“科学技術書・理工学書”読書室―SBR―  科学技術研究者  勝 未来

科学技術書・理工学書の新刊情報およびブックレビュー(書評)&科学技術ニュース   

●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「身近なアレを数学で説明してみる」(佐々木淳著/SBクリエイティブ)

2019-02-06 09:43:29 |    数学

 

<新刊情報>

 

書名:身近なアレを数学で説明してみる~「なんでだろう?」が「そうなんだ!」に変わる~

著者:佐々木淳

発行:SBクリエイティブ(サイエンス・アイ新書)

 「数学って、どんなところで役に立っているんだろう?」「学校を卒業したら数学なんてもう関係ないよね」。誰しも一度はそんなことを思ったことがあるだろう。でも、そんなことはない。実は、数学は私たちの知らないところで日常生活に関係している。同書では、「こんなところに数学が隠れている!」「数学はこんなことをやっている!」――そんなトピックを集めた。ざっくりしたイメージや具体例を使って「身近な数学」を気軽に解説。

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★科学技術ニュース★東工大と東大、新原理の振動発電素子の開発に成功

2019-02-06 09:43:04 |    電気・電子工学

 東京工業大学 科学技術創成研究院未来産業技術研究所の山根大輔助教(兼科学技術振興機構<JST>さきがけ研究者)は、東京大学 先端科学技術研究センターの年吉 洋教授、本間 浩章研究員と共同で、MEMS可変容量素子とエレクトレット層を物理的に切り離した新原理の振動発電素子の開発に成功した。

 従来のエレクトレット型MEMS振動発電素子は、MEMS可変容量素子内にエレクトレット層を形成したため、材料選択・設計・作製方法などに多くの制約があった。

 今回、個別に作製したMEMSとエレクトレットを電気配線で接続するだけで発電可能な新しい振動発電原理を実証した。

 これは、従来のエレクトレット振動発電における制約条件を打破する成果であり、今後、無線IoTセンサーなどに向けた電池フリー、夜間・暗所でも発電可能な振動エネルギーハーベスティング技術において、性能向上につながると期待される

 今後、MEMS構造とエレクトレット材料を独立して最適に設計することが可能になり、各要素における最先端技術の融合を大幅に加速できる。

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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「本格学習 Java入門[改訂3版]」(佐々木整著/技術評論社)

2019-02-06 09:42:44 |    情報工学

 

<新刊情報>

 

書名:本格学習 Java入門[改訂3版]

著者:佐々木整 

発行:技術評論社

 既存の技術やシステム開発に止まらず、最新技術や大規模システムなどJavaを利用する様々な場面で必須の内容を厳選して掲載し、豊富なサンプルプログラムとともに説明。同書はJavaの文法やデータの入出力といった基礎からイベント処理・ネットワークプログラミングまで丁寧に解説し、簡単なゲームプログラミングを作成して行く。Javaの最新版JDK 11に対応し、新機能の1つである「JShell」を活用することで、はじめてJavaを学ぶ人でも無理なく理解できる。

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