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ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

夢の浮世に咲いてみな(Samurai Son) / Momoiro Clover Z vs. Kiss

2015年08月15日 | ハードロック・へヴィーメタル

夢の浮世に咲いてみな(Samurai Son) / Momoiro Clover Z vs. Kiss (2015)

あー、そうそう、これも買ってました(笑)。ももいろクローバーZとキッス(Kiss)のコラボ・マキシ・シングル。世界中のキッス・アーミーも、この組み合わせには驚いたことだろう。でもそれぞれの世界観はピッタリとハマってなかなかでございました。日米関係者の努力が偲ばれる。自分は先にPVを見ていたのだが、まずキッスとしては異色の曲調にびっくり。サビはさすがにキッスらしいが、何と言うか…分かり易いイメージのわりに凝った曲というか。ライヴ映えはしないだろう曲展開で、一聴して盛り上げ難い曲だ。でもPVの出来は素晴しく、日本女子の可愛いイメージと、異形の東洋趣味と、キッスのド派手さがミックスされて、単純に楽しめた。「Samurai Son」というキッスのみのヴァージョンがあったのと、来日公演の予習の為に、このCDを購入したのだが、やはり英語のみで聴いてもヘンな曲だ。

実際に名古屋での来日ライヴでどうだったかと言うと、残念ながらポール(Paul Stanley)の調子により口パクだったらしいが(後から知った)、バックのモニターに大写しされた極彩色のド派手PV映像の前で演奏され、なかなかのものだった。周囲は年齢層が高く、この曲をしっかり予習してきた人が少ないとみえて、シンガロン(Sing-Along)はあまり出来ていなかったが。残念だったのは、この曲がプロダクション含めて全体のクオリティとしてはなかなかなモノにも関わらず、世界的には大きな話題とまではいかなかったところ。ももいろクローバーZとのコラボだもの、仕方がないと言えば仕方がないが、その後の日本以外のツアーでも「Samurai Son」が演奏されることは無かったし、あくまで日本限定イベントという感じなんだろうが、もう少しフォローがあっても…。彼女らが、カヴァーしたキッスの「Rock And Roll All Nite」は…微笑ましいけど…、ノーコメント(笑)。

オークションにて購入(¥938)

  • CD (2015/1/28)
  • Disc: 1
  • Format: Single, Maxi
  • Label: キングレコード
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Sonic Boom (Special Edition) / Kiss

2015年06月25日 | ハードロック・へヴィーメタル

Sonic Boom (Special Edition) / Kiss (2009)

2009年発売のキッス(Kiss)のオリジナル・アルバム。前作がオリジナル・メンバーの復活という謳い文句だったのに対して、このアルバムは完全に現行メンバーに移行してからの心機一転の再スタート。という事で、華々しい話題になったのかなと思いきや、なんと日本盤は発売されていないのだそう。まだファンに成り立ての自分には理解出来ないのだが、キッスくらいのビッグ・バンドで、日本でも昔から人気があるのに日本盤が発売されないなんてことが有るのだろうか? 時期的に盛り下がっていたのか、それとも契約の問題か。で、内容もパッとせず地味だったりするのかなと思ったら、これがキッス節全開の素晴しい快作! 往年を彷彿とさせるようなキャッチーでバラエティに富んだ楽曲のそれぞれの完成度はもちろん、メンバーのハツラツとした意気込みも窺える。これ、いいアルバムだなァ。

しかもこのアルバムはスペシャル・エディションと称して、「Kiss Klassics」(日本では「地獄烈伝」という邦題で発売された)という、現行メンバーでの再録音ベストと、同年の南米アルゼンチンはブエノスアイレスでのライヴDVD(6曲収録)が付属している。またこの再録音ベストが「やっつけ」でなく、しっかりしたプロダクションで作られているのがいい。さきの日本公演前に購入したのだが、とてもいい予習になった。DVDの方は、勝手な想像だが、たぶん正規の作品として発表しようとして収録されたものが、現場のドタバタやメンバーの演奏クオリティの関係で見送られたんじゃないのかなと思う。全体としての出来は良くないが、ボーナスDVDとしたら充分以上の品質。この内容の3枚組新品が千円札でお釣りがくるというのだから素晴しい。いやぁ、いい買い物だった。

amazonにて購入(¥892)

