“科学技術書・理工学書”読書室―SBR―  科学技術研究者  勝 未来

科学技術書・理工学書の新刊情報およびブックレビュー(書評)&科学技術ニュース   

●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「テレワークをはじめよう」(テレワーク生産性向上研究会著/技術評論社)

2020-07-31 09:39:20 |    企業経営

 

<新刊情報>

 

書名:テレワークをはじめよう

法律監修:藤井 総

著者:テレワーク生産性向上研究会

発行:技術評論社

 テレワーク入門決定版。テレワークをはじめるための基礎知識、続けるためのノウハウ、成功させるための考え方が一冊ですべてわかる。弁護士による法律監修できちんと理解。基礎知識、ノウハウ、法律、無料で使えるITツール&サービス、生産性向上のための考え方まで満載。さらにはテレワーク成功企業の事例インタビューも特別収録。テレワークをはじめるための最初の一冊。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●科学技術ニュース●東京大学、「量子イノベーションイニシアティブ協議会」設立

2020-07-31 09:38:54 |    情報工学

 東京大学は、「量子イノベーションイニシアティブ協議会」(QII協議会)を設立した。

 QII協議会は、量子コンピューティングを実現する科学技術イノベーションを日本国内において独自のかたちで集結させ、量子コンピューティングのためのエコシステムを構築することで戦略的に重要な研究開発活動を強化し、産官学協力のもとに我が国全体のレベルアップと実現の加速化を図り、広く産業に貢献することを目的として設立された。(東京大学)

 

 

【QII協議会概要】

設立日:2020年7月30日

会長(予定):佐藤 康博(株式会社みずほフィナンシャルグループ 取締役会長)

プロジェクトリーダー:(予定)相原 博昭(東京大学 大学院理学系研究科教授)

参加者(予定) :慶應義塾、JSR、DIC、東芝、トヨタ自動車、日本IBM、日立製作所、
        みずほフィナンシャルG、三菱ケミカル、三菱UFJフィナンシャルG

事務局:東京大学

主な活動内容:(1)量子計算ソフトウェア・アプリケーションに関する情報交換
         (2)量子コンピューターに我が国のものづくり技術を適用し飛躍的性能向上を図るための量子ハードウェアに関する情報交換、及び次世代量子コンピューターの開発に結び付く基礎科学技術に関する情報交換

役割:量子コンピューティングのアルゴリズム及びアプリケーションの研究開発を将来に至る社会課題の解決に向けて相互に連携・協力することを目的とし促進させ、且つ当該技術の研究成果を広く社会に普及させ、その成果を以って広く産業に貢献する。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「5G」(岡嶋裕史著/講談社)

2020-07-31 09:38:25 |    通信工学

 

<新刊情報>

 

書名:5G~大容量・低遅延・多接続のしくみ~

著者:岡嶋裕史

発行:講談社(ブルーバックス)

 【伝送速度→下りで20Gbps、上りで10Gbps】【待ち時間→1ミリ秒】【接続密度→1平方キロメートルあたり、1000000台】このように規格を定められた「5G」。いよいよ本格的にサービスが開始されるが、その本領は「伝送速度」にあるのではない。残りの2つ「待ち時間」「接続密度」にある。5Gが4Gと根本的に異なるのは、タイムロスなく、無数の端末に接続できることで、「移動通信システムをスマートフォン以外のものへ解放する役割」を持っているということなのだ。スマートフォンを超え、自動運転システムをはじめとするあらゆる設備に遅延なく大容量の通信ができる――。どうしてそのようなことが可能になったのか。「そもそも携帯電話がつながる理由」からはじめ、通信技術の本質がわかるよう、平易に解説する決定版。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする