ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

宗教施設は宗教的雰囲気が大切

2017年07月24日 | Weblog
歴史のある有名な宗教施設はほとんど観光地化しています。
したがって観光客は、入場料を払えば自分の信仰を気にせず、施設を見て回ることができます。
博物館に入った感じです。
 
しかし現代でも入場料をとらず、信者でなくても訪問者が施設を自由に見て回ることができる宗教施設があります。
見張りの人がほとんどいません。
たまに施設の人と会うと、施設の人は挨拶をし、時には施設の説明をしてくれます。
ものが盗まれないかと思いますが、別に施設の人は心配していないようです。
 
それでは運営は信者の寄付だけかというとそうではないかもしれません。
施設運営者が別の事業の利益を投入したり、資本運用をやったりしているかもしれません。
信者であろうとなかろうと訪問者には門戸を開けておくという施設の運営方針なのでしょう。
 
このような施設は概して宗教施設らしい静かでよく整備された美しくかつ落ち着いた宗教的雰囲気を持っています。
運営者に宗教性を感じます。
こういう施設を訪問すると信者でなくてもその雰囲気に同調し、ちょっと観光客とは違った気持ちになります。
宗教施設が収益主義にならず、門戸開放でかつ宗教的雰囲気を持っていることは重要なことではないでしょうか。
 
私はときどきこのような宗教施設を訪問します。
見るだけでなく、学ぶものがあると思います。
施設だけでなく、施設運営者の思考も学ぶに値します。