  • CD+DVD (2009/10/5)
  • Disc: 3
  • Format: NTSC, Import
  • Label: Roadrunner
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Psycho Circus / Kiss

2015年05月26日 | ハードロック・へヴィーメタル

Psycho Circus / Kiss (1998)

1998年発売のキッス(Kiss)18枚目のオリジナル・アルバム(ちなみにジャケットは3D)。ずっと以前から聴き齧ってはいたものの、最近やっとしっかり聴くようになって、2月の来日公演で遅ればせながらちゃんとファンになったと言っていい自分は、オリジナル・メンバーへの思い入れが無いので、このアルバムの立ち位置もよく知らなかった。一応、リユニオン・ツアー後の、1979年以来のオリジナル・メンバー再結集アルバム。しかしながらエース(Ace Frehley)とピーター(Peter Criss)の参加は限定的のようだし、メンバーの中でもレコーディングはいい思い出になっていないようだ。

でも聴いてみると、そんな内輪の事情はさておき、先の公演でも演奏されたキャッチーな1から始まるアルバムは軽快なロックンロール・アルバムになっておりなかなかのものだ。6なんかはタイトル「You Wanted The Best」からしてキッスお決まりの常套句だし、メンバー全員が歌い回していくという構成から、記念碑的な作品になる予定だったんじゃないかと想像する(そうはならなかったが)。しかし、何度聴いてもピーターの歌う8だけはメロウ過ぎてどうしても受け付けられないなァ。その曲を含めて最後の3曲でとたんに盛り下がるので、アルバムの構成に難ありという気がしなくもない。

ブックオフにて購入(¥500)

CD (1998/9/22)

  • Disc: 1
  • Format: CD, Enhanced, Import
  • Label: Universal I.S.
コメント (2)
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GN'R Lies / Guns N' Roses

2015年04月07日 | ハードロック・へヴィーメタル

GN'R Lies / Guns N' Roses (1987)

ファースト・アルバムで巷の話題をかっさらったガンズ・アンド・ローゼズ(Guns N' Roses)のミニ・アルバム。ファーストの後に発売されているが、ファーストよりも前に発売されたEPに、新録のアコースティック曲を加えた8曲入り。当時はハードロック界の鳴り物入りの大型新人だったので、自分もファーストを購入した。まだあの当時の輸入盤CDは縦長のボックスに入っていた頃で、ファーストもダサいイラストのジャケット(2ndヴァージョン)が嫌で、ボックスの一部写真を切り抜き、プラケースに挟んでジャケットにしていた覚えがある。で、彼らがすごく好きだったかというと…そうでもなくて、やはりアクセル・ローズ(Axel Rose)のあのヴォーカル・スタイルが引っ掛かって、数曲を除き、いまいちのめり込むまではいかなかったので、それっきりで、このアルバムも購入していなかった。当時、洋楽界では彼らの一挙手一投足が話題になり、ゴシップを振り撒き、スキャンダラスなバッド・ボーイズ・ロックを体現していたので、そういういかにもアメリカン・ショービズ的な所も敬遠する理由だったかも(当時は70年代パンクにハマっていたし)。

で、今、彼らが何をやっているのかもよく知らないが(バンドは存続しているらしい!)、途中ベスト盤の購入を経て、30年近くも経ってからこの盤を買って聴いてみた。もうあの頃のヘアー・メタル(日本ではこう呼んでいなかったが)も古き良き時代となってしまっているので、時代の恥ずかしさというものを割り引いてみても、エアロスミス(Aerosmith)のカヴァーなんかは初々しくて、なかなか良いし、アコースティック4曲も悪くない。その後に数々の話題(ゴシップ)を振り撒き、紆余曲折を経て、分裂していったバンドなので、聴いていると微笑ましくも、何だか切ない。

中古店にて購入(¥108)

  • CD (1990/10/25)
  • Disc: 1
  • Format: CD, Import
  • Label: Geffen Records
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Rock Or Bust / AC/DC

