ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

康生 @岐阜県可児市

2017年06月15日 | 岐阜県(中濃・老舗)

 

岐阜県可児市の鰻屋「康生」に初訪問。こちら料理旅館として昭和2年に創業した老舗だが、沿革を見ると今の体制になったのは15年程前からになるのかな。中庭がある大店で、暖簾には”料亭”の文字もある。昼の口開けで暖簾をくぐったが、空いていても「廣見庵」と名付けられた離れに案内された。もちろんこちらはまだ新しいモダンな建物で、BGMにジャズが流れている(要るかな?)。こちらからも中庭が見えるので気を利かせてくれたんだろう。平日とあってか社用のグループ客ばかりで賑わっていた。メニュー写真といい、飾られたポスターといい、給仕女性の作務衣っぽい上着といい、”電通入ってる(※あくまでも比喩的な表現です)”感が強い(笑)。メニューから「うな丼・梅」を注文した。大勢の客がまだ配膳されていない様子なので待ち時間は長いが、鰻の店では仕方のないところ。

お茶の追加が欲しかったが、この離れには店員が誰も居ないので、大声出す訳にもいかないし、困ったナ…。しばらく待って錦柄の蓋付きの丼ぶりに入った「うな丼」が運ばれた。蓋を開けると鰻は尻尾側3切れ。身の厚さはまぁまぁといったところ。ご飯は多め。ご飯の量とのバランスが悪いので丼ぶりとしてはちょっとアレだが、皮側はカリッと焼かれていて、たれも甘過ぎず旨い。好きな粉山椒を振っていただいた。大根と人参の揚げ浸しの小鉢が付いてきたが、酸味がかなり強く、鰻を食べていてまるっきり口が変わってしまう(それを狙ったのかもしれないが、もっと酢加減を優しくても…)。漬物は守口漬でなく、壺漬けだったが残念。肝吸いもいただいてごちそうさま。(勘定は¥2,538)

 

料亭 うなぎ 康生

岐阜県可児市広見802-1

 

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コメント (4)
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