“科学技術書・理工学書”読書室―SBR―  科学技術研究者  勝 未来

科学技術書・理工学書の新刊情報およびブックレビュー(書評)&科学技術ニュース   

●科学技術ニュース●ソフトバンク、2025年中にシャープ堺工場を活用し大規模AIデータセンターを本格稼働へ

2024-06-18 09:41:53 |    人工知能(AI)
 ソフトバンクとシャープは、堺市にあるシャープの液晶パネル工場関連(シャープ堺工場)の土地および建物を活用した大規模なAI(人工知能)データセンターの構築に向けて、基本合意書を締結した。

 ソフトバンクは、シャープ堺工場の敷地面積全体の約6割に当たる約44万平方メートルの敷地と延べ床面積約75万平方メートルの建物に、受電容量が約150メガワット規模のデータセンターを構築して、2025年中の本格稼働を目指す。将来的には、受電容量を400メガワット超の規模まで拡大する見込み。

 ソフトバンクとシャープは、シャープ堺工場を活用して、AIデータセンターを構築することについて、2024年1月から協議を進めてきた。

 ソフトバンクは、シャープ堺工場の土地や建物、電源設備、冷却設備などを譲り受けることで、データセンターの早期構築を図り、2024年秋ごろに着工して2025年中に本格稼働させることを目指す。

 このデータセンターは、生成AIの開発およびその他のAI関連事業に活用する他、社外からのさまざまな利用ニーズに応えるため、大学や研究機関、企業などに幅広く提供していく予定。また、環境負荷が低いデータセンターとして、クリーンエネルギーの活用を検討する予定。

 今回の合意を基に、今後ソフトバンクとシャープはAI関連事業における連携を検討していくことにしている。<ソフトバンク>
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ●科学技術書・理工学書<新刊... | トップ | ●科学技術ニュース●「植物RI... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

   人工知能(AI)」カテゴリの最新記事