ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

ロザリエッタ @岐阜県加茂郡坂祝町

2015年05月15日 | 岐阜県(中濃)

岐阜県の坂祝町(さかほぎちょう)の田舎道にあるイタリアン・レストラン「ロザリエッタ(Rosarietta)」。こちらには以前から何度も行った事があって、何年ぶりかの久しぶりの訪問。その頃は休日のランチ時分になると予約無しでは外で待たなければいけないほど盛況だった。久しぶりに予約なしで店に行ってみると、運良くすぐに座る事が出来たが、自分のあとに来た客からはすぐに待ちが出ていたので、相変わらずの人気。すごい。手作り感が感じられる店内は、手作りケーキやデザートの並べられたショーケースもある。ピッツァ用の専用窯も。主人の他には女性給仕が2人。体格のよいここの主人が作るものって何でも旨そうで、他のテーブルに運ばれていくものも食べたくなります。

自分はこの店とあまり相性が良くなく、予約した日がたまたま店内イベントと重なって慌ただしかったり、あまり慣れていない給仕の子に当たって、メインの前にコーヒーが出てきてしまったり(笑)と、不運が幾度も重なったので、だんだん足が遠のいてしまっていた。いつも料理はおいしいので、そういう巡り合わせが悪いだけなんだけれど。

人気のある前菜のブッフェ(テーブル上に何種もの前菜が置いてあり、自分で好きなだけ取って食べる事が出来る)も選択できるが、この日はパスタランチを注文。まずシンプルな野菜サラダが出てきた。味が濃いというか、旨味がしっかり強い。この店で出てくる野菜はいつも本当においしいと思う。だんだん混んできた店内は、客の注文が重なりはじめ、慌ただしさが増して嫌な予感。案の定、明らかに自分の所に来るはずだったパスタが他所に行き、食後に頼んだエスプレッソが先に出てきた(笑)。あれっ、料理と一緒にって注文し間違えたかな?とそのままにしておいたら、随分経った後に調理をこなしていた主人が異変に気付いたようで、ことわりがあった後、急遽自分の分のパスタの調理が始まる…。デジャヴ…。

この日の日替わりパスタは季節の素材を使ったもの。晩春ということで、旬でもある「あさりと筍の白ワインソース」。ほんの少しの塩加減でも台無しにもなりかねないシンプルなメニューなので、自分はこういったビアンコ(塩味のパスタ)の調理は苦手(1人分ならいいけど)。さすが主人の作るパスタの塩梅は言うことなし。旨かった。作り直してくれたエスプレッソを飲んでお勘定。前にもここで買って帰ったケーキは旨かったので、ショーケースにあった限定の「いちごロール」(フレッシュで旨かった)を持ち帰りで購入した。

他の客と主人の会話を聞いていたら、この日は奥様が不在で手が足らなかったとのこと。こういう状況だったので、どうしても満足度は下がってしまうが、料理はいつもおいしいので、なんとか店が落ち着いた状態の時に食べたいなァ…。(勘定はランチが¥1,200、持ち帰りロールケーキが¥800)

ロザリエッタ (Rosarietta)

岐阜県加茂郡坂祝町酒倉980-3

( 坂祝 さかほぎ イタリアン ピザ )

コメント (2)
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