2014年12月30日 | ハードロック・へヴィーメタル

Rock Or Bust / AC/DC (2014)

発売と同時に手に入れてすでに聴きまくっていたが、今年最後のCDレヴューはやはりAC/DCにしとこ。2014年になってもAC/DCの新譜を聴く事が出来る幸せを噛みしめる。ストーンズ(The Rolling Stones)と並んで、このバンドの盲目的なファンなので、感想はいつも「サイコー!」なのだが、この両バンド共、現役なのは奇跡的。ありがたい。どうもマルコム(Malcolm Young)がもうプレイ出来ないらしいという情報は前ツアー終了後から伝わっていたので、ある程度覚悟は出来ていたのだが、新譜とツアーが発表された後のフィル(Phil Rudd)の逮捕と近況写真を見て「……。」となる。しかも薬物関連の罪はまだ想像出来ても、殺人謀議罪って…。ひょっとしたらまた来日、でも前回(2010年)の来日全3公演に参戦した会場の入りを見ると厳しいか(日本以外では全てソールドアウトなので)、なんて想像を膨らませていただけに辛いこのニュース。

アルバムの発売に先がけて発表されたPVにマルコムとフィルの姿は無く、届いたアルバムにフィルの写真は載っているものの、やはりマルコムの姿はない(代役は甥っ子のスティーヴ・ヤング)。アルバム・ジャケットは中学生のノート隅の落書き並みで、過去最低レベルに酷いが(笑)、筆頭の曲からAC/DC節全開で、タイトにまとまった彼ららしい作品に仕上がっている。アルバム・コンセプトなんて必要ないし、音楽的冒険や革新も必要ない。ただAC/DCがそこに居るだけで、こういうアルバムが出来上がるというのは凄い。個人的に一番心配していたブライアン(Brian Johnson)のヴォーカルは、元がハイトーンだけにもっと衰えが感じられるかと思っていたが、問題なし(ライヴではこうはいかないかもしれないが…)。2はフットボールや大リーグのシーズンが開幕したらへヴィー・ローテーションは間違いなし。でもAC/DCって「Ball」って言葉使い過ぎ。下世話な意味があるのは分かるが(笑)。アンガス(Angus Young)のギターは相変わらず冴えまくっている。彼がいつものように元気そうなのが嬉しい。

amazonにて購入(¥1,805)

  • CD (2014/12/2)
  • Disc: 1
  • Format: CD, Import
  • Label: Sony
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Rock And Roll Over / KISS

2014年02月12日 | ハードロック・へヴィーメタル

Kiss

Rock And Roll Over / KISS (1976)

キッス(Kiss)1976年発売の5枚目のオリジナル・アルバム。ハード・ロック好きだった姉の影響で当時の小学生の中では早熟で、70年代ハード・ロックに触れる機会が多かった自分だが、なぜかキッスとのファースト・コンタクトが「Hard Luck Woman」で、曲誕生の経緯など全く知らずに、本当にロッド・スチュアート(Rod Stewart)が歌っているとばかり思っていたので、全然好きになれず(←いや、ロッド自身は好きなんですよ。特にマーキュリー時代は)、しっかり聴くようになったのはまだ最近のひよっこです。最初からリフを中心としたシンプルなロックン・ロールとして捉える事が出来ていたら、ひょっとしてもっとハマったかもしれない。当時の小学生には「Hard Luck Woman」と派手なメイクは両立して考える事が出来なかった…。

このアルバムはまさに自分が初めてキッスを聴いた件の曲が収録されている(でも自分がお覚えているヴァージョンはこれではないので、「アライヴⅡ」に収録されたものだっただろうか)。アルバムは今聴くと40分にも満たない尺。昔はアルバムと言えばこの位だったのだ。ちょうど46分のカセットテープにA面、B面録音出来るくらい。コンパクトではあるのだが、バラエティに富んだ曲群と曲展開で、それこそあっと言う間に感じるほどにキッスの魅力がしっかり捉えられたアルバムだ。行ったことないけれど、ライヴ楽しいんだろうなー。

