行政はいろいろな相談窓口を置き、電話で相談にのってくれます。
私は近所の助け合いで非常にむずかしい問題をかかえ困っていたので横浜市の区の相談窓口に電話をしました。
すると電話に出た人は私の話しをよく聞いてくれました。
ところがその人は私の話しを聞いた後、「別の担当者に代わりますからお待ちください」と言いました。
私は、えっと思いました。
「別の担当者」が電話に出たのでまた長々と同じことを話しました。
担当者はよく聞いてくれました。
そして、「事件が起こったら110番してください」と言いました。
私は、呆れて、「事件が起こるまで近所は何もしないでいいのですか」と質問しました。
この担当者の対応に不安を感じたので、神奈川県の相談窓口に電話をしました。
かけてもかけても話中でかかりません。
1時間ぐらいかけ続けてやっとつながりました。
私はまた問題の内容を長々と説明しました。
相談員は親切に聞いてくれました。
ところが私の話しを聞いた後、「横浜市は政令都市ですからあなたは横浜市に電話をかけてください」と言って横浜市の相談窓口の電話番号を教えてくれました。
がくっときました。
相談窓口とは電話番号案内かと思いました。
しかし何とか解決方法を見つけたいと思って教えられた電話番号にかけ、また問題の内容を長々と説明しました。
横浜市の担当者も丁寧に聞いてくれました。
ところが、私の話しを聞いた後、何と区の相談窓口の電話番号を教えてくれました。
最初に電話をかけた、「110番してください」と言った相談窓口に戻った訳です。
これはまさにたらいまわしです。
相談窓口とは電話番号案内です。
解決方法を教えてくれません。
近所の助け合いで非常にむずかしい問題は行政は解決方法を持っていないということでしょう。
実際に助け合いをしながら自分達で、つまり近所で解決方法を考えるしかないということでしょう。
軽い気持ちで近所の助け合いが必要と思っていましたが、近所の助け合いは非常にむずかしことであることがわかってきました。