一関市はとても寒い日が続きます。さらに雪が追い打ちをかけ、
大変な生活が続きます。
雪とアイスバーン、そして急傾斜の道路は北国の厳しい現実です。
昨日は、3月議会前最後の議会報告会を弥栄公民館で開催しました。
残念ながら大雪と寒さであまりたくさんの皆さんには来ていただけませんでしたが、
内容の濃い報告会となりました。
国道284号線を川崎方面に向かい、弥栄を目指しましたが、狐禅寺に比べ
雪が少ない事に気づきます。その会場に行く道すがら、後援会長が川崎地区の
地名「薄衣(うすぎぬ)」は、この地域では比較的暖かい場所であると言う意味合いがあり、
この地名で呼ばれているという話をされました。
実は、今年になってから数カ所の道路状況の視察や陳情を行いました。
その際、とても気になったのが急傾斜の道路と狭い道幅、そしてその道路の多くが
高齢者の暮らす家の唯一の生活道路となっている点です。
デイサービスを利用しているが、その送り迎えの車の通行に支障があったり、
緊急車両さえ上れないほどの急傾斜、狭い道に老夫婦が暮らしていたりします。
この大雪と寒さで、どのような暮らしをしているか心配です。
東京(都市部)と地方、地方でも市街地と農村部、様々な格差が気になります。
一つの例を挙げれば、道路さえも満足に整備されていない地域の住民が、
下水道整備の赤字額を税金として負担しています。
そして、同じ汚水処理事業でありながら、
下水道が整備されている住民は18万円で水洗化できますが、過疎地域では
約60万円を準備して浄化槽を設置し、管理も個人で行います。
上水道と下水道、そして道路問題、その他多くの課題・・・
高齢化社会への対応について、しっかり取り組みたいと思います。