新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)とロームは、次世代のウェアラブル生体センサに最適な超低消費電力技術の開発に成功した。
不揮発性メモリ(FeRAM)と不揮発性ロジックの技術を組み合わせることにより、必要なときだけ電源をオンにする独自の「ノーマリーオフ化技術」を確立したもの。
同技術を用いたウェアラブル生体センサモジュールは、平均消費電流38µAと従来比1/5の消費電力で行うことが可能。
さらに、消費電力を従来比1/10とする目処も立っており、従来のバッテリー寿命を10倍に延ばすウェアラブル生体センサの製品とともに、構造物の監視センサや農業用センサなどへも広く応用が期待される。