ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

対価が安い労働力を追求していると人を奴隷にする

2021年09月22日 | Weblog
日本は富の階級化が進んでいます。一番下が非正規労働者です。必要な時、安い労働対価の労働者として使えるので経営者は重宝しています。1990年頃から日本経済は横這いになってしまいました。海外から安いものが輸入されるので、国内生産が縮小し、労働者は第三次産業に流れ込みました。労働市場は過当競争になり、労働対価は上がりません。

消費税の導入で節約志向が広がり、安い輸入品が重視されました。サービス業も低価格が評価され、国内産業は低迷しています。労働力も低価格化が進み、貧困化がはっきりしてきました。不道徳、不法サービス業でもやらないと儲からない雰囲気になっています。危険領域です。

資本家、事業家は海外投資、海外生産で収益を上げることができますが、日本人労働者は特別の仕事人でもなければ、貧困層に沈んでいきます。

労働対価が安くなると、国内生産が投資価値が出てきます。そろそろ日本の労働対価は下限に近付いたと思います。生産国の労働対価の上昇、資源の枯渇、異常気象、政情不安定など、いろいろな理由で海外生産の魅力が減りつつあります。国際分業の修正が必要です。世界経済交流はいいが、地球の裏からものを輸入する行為が最善ではありません。基本は、近いところで生産し、輸入することが合理的です。

現在貧困が世界の問題になっています。奴隷的労働を認めている国は厳しく批判非難されます。日本も、外国人労働者を使うが、その労働対価が非常に低く、人権軽視とよく批判非難されています。安易に外国人労働者を導入することは問題です。

生産技術開発を行いながら、日本人労働者で成り立つ国内産業を追求すべき時が来たと思います。特に地方再生には第一次・第二次産業の復活が必要です。地方の投資価値に関する調査研究が進み、投資家の目が地方に向くようになるといいと思います。

観光立国などと浮ついたことを言わず、技術力国と言って養教育、生産を重視する政治に戻ることを望みます。

自民党政治では貧困化が進むことは確実

2021年09月22日 | Weblog
近年、私の町(都市部の町)では庭なし狭小住宅がどんどん増えています。宅地は125㎡ぐらい、敷地いっぱいに総二階の家が建っており、家の前は駐車場になっています。家の中も外も狭苦しい感じです。

私が育った家がこの程度の家でした。昔は駐車場の必要がなかったので小さな庭がありました。現代の住宅を見ていると私が子供の時代に戻った感じです。

人々の生活改善意欲が乏しくなったこと、政治目標が低くなったことが大きな問題と思います。日本は弱気、絶望的雰囲気に支配され、元気を失っています。オリパラで出た元気は空元気ではないでしょうか。

住だけでなく、十分食べることができない人が増えているとのニュースが流れています。自民党政治ではいけないと思います。

芦屋、田園調布などは大きすぎますが、日本では都市部でも宅地200~250平方メートルぐらいはあっていいと思います。

今後はどんどん人口が減ります。無機質な町を捨て、有機質な町をつくる政治が望ましいと思います。