ブックオフにて購入(¥250)

  • CD (1990/10/25)
  • Disc: 1
  • Format: Import
  • Label: Polygram Records
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    Greatest Hits / Guns N' Roses

    2014年02月03日 | ハードロック・へヴィーメタル

    Guns

    Greatest Hits / Guns N' Roses (2004)

    数々のゴシップを提供したガンズ・アンド・ローゼズ(Guns N' Roses)。2004年に発売されたグレイテスト・ヒッツ盤があったので買ってみた。彼らを初めて聴いたのは多分ファースト・アルバムが発売されたちょっと後だったと思う。西新宿のブート屋の店内でどっかでのライヴ映像を見た。もちろん当時はまだVHSだったし、画像も悪く、画面は真っ赤っかだった覚えがある。見た目はもろハノイ・ロックス(Hanoi Rocks)だったのと、えらく勢いが感じられたので、当時評判になっていたファーストを渋谷のタワーレコードで買ったと思う。ひょっとすると若干記憶が前後しているかもしれないが…。あの頃のCDはまだ縦長の箱に入っていたんじゃなかったかな。えらくかっこ悪いイラストのジャケットで、箱にあったイラストの方がかっこ良くて(それがこのベスト盤のジャケットのイラストだったような気が…)、それを切ってプラケースに入れていたはず(笑)。正直あまり期待せずに聴いたら、アルバムの最初っから最後まですごくかっこ良かったなぁ。

    このベストはあまりひねりはなく、発売順に彼らの代表曲を収録。ファーストからの曲はさすがに聴き慣れていて胸躍る。ただその後はあまり聴かなくなったこともあり、あまり強い思い入れはない。88年の来日時に行けていたら…。カヴァー曲が3曲(ディラン、ウイングス、ストーンズ)収録されているが、発表当時と印象は変わらず、改めて聴いてみても凡庸な出来。どれも超有名曲という事もあるが、そのまんまに近いカヴァーなので面白味があまりなく、アクセル(Axl Rose)の独特なヴォーカルを楽しむ程度。これならファーストからもう何曲か選んでも、と思うが、ベストではなくグレイテスト・ヒッツだからそりゃ仕方がないよね。

    ブックオフにて購入(¥250)

  • CD (2004/3/23)
  • Disc: 1
  • Format: Import, Best of, Original recording remastered
  • Label: Geffen Records
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    Selfdestruction Blues / Hanoi Rocks

    2013年07月03日 | ハードロック・へヴィーメタル

    Hanoi

    Selfdestruction Blues / Hanoi Rocks (1983)

    ハノイ・ロックス(Hanoi Rocks)が現役の間に発表された編集盤。内容はシングル等を収録したれっきとした編集盤だが、日本では当時からオリジナル・アルバム的な扱いをされていたよう。自分はリアル・タイムでは後期しか知らないが、彼らの日本盤アルバムはオリジナル盤とジャケットも違い、確か発売日もずれていたはずなので少々混乱した覚えがある。

    そもそも自分は彼らの音楽を聴く前に(正確に言うと聴いていたけれどまだ彼らだとは認識していなかった)、容姿を見て「ヘヴィーメタル」と勘違いしていた。何しろまだ80年代ロックやポップスにどっぷりで、ジャンルの違いなんてよく分かっていなかった時期。同級生の服部君に勧められた時も見た目で「オレ、へヴィメタ聴かないんだ…」と一度断ったくらい。服部君が「聴いてみれば分かるよ、へヴィメタとは違うって」と言ってくれたからこそ、その後聴くようになったのだ。今だったらヘヴィメタじゃない事はすぐ分かるが、当時は今のように映像とバンドの情報が同時に入ってきていた訳ではないので、まず雑誌に掲載された写真やアルバム・ジャケットでアーティストを判断することが多く、なかなか自分の好みの音楽を探すのは大変だった。その後すぐにミュージック・ヴィデオが流されるようになるが、これもまだまだ番組は少なかったので取り上げられるアーティストは限定的。じっくり音楽とだけ向き合っていた幸せな時代とも言えるが…。

