“科学技術書・理工学書”読書室―SBR―  科学技術研究者  勝 未来

科学技術書・理工学書の新刊情報およびブックレビュー(書評)&科学技術ニュース   

●科学技術書<新刊情報>●「IoT入門」(三菱総合研究所編/日本経済新聞出版社)

2016-07-15 10:46:53 | ●科学技術書・理工学書 <新刊情報>(2018年5月4日以前)●

 

<新刊情報>

 

書名:ビジュアル解説 IoT入門

編者:三菱総合研究所

発行:日本経済新聞出版社

 話題のIoTを77項目で完全図解。ものづくりや各業界への影響など、IoTが変える未来をわかりやすく説明。その1 最新バズワードがすぐにわかる!ブロックチェーン、インダストリー4.0、人工知能(AI)、シェアリングエコノミーといったバズワードを漏らさず図解。最新の活用事例も入れて、わかりやすく解説。その2 各業界への影響がわかる!自動車は、サービス業は、ものづくりはどう変わるのか。Uber、Airbnbほか先端注目企業の動きについても説明。その3 IoT時代のビジネスコンセプトがわかる!「ユーザージャーニー」「デジタル・コ・クリエーション」「アイデア・アクセラレーター」「リーン・サービス開発」など、新時代のビジネス・コンセプトがわかる。

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★水素ニュース★ブラザー工業、初の燃料電池システムを開発

2016-07-15 10:46:32 |    ★水素ニュース★

 ブラザー工業は、産業用領域の新規事業として、燃料電池システム「BFC2-W700MH」を開発した。

 水素と酸素を反応させて電気を生み出す燃料電池は、環境への負荷が小さく、発電効率に優れた次世代のエネルギーシステムとして期待されている。

 ブラザーは、プリンターや複合機の開発を通して蓄積してきた小型化技術や、工作機械などで培った電源制御技術を活かし、燃料電池システムの開発に成功したもの。

 主な特長は、①同じ給電量の従来型非常用電源(リチウムイオン電池使用)に比べ、体積が1/6、重さが1/4と非常にコンパクト。移動・設置が簡単で、作業効率にも優れている。水没対策として柱に取り付けることも可能。②エンジンを水で冷却する水冷方式を採用しており、長時間の連続稼働でも電圧が下がらず、安定的に給電することができる。発電したまま燃料ケースを交換することができ、72時間以上の連続運転が可能③水素吸蔵合金という特殊な金属に水素を貯蔵しており、燃料が劣化しないため、長期保管が可能。火器を使用しないため消防法上の設置制約がなく、都市型の非常用電源として活用できる④また、オプションのモジュールを設置することで、ネットワークを介していつでも遠隔メンテナンス・監視を行うことができる。

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★科学技術ニュース★NICT、平成29年(2017年)1月1日(日)に「うるう秒」挿入

2016-07-15 10:46:12 |    宇宙・地球

 日本の標準時の維持・通報を実施している情報通信研究機構(NICT)は、平成29年(2017年)1月1日(日)に1年6ヶ月ぶりとなる「うるう秒」の調整を行う。

 今回のうるう秒の調整は、平成29年(2017年)1月1日(日)午前8時59分59秒と午前9時00分00秒の間に「8時59分60秒」を挿入する。

 「うるう秒」の調整は、地球の回転の観測を行う国際機関である「国際地球回転・基準系事業(IERS:International Earth Rotation and Reference Systems Service、所在地:パリ)」が決定しており、これを受けて世界で一斉に「うるう秒」の調整が行われている。

 日本では、総務省及びNICTが法令に基づき標準時の通報に係る事務を行っており、IERSの決定に基づきNICTにおいて日本標準時に「うるう秒」の挿入を実施している。

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●科学技術書<新刊情報>●「改革は実行」(松本 紘著/日本経済新聞出版社)

2016-07-15 10:45:51 | ●科学技術書・理工学書 <新刊情報>(2018年5月4日以前)●

 

<新刊情報>

 

書名:改革は実行~私の履歴書~

著者:松本 紘

発行:日本経済新聞出版社

 若手研究者の育成なしに日本の将来は危うい―京都大学の改革でiPS細胞でのノーベル賞受賞の土台を築き、揺れる理化学研究所のトップについた科学者が、自らの経験から日本の科学の将来を祈り綴った異色の自伝

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