ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

語楽亭 @岐阜県岐阜市

2019年02月14日 | 岐阜県(岐阜)

ある晴れた日曜に自転車で岐阜市内中心部をウロウロ。ちょうど昼頃に京町辺りに差し掛かり、駐車場に待ちが出るほどの「更科」の相変わらずの盛況ぶりを横目に通り過ぎると、すぐ横で回転灯が回っている。「あれ?こんな所に店があったかな」と近づいてみても、あまりそれらしい建物ではない。でも回転灯の下を見ると控えめ過ぎる程(笑)の看板が。読み辛いが「語楽亭」とある。

店名の下には消えかけた”コーヒー・カレーライス”の文字があったのでメインは喫茶店のよう。実は30年もの歴史があるらしいが、今まで店の存在を全然知らなかった。ちょうど男性客が1人入っていったので自転車を停めて自分も入ってみた。中はカウンター席が4席、テーブル席が3つとこじんまりとした喫茶店。調理場には年配の女将さんが1人でカウンター席に座っている女性客と世間話をしつつ調理中。メニューは壁に貼ってあったのだが、食事はカレーだけで「チーズカレー」「ビーフカレー」「ポークカレー」「エビカレー」の4種類のみ。小さく「大盛は改訂前の中盛の量です」との不穏な記述が…。ん?ひょっとして大盛りの店なのか…。「エビカレー」ってあまり見ないナと、普通サイズの「エビカレー」をお願いした。女将さんでなく常連の女性客が福神漬とらっきょうとたくあんの入った容器を置いてくれる(笑)。先の男性客に運ばれたカレーの量に怯む。まさか、あれが普通サイズ? すぐに「ライスを少なめで…」と言おうとしたが、自分の皿はすでにライスが盛られていてまさにカレーをかけるところだったので止めにした。

そして平皿に盛られた「エビカレー」が登場。カット・バナナ付き。カレーは案じた程の量ではなくひと安心(それでもライス多めだが)。先の人は”大盛”だったのだろう。上に茹でたむき小エビが数尾のっている。早速スプーンを入れていく。カレーの口当たりはポテッとしていて、いい意味で”昨日のカレー”のような安心感。口に入れてみると意外としっかり辛い。後で少し口の中がヒーッとなるくらい。自分は辛口のカレーが好きなのでこれはOK。固形の具は見当たらず、エビは別茹ででのっているだけのようでカレーの風味としては感じられなかったので、他の肉の入った(であろう)カレーの方が良かったかな。ご飯に合うカレーを綺麗に平らげた。次は大盛…やめとこ。(勘定は¥650)

 


 

↓ 柳ヶ瀬商店街(弥生町)の外れにある呑み屋街「松竹小路」。すぐ隣にあった同様の「弥生小路」が取り壊され、両側が更地になってしまっていた。この建物も先は長くないだろうか。

 

↓ 西柳ヶ瀬の「柳ヶ瀬センター」も小路の奥(写真手前側)が更地になっていて、以前と違って昼間は明るい日差しが入り何だかとても明るい雰囲気に。

 


 

語楽亭

岐阜県岐阜市京町3-2

 

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コメント (6)
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