ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

参議院選挙の争点が憲法第9条を変えることとは穏やかではない

2022年06月21日 | Weblog
世界の趨勢は戦争放棄です。ロシアのウクライナ戦争は世界が厳しく批判しています。ロシアは仮に戦争に勝っても世界の批判を浴び続け、世界との交流がうまく行かないでしょう。

憲法第9条(戦争の放棄)は世界に通用する最先端の法です。日本が世界に誇るべき法です。外国が日本に学ぶべき法です。その法を悪法呼ばわりする自公維などは戦争主義の危険な政党と思います。

安倍晋三元総理は、自衛隊が国民に評価されていない、違憲と主張する人がいる、憲法第9条に明記して自衛隊が憲法で認められた組織であることを明白にしたいと言いますが、自衛隊以外の省およびその下部組織で憲法に明記された政府組織に何かあるでしょうか。自衛隊を憲法に明記するならほかの省庁下部組織はすべて憲法に明記すべきです。そんな馬鹿をやる人はいないでしょう。法学者から見れば噴飯ものです。

自衛隊が国民に評価されていないと思うなら国民にもっと自衛隊について議論してもらうことが筋です。憲法に明記すれば国民があい納得となるような簡単な問題ではありません。

今の日本の最大の問題は、人々の貧困化が進んでいることです。税収が不十分で政府は借金政治をやっています。何と日銀にお金を貸してもらっています。こんな馬鹿なことをやっていたら悪性インフレが確実におこり、経済は大混乱、人々は極貧の状態に追い込まれるでしょう。その危険を解決することなく、防衛力強化と叫んでいるようでは貧困化問題は決して解決できません。

日本は軍事立国でも金融立国でも観光立国でも成り立ちません。技術・生産立国が正解です。技術開発は民生改善重視の問題解決型であるべきです。強大国になって優先的に外国から食料やエネルギーを収奪できる国になることではなく、ギブアンドテイクで外国と共存する国であるべきです。そのためには食料技術、エネルギー技術で先進国であるべきです。地球の環境や生産力を破壊することなく、フルに活用して、適正人口を維持するなら世界は、日本と対立するのではなく、日本から学ぶと思います。

自衛隊は、外国の戦争から日本を守るためではなく、自然災害に対する防災隊として国民から高く評価されます。