11月6日と7日の休日は、
日田へ若手勉強会に行っておりました。
若手勉強会、と銘打っておりますが、
メンバーはいつもの同期たちだったり
するので、まぁ普段となんら変わりません。
今回の勉強会の一部詳しい内容は、
後日「ブログ1」に掲載する予定です。
作成したレポートをもとに、再掲載したいと
思っておりますが、まずはレポートを完成させてから。
ここでは、レポートの冒頭の文章をさらりとご紹介します。
江戸時代は幕府直轄地・天領であった大分県日田市。
筑後川の豊かな流れが木材流通を支え、全国屈指の歴史ある木材生産地となった。
今なお残る江戸時代植栽の森、毎日どこかで開かれているという木材市場、木材をふんだんに使った歴史的建造物群。
林業が盛んな日田から、日本の林業活性化への道を探る。
* * *
1日目は、日田市と「文化遺産を未来につなぐ森づくりの有識者会議」(以下、有識者会議)とNPO法人木の建築フォラムが大会実行委員のシンポジウム「森と文化を未来につなぐ大会」を聴講しました。
シンポジウムは3部構成。最初のテーマは、「文化財と森林」。文化財の保護をする意義とは何か、という話から、森林保護や木材産業活性化させる意義が話し合われました。
次のテーマが林業という生業について。速水林業の速水亨代表らが鼎談しました。
そして最後のテーマは、若者との意見交換。小学校所有の森の活用や林業高校の取り組み等が紹介されました。
2日目は、有識者会議主催による日田見学会に参加しました。
株式会社トライ・ウッドの丸太自然乾燥の現場を視察。その後は私有林を見学。そこは江戸時代に植林されたという樹齢300年、樹高50メートルの人工スギ林でした。