ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

御幸亭 (3) @名古屋市中区・大須

2019年11月19日 | 名古屋(中区 老舗)

休日の昼、久しぶりに大須の「御幸亭」へ。創業は大正12年(1923)。現在、平日は昼営業のみになっている(営業時間が限られてくると心配になるなァ…)。ほぼ口開けの時間に店内へ。大テーブルに案内され腰を下ろす。厨房には老齢のご夫婦(たぶん)がコックコートで調理、給仕は若い男女が2名。メニューを眺め、この日は「オムライス」にすんなりと決定、注文した。すぐに家族連れや1人客が次々と入って来て賑やかさが増した。用意されたスプーンの下の紙ナプキンも皿と同じように「Miyukite」〔ママ〕と書かれている(笑)。

しばらくして、これぞというようなこんもりとした美しい姿の「オムライス」が登場。白い平皿に綺麗に巻かれた玉子の黄色、程良く綺麗にかけられたケチャップの赤、添えられたパセリの緑、の調和が美しい。時々ケチャップ(あるいはトマトソース)がぞんざいにかけられていたり、ビャーッと線状にかけられていたりするオムライスに当たることがあるけれど、萎えるよね(←こんなこと気にするの自分だけか…)。早速スプーンを入れていく。こちらの中身はバターライス。細かく切ったハムが使われている。ケチャップは酸味控えめなもの。この店でも扱っている清須の「太陽ケチャップ」だろうか。包んである玉子は薄焼きだけれど、少しバターライスに馴染んでいる部分もあり、申し分なし。旨かった。次は”牛タン入り”という「コロッケ」か「メンチカツ」をビールか”菊正宗”で。(勘定は¥950)

以前の記事はこちらこちら

 

 


 

↓ 大須仁王通商店街のアーケード下にある化粧品店「大門屋本店」(建築詳細不明)。看板によると創業は明治4年(1871)。もうすぐ150年という老舗だ。舞台演劇用の化粧品や小間物を扱っているのだとか。2階に目をやると木製の窓枠とタイル壁が歴史を感じさせる。

 

 


 

洋食屋 御幸亭

愛知県名古屋市中区大須3-39-45

 

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コメント
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