    マイケル・モンロー(Michael Monroe)のヴォーカルは不安定でひっくり返ったりしているし、多用されるお約束のコーラスもどちらかというと「素っ頓狂」(笑)。よくボツにならなかったものだ…。構成もやはりバラバラな印象で、アルバムとしての完成度という意味ではもちろんいまひとつだが、それでも彼らのかっこよさ(演奏の稚拙さも含めて)は充分に伝わってくる。ハノイ・ロックスの様々な音楽面が見て取れるので興味深い。もちろん初めてハノイ・ロックスを聴く人には勧められない。個人的には初めての人にはマーキー・クラブでのライヴをお勧めする。

    ブックオフにて購入(¥250)

    • CD (1994/5/25)
    • Disc: 1
    • Label: マーキュリー・ミュージックエンタテインメント

     

     

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    Let There Be Rock:The Movie - Live In Paris / AC/DC

    2013年06月17日 | ハードロック・へヴィーメタル

    Acdc

    Let There Be Rock:The Movie - Live In Paris / AC/DC (1997)

    AC/DCの5枚組ボックス・セット「Bonfire」に入っていた1979年12月9日のパリでのライヴ2枚組。自分はこのボックス・セットをなぜかバラバラに買うことになったので、ようやくこのライヴ盤でコンプリート。最初からボックスを買えば良かったのだが、値段は高かった割に音源として定番のアトランティック・スタジオライヴやアルバム「Back In Black」はすでに持っていたのであまり希求しなかった。今はもうボックス自体が安くなっているからこれから購入する人は是非ボックスをどうぞ(笑)。

    ヴォーカルの故ボン・スコット(Bon Scott)在籍時のライヴとしては後期のもので内容はもちろん映画「Let There Be Rock」のサントラだが、インタビュー映像などがライヴ途中に挟まれる映画よりも純粋にライヴを楽しめるのはこちら。それに「T.N.T.」はこのライヴ盤のみに収録。ただ残念ながらDVD共に1曲欠けていてライヴの完全盤ではないとの事。

    ちなみに宗教にはあまり詳しくないが、この題は「光あれ」と訳される旧約聖書創世記の言葉「Let There Be Light」のもじりだと分かっていないとあまり面白くない。この曲のPVでもボンは牧師として登場している。

    絶頂期というかとうとうこれで世界征服というタイミングで亡くなってしまったボン・スコットのライヴでの下品な(※褒め言葉です)ヴォーカルが存分に楽しめる好ライヴ盤です。没後も未だに愛される存在のボン。彼の後任で現ヴォーカルのブライアン・ジョンソン(Brian Johnson)を含めてメンバーとファンがずーっと彼をリスペクトし続けているのが本当に微笑ましい。

    オークションにて購入(¥533)

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    Alive Ⅱ/ Kiss

    2013年06月10日 | ハードロック・へヴィーメタル

    Kiss2

    Alive Ⅱ/ Kiss (1977)

    まさに絶頂期のライヴ+新録音曲アルバム。12、13、14は武道館での録音。当初は全て武道館での録音でライヴ盤を発売する予定で、すでにタイトルや発売スケジュールまで決まっていたという。最後の5曲はスタジオ録音。ライヴ・テイクでも4人でヴォーカルを分け合っていて、当時のバンドの力関係が変化してきているのが分かる。内容は保証付きのゴキゲンなロックン・ロール。

    自分はリアルタイムではなく、完全に乗り遅れて聴いたので、あまり詳しいストーリーまでは知らなかったが、最初に聴いた時でも雑誌などで目にしていたド派手な出で立ちとステージ・ギミックに対して、シンプルでストレートなロックン・ロールとのギャップに驚いた覚えがある。

    こうして聴いてみるとアルバムとしてはやっぱり最後までライヴ・テイクで行ってくれた方が良かっただろうと思うが、当時のキッスは人気絶頂で様々な事を求められていたから、プロモーション的にもそうせざるを得ない事情があったんだろう。

    中古店にて購入(¥500)

  • CD (1990/10/25)
  • Disc: 2
  • Format: Import
  • Label: Polygram Records
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