昔会社員のとき私は政府との交渉係を担当していました。
課長以上の政府職員が威張るので本当に不愉快な思いをしました。
不愉快だった思い出の一つは政府職員幹部が天下る社団法人設立に協力させられたことです。
私は設立の必要性がないことをいろいろな観点から政府の課長に説明しました。
課長は、私があまりにも正論を展開するので、天下り先をつくりたいとか、交換条件として会社に利益提供するとは私に言えなかったようです。
しばらくすると私は社長に呼ばれ、「社団法人設立に協力することにしたから協力するように」と言われました。
課長は、社長なら話はわかると、社長を説得した訳です。
現在の政府は実質破綻しています。
原因は、人々の政治意識の乏しさ、政府にたかる会社経営者、国会議員、大臣、幹部政府職員の腐敗です。
税金などの政府歳入の無駄使いです。
政府が破綻したら社会は大混乱です。
それなのに人々も政府も危機意識を持っていません。
すべての人が自分のことを考え、政府の破綻は他人ごとになっています。
資源エネルギーの限界、地球環境の限界、アメリカや中国の信用低下、戦争や暴動の多発など不穏な世界の中で日本政府が破綻しそうでは日本は危険と思います。