ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

政治の最大の課題

2009年06月04日 | Weblog

鎌倉散策に行ったとき、めずらしいアジサイがあると聞いたのでちょっと立ち寄ってみました。光則寺の一画です。玄関への道が気持ちがいいですね。

政府は人口減少が最大の問題と言うが、私はそうは思いません。
生活環境の悪化を考えますと人口減少は自然と思います。
人口減少に応じた政治のあり方が日本の政治の最大の課題と思います。

政府は今でも経済成長を重視しています。
経済成長すれば1億3千万人の生活水準は維持できると考えています。
しかし経済成長時代は過去のものとなりました。

現在は破綻する会社を助けて政府まで破綻しつつあります。
日本は危険な状態に入りました。

経済主義は人間を機械部品にします。
家庭と学校は部品工場です。
私は材料ではないと抵抗する子供達に部品工場は生産管理・品質管理ができず、部品は不良品となって機械的な社会に組み込まれます。

不良品では機械は動きませんから部品交換はしょっちゅうです。
社会は捨てた部品の修理を行いません。
生産した部品工場も責任を負いません。
不良品置き場(社会のどこか)にたまる一方です。
そこからは、「私は部品ではない」という悲痛な叫びが聞こえます。

このような状態を改善せず、労働力不足だからアジアから若い労働者を入れて経済を発展させると政府は言いますが、政府は彼らまで部品にするでしょう。
アジアの人々まで不良品置き場にたまるようになったら政府はどうするのでしょうか。

非人間的な政治を行っている政府を、人間的な政治を行う政府に変えることが必要です。
一時的に老人の割合が増えますが、老人と老人、老人と若い人が助け合って苦難の時代を乗り切るべきです。
人間は、部品としてではなく、考える人として働くべきです。

長期的には世界の人口増と生活水準の向上から世界の食料は不足すると思います。
したがって食料輸入は容易でなくなると予測します。
そこで日本の食料供給力を勘案して日本の人口は5000万人ぐらいが妥当と思います。

人口が減少しても老人の割合が増えても元気を失わない社会を維持することが政治の最大の課題です。