私の町は町内会の役員が当番制です。
各班の班長が当番制になっています。
この班長が町内会のいろいろな役を分担します。
一番難航するのが町内会長の役です。
班長達が互選します。
この仕組で一番の問題点は、大きな行事の企画実行です。
町内会役員だけでは荷が重すぎるのでボランティアグループが町内会の企画実行に協力するようにしています。
今年は3月に地震、津波、原発事故が起こったこともあり、防災に対する関心が非常に高まっています。
防災は町では家庭防災、近所の防災、町の防災が重要です。
家庭防災は消防署が家庭防災員研修制度を設けていますのでこの制度を活用し、家庭防災員を増やしていくのがいいと思います。
理想は町内会員が全員家庭防災員になることです。
町の防災は家庭防災からです。
家庭防災員の中でさらに近所の防災、町の防災に関心をもってくれる人が増えれば町の防災力は一段とよくなります。
近所の防災については今年は町内会防災ボランティアグループが班別防災訓練を実行しています。
こうしますと普段集まったことがない班の人が集まってみんなで防災訓練を受けます。
班の連帯感が出てくると思います。
町の防災は、町内会役員、町内会防災ボランティアグループ、家庭防災員、その他ボランティアなどが協力して行っています。
しかし組織力、防災力に限界があり、本当に災害に対応できるかというとむずかしいと思います。
防災訓練メニューを毎年まじめに繰り返すことで実際に災害が起こったとき、役員は役員として、防災ボランティアは防災ボランティアとして、その他の町の人々はそれぞれの立場で協力して防災行動をとることができるといいと思っています。