーしており、それをブートレグ(海賊盤)で聴いたのが最初。オリジナル・アルバムには収録されていなかったので調べたら13th Floor Elevatorsだった。ここではギターのリチャード・ロイド(Richard Lloyd)がソロでカヴァーしている。同郷のZZトップ(ZZ Top)は貫禄のカヴァー。何か交流でもあったのかな。プライマル・スクリーム(Primal Scream)の名盤「Scramadelica」に収録されていた05がカヴァーだったとは発売当初は知らなかった。13th Floor Elevatorsというとロッキー・エリクソンの特徴的なヴォーカルと、エレクトリック・ジャグの音が思い起こされる。みんなもっとやるのかなと思いきや、ここではあまり前面にして使っているアーティストは居ない。ま、あれがあるとその音色に染まっちゃうからなァ。

バンドの現役時に精神に異常をきたして表舞台から去ったロッキー・エリクソンは、音楽活動は続けていたらしいが奇行も目立ったとのこと。色々な逸話が残っているようだ。ただ後年は治療も順調にいき、2000年代にはステージにも復帰して活動していたようだ。2019年に亡くなっている。

ネットにて購入(¥480)

  • Label ‏ : ‎ ダブリューイーエー・ジャパン
  • ASIN ‏ : ‎ B0000652AK
  • Disc ‏ : ‎ 1

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする