“科学技術書・理工学書”読書室―SBR―  科学技術研究者  勝 未来

科学技術書・理工学書の新刊情報およびブックレビュー(書評)&科学技術ニュース   

●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「TSMC」(林 宏文著/CCCメディアハウス)

2024-04-08 09:39:42 |    電気・電子工学



<新刊情報>



書名:TSMC~世界を動かすヒミツ~

著者:林 宏文

監修:野嶋 剛

発行:CCCメディアハウス

 台湾で異例のベストセラー! 世界トップの半導体ファウンドリーの強さの秘密がわかる。熊本工場の本格始動に向けて注目が集まるTSMC。30年以上にわたりTSMCの取材を続け、創業者のモリス・チャンのインタビュー実績もある台湾ジャーナリストが、秘密主義の企業のベールを剥がす。なぜ小国台湾の半導体ビジネスは強いのか?なぜTSMCはトップになったのか?【目次】1. TSMCのはじまりと戦略 2. TSMCの経営とマネジメント 3. TSMCの文化とDNA 4. TSMCの研究開発 5. 半導体戦争:台湾、そして日本【著者】林 宏文(リン・ホンウェン):経済ジャーナリスト≪今周刊≫副編集長や≪經濟日報≫技術担当者として、経済記者としてテクノロジー、バイオテクノロジー分野を専門に取材。「患普人才學(ヒューレッド・パッカードの才覚)』『商業大鱷 SAMSUNG(ビジネスのクロコダイル:サムスン)』などの著書がある。
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◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他>

2024-04-08 09:39:19 |    ◆TV番組◆



<テレビ番組情報>




フロンティア NHK BS 毎週火曜日 午後9:00〜午後10:00

4月9日(火) 旧約聖書 滅亡の街の真実

 旧約聖書に登場し、神の怒りによって焼野原にされたという街・ソドム。最近、中東ヨルダンの死海からほど近くに旧約聖書の記述に近い遺跡があることがわかってきた。青銅器時代に栄え始めたというタル・エル・ハマム遺跡。2015年、そこで一角を掘り下げると激しく損傷した床が発見された。さらに焼けて焦げたレンガなどのがれきが1m以上も積もっていた。一体街で何が起こったのか?解明するため考古学・宇宙物理学など様々な分野による研究チームが結成された。すると、がれきは当時の文明では人工的に起こすことができないほどの高温で焼かれていたことが明らかになった。

居間からサイエンス BSテレ東 毎週水曜日 午後10時~10時55分

4月10日(水)  ”地震予測”実現なるか!? 西村卓也(京都大学 防災研究所 教授)

 今注目の地震学者、京都大学の西村卓也教授が登場。なぜ日本で巨大地震が頻発してしまうのか…最新のGPSシステムで迫る地震研究最前線。今年1月1日、北陸を襲った能登半島地震。観測史上7回目の震度7を記録、阪神淡路大震災の3倍以上のエネルギーが石川県を直撃したとも言われる。今なお大きな爪痕が残る能登半島地震。そして、2月末から千葉県沖では立て続けに地震が起きる群発地震が発生している。なぜ、日本は地震が多発してしまうのか…私たちはどう備えるべきなのか…。そこで今日は、最新のGPSシステムで地震の解明に挑む京都大学・西村卓也教授が登場。加藤浩次が、“地震研究最前線”に迫る。能登半島地震の原因は、地中に広がる『地下水』だった。そして、巨大地震の“前兆”!?スロースリップとは。西村先生がGPSシステムで次々と明らかにする地震の真相に、とことん斬り込む。なぜ、西村先生は地震の「揺れ」ではなく、地面の『位置や動き』に着目するのか?そして、夢の“地震予測”は実現できるのか!? 日本人の宿命、地震との付き合い方の“現在地”をお届けする。

出演:西村卓也(京都大学 防災研究所 教授)

司会:加藤浩次、須黒清華

地球ドラマチック  NHK‐Eテレ  毎週土曜日 午後7時~7時45分

4月13日(土) 友情ってなに? 〜科学でひもとく友人関係〜

 友情の起源は、サルを研究すればわかる?ヒトと犬の間に友情は、存在するの?脳の反応を見れば将来の友人が予測できる?誰もが日常生活で恩恵をうけている“友情”について、いまさまざまな研究が行われている。アカゲザルの交友範囲の広さはその個体の生存率と深く関連しイルカのオス同士の深い友情は繁殖の成功率とつながっていた。人や動物が社会の中で生きていくうえで大きなカギを握る友情。その秘密に迫る(カナダ 2023年)

新プロジェクトX〜挑戦者たち〜  NHKテレビ  毎週土曜日 午後7時30分~8時15分

4月13日(土) 弱小タッグが世界を変えた ~カメラ付き携帯 反骨の逆転劇~

 今や世界中で暮らしに欠かせない存在となった「カメラ付き携帯電話」開発物語。世界で初めて、撮った写真をメールで送れる携帯電話が日本で生まれた裏には、弱小連合と呼ばれた社員たちの悲願があった。後発の端末メーカーで退路を断って挑んだ開発者の覚悟。存続の崖っぷちに追い込まれていた事業部で、極限の薄さの携帯電話にカメラを入れ込む難題に挑んだ上司と部下の奮闘。反骨のエンジニアたちが成し遂げた、執念の逆転劇。

ガリレオX  BSフジ  毎週日曜日 午前8:28〜9:00(隔週新作)

4月14日(日) 私たちはなぜ眠るのか?

 私たちが人生の約1/3もの膨大な時間を費やしている“睡眠”。私たちは何のために眠るのか?近年、睡眠中の『脳波のリプレイ』によって覚醒時に経験した物事を整理し、僅かな共通点にも気づくために不可欠なものであることが発見されている。このような睡眠と脳の密接な関係は経験的に理解することができるものであるが、一方で脳を持たない動物が“睡眠のような行動”をとっていることも発見されている。さらに体内の細胞に溜まる疲労によって眠気が誘われている可能性があると判明し、また不眠症の治療では、薬に頼らない有効な治療方法が見つかってきている。 現代神経学最大の謎ともされている睡眠。その研究の最前線に迫る。

主な取材先:井ノ口馨(富山大学)
      伊藤太一(九州大学)
      林悠(東京大学)
      古川由己(東京大学医学部附属病院)

サイエンスZERO  NHK‐Eテレ  毎週日曜日 午後11時30分~0時00

4月14日(日) そうだ!電車に乗ろう“鉄道技術”最前線!

 カーボンニュートラルに鉄道技術が大きく貢献。未来のエネルギーで走る試験車両に搭載されたのは、排出するのは水だけ「水素燃料電池」。水素社会の供給ステーションを電車がリードする。さらに電車が発電所になる!?「回生ブレーキ」が生み出す電気が駅舎でも活用。そして新幹線の省エネを大幅アップしたのは、民間と国の技術者が協力して開発した「先進パワー半導体」。電車の最新技術から脱炭素を目指す未来の姿が見える。

司会:井上咲楽、浅井 理
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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「はじめる・楽しむ・発信する noteのガイドブック」(ぷらいまり。著/技術評論社)

2024-04-08 09:39:00 |    情報工学



<新刊情報>



書名:はじめる・楽しむ・発信する noteのガイドブック

著者:ぷらいまり。

発行:技術評論社

 クリエイターを中心に文章や画像、動画などを投稿してユーザーと共有できるプラットフォームnoteの入門書。ユーザーとして利用する基本的なnoteの使い方はもとより、クリエイターとして発信していく方法、その延長線上にnoteを使って収益化を行うための考え方・方法論までも解説。また,企業が独自メディアとしてnoteを活用する場合も紹介。同書は、noteでクリエイター活動を行い、積極的に発信している著者の独自のノウハウが満載。
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