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蚊焼です。日記です。
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「その他」がメインのブログ。

転機到来(運命の歯車が─改め)

2008年02月17日 | 鳥大時代/就職活動


【追記】

 実を申しますとこの文章は、
まさに投稿日時の日に
勢いで書いたものです。
 しかしながら、当時はまだ在職中のため、
ここに掲載するのを控えておりました。

 それからおよそ1年後、
一身上の都合で退職しました。
 そして以下の当時の記事を
掲載することにしました。

 しかしながら当時書き殴った文章は、
どこか一方的で断定的で激情的でした。
 読み返してみるとどうも、
うーむと我ながら苦笑してしまいました。
 一部の言い訳がましい件がどうも。

 けれどもこれが本当の心境だから、
致し方ないなと、腹を割って掲載
することにしました。
 方がついたら掲載しようと
思っていたわけですし。
 ただ正直いうと、一部の文章は
削除しました。勢いで書くのは危険ね。


 恥ずかしながら、以下は
転職を模索し始めた日の、
正直な気持ちを綴ったものです。



【以下、オリジナル文章】

今日は、
自分にとって
大きな転機を迎えた、
と思う。


「辞めろ」と言われたら、
「はい」と答える準備が
できています。
と、上司に伝えた。


今日は現場で
いろんなことがありすぎた。
綿密に打ち合わせをして
それでも上手くいかないことに
己のこの業界での限界を感じた。

ご近所の方々に
ひたすら頭を下げまくった
日でもあった。
別に直接の責任者ではないから
そこまで考える必要は
ないのだけれども。
「あなたが悪いわけじゃ
 ないのはわかるけどね」
ともいわれた。
しかしその一方で、
自分のややいい加減な事で
怒らせてしまった事例もあった。
それは回避できただけに
悔しかった。

いろんな人に怒られて、
新人はツライ。
けれどもそんな中で
唯一の見方は
うちの上司だ。
…といいたいところだが。


今朝から何故に不機嫌なのか
わからないけれども、
えらいご立腹で。
でもこっちはこっちで
現場の調整で慌てていたから、
電話のやり取りの中で
ちょいと癪に障ったところが
あったのだろうけれども。

「俺の言うことが聞けなかったら
 辞めろ。」

「辞めろ」と、
はっきりと、
強い口調でそう言われた。

それを聞いて、思った。

まだ早い。


今の会社に、
今の業界に、
うんざりしていた。

けれども人間関係は良好。
新たな経験を与えてくれ、
ものすごく勉強になる。

その狭間で
自らの人生の進退を
決めかねていた。

それでも、少なからず
決意というものがあった。

「1年間は絶対に辞めない」
 本当に最低限の目標。
 でないとこれからの人生
 辞め癖が付くから好く無い、
 と思っているから。

「辞めろと言われたときに退く」
 自分で退き際を決めることが
 できないで、
 このままズルズルと
 つまらなく生きるのではという
 恐れを抱いているので、
 「辞めろ」の言葉を、
 その契機にしようと思っているから。


けれどもそれを
1年経たぬうちに言われて、
びっくりしてしまった。
これでは二つの目標に
矛盾が生じてしまう。

だから、
その発言を撤回してもらうことで、
自分の筋を通すことにした。

自分は頑固な人間だから、
そうでもしないと
このまま辞めなくてはならない。
そんな経緯で、
冒頭の言葉を伝えた。


情けない話だが、
涙がボロボロこぼれた。
久しぶりに、
号泣した。
8月以来かな。
そういえばこの頃だったか、
退職して次にやるべきことを
真剣に考え出したのは。


辞めることを会社の人に
示唆したのは、
今日が初めて。

ひとたび打ち明ければ、
もはやその話で
運命の歯車ががたごとと
音を立てて動き出したのを
強く感じた。

これか、
これを「転機」というのか、
いよいよか。


依然としてモラトリアムの
最中にいる自分。
「就職」とは名ばかりで、
依然として自分探しに
明け暮れていた。

就職したのは、
とりあえず社会経験のために
職に就かねば、
という思いもあった。
就活サイトに
「煽られた」という事情も
あるかもしれない。

けれども一番の理由は、
将来を実は真剣に考えていなくて、
就職しやすいところで
妥協をしたところにある。

そう、今の会社に就職したのは
妥協をしたから。


実に情けない限り。
けれどもある意味そのおかげで、
いま自分の人生を真剣に
考えている。
就活時代もそれで悩んだけれども、
多分その比ではないんじゃないか、
いよいよ深刻に悩んでいる。

そして悩んだ挙句に、
少しずつではあるが
本当にやりたいこと、
やらねばならないことが、
具現化してきた。

ただ単にそれを夢見るのではなくて、
果たしてそれはどれだけ
貢献することができるのか、
その道の苦労はどんなもんかなど
先をも見据えて考えている。
当たり前と言われそうだが、
それが出来ていなかった、
大学時代の就活期の自分は。

ま、しかし
それはそれで反省しつつ、
今まさにその時の宿題(ツケ)が
課せられている訳である。
見方を変えれば、
再び訪れたチャンスでもある。


まだ暫くは此処で頑張ろう。
そして機会が訪れたら、
それを逃さぬように
準備万端にしておこう。

それにしても時間が無い。
忙しくなるぞ、
これからは。余計に。
運命の歯車は轟音を挙げ出した。


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