BLOGkayaki2

蚊焼です。日記です。
旅のこぼれ話や没写真の再利用、
ブログ1、3、4に載らない
「その他」がメインのブログ。

【情熱】予見通り「面白くない」

2010年11月14日 | テレビ

 「情熱大陸」(MBS)を観ました。
 ジャーナリストの田原総一郎さんでした。

 面白そうだな、と思っていたのですが。
 全然面白くなかったです。
 何が狙いか分からない、
何の議論も深まらない。

 しかし番組中に田原さん自身が
「面白くないと思う」と断言したのが
まさに当たったわけです。
 そこのところはさすがだな、と
思ったまでです。


 民放で、密着取材する番組って、
殆ど無いわけじゃないですか。
 何しろおカネがかかるから。

 だからこういう番組は貴重であると
重々承知したうえで。
 もっと狙いを持って、テーマを持って
やって欲しいなぁと。
 狙いもテーマも無いというのは
よく言えばヤラセや偏向が無いとも
言えるわけではありますが。

 番組中に激論するディレクターが、
密着しないと欲求不満になると
語っていたのですが。
 別に観ている方は欲求不満じゃない。
 テレビでいつも観るのだから。
 そうではなくてもっと普段の働きっぷりや
哲学などの考えを聴きたい。

 観て面白かったのは、本の山に
朝食を乗せることだけ。

 なんっも面白くなかったです。


 だからこそ、もう一度
編集をやり直して欲しい、なんだったら
じっくりと取材をやって欲しいと
強く願うのですが。

 もっと、ディレクターと激論というか
喧嘩するような所を一番観たいわけです。
 議論を重ねて、密着取材とは何かを
示して欲しかったように思うわけです。
 そういうシーンが断片的だっただけに、
惜しいような気がするのです。


ボラ活動─上益城援農ボランティア<後編>

2010年11月14日 | ボラ活動


 上益城援農ボランティア2日目。
 2日目は竹林整備体験でした。

 竹林というか笹の除伐作業は
以前にも鳥取時代にやったことは
あった
のですが。
 今回は竹林を活かし、育てるという
目的をもっての間伐作業でした。

 そして獲った竹は、後で竹工芸に
利用させていただきました。
(だからあえて「間伐」と表現して
 いるわけですね。)


 午前は地元の竹林整備をされている
方々の指導のもと、数本の竹間伐を体験。
 割と手入れが行きとどいた、しかし
もう少し整備したい広い場所で行いました。
 できれば手の行き届いていない密生した
竹林でやりたかったところですが、しかし
竹林伐採は危険ですし我々素人ですから
まぁ致し方ない所です。

 普段は木のことばかり扱っている
人間ですから、竹のことはさっぱり知らなくて
まぁ心の中では恥じておりました。
 竹は毎年太るものではないのですね。
1年間で伸びきった高さや太さで5~6年
生き続けるのですね。

 竹の年齢は、根元にタケノコの皮が
ついているか否かと、節が新しい白か
黒ずんでいるかでおおよそ見分けるという
ことにも驚かされました。
 そうやって見分けて、4年以上経った
古い竹(しかし工芸には適した竹)を
選んで伐るのです。
 適度に間引きして、若い竹を育て、
またタケノコを育てるのです。

 伐る分には、手鋸で十分できるわけですから
木に比べて楽でいいですね。


 伐った竹を使って、今度は竹工作を
体験しました。

 竹を使って、昼飯です。
 竹飯盒(はんごう)や竹茶碗、竹湯飲み
そして竹箸を作成しました。

 竹飯盒で炊く上益城の新米は格別の旨さでした。
 矢部茶もまた旨かったのです。


 2日目は、「援農」というよりは自分たちが
楽しむに徹した感じになってしまって、
力に慣れていない申し訳なさを感じますが。
 だからせめてここで上益城の宣伝を
したいわけでございますね。

 しかし大変勉強になりました。
 まずは竹に関するごく基本的な知識を
手に入れただけでも収穫です。

 そして竹は、3年くらい伐り続けると、
地下茎が成長をあきらめるというお話を
聞くことが出来ました。
 竹は伐っても伐っても、という嘆きは
よく耳にするのですが、なるほど根気があれば
何とかいけるのかなと思いました。
 しかしそのためには竹間伐をイベント化
するなどして、人海戦術やらでやることなんだ
ろうなぁと思った次第です。


 * * *


 リンクです。
  援農ボラ主催:上益城地域振興局
  今日の活動場所御船町

 どうもお世話になりました。