ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

近年の狭小住宅の増加は日本貧困化の証拠

2020年02月20日 | 社会
都市部でも1990年以前は地方政府にも人々にも美しい町づくり意欲がありましたが、経済が横這いになってからは美しい町をつくろうという意欲が地方政府からも人々からも消え、狭小住宅が林立するようになりました。地方政府は不動産業者の乱開発を容認してきました。戦後の文化住宅という名の狭小住宅林立と同じ状況が展開しています。住んでみるとわかりますが、狭苦しくて到底快適な住宅とは言えません。
 
そんな住宅をつくらなければ人々は生活できなかったかというとそんなことはないと思います。経済成長という夢がしぼんだため地方政府も人々も委縮し、住宅ロマンも町ロマンも消えてしまいました。地方政府は美しい町づくりより、不動産が動くことによる税金の増加を重視したと思います。
 
人口減少、老人割合増加です。当分経済成長の予測が立ちません。今後数十年は住宅密集状態が続くでしょう。一方で空き家が増えるでしょう。苦しい時代です。しかし、その後は、狭小住宅密集地も宅地の統合がおこって美しい町づくりの時代が来ると思います。