ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

観光産業に注力したとのことだが町は美しくなっただろうか

2006年07月27日 | Weblog

横浜 舞岡公園 これは人工池です。もともと自然の沼が多い所ですから人工池をつくる必要は全くないと思います。横浜市はおかねが余っているようで(皮肉ですよ)自然を庭園化しています。今は水が赤く汚れて気持が悪い状態です。

北海道の夕張市は、石炭産業の縮小を補うため観光産業に注力したそうです。
しかし経済的に破綻しました。
夕張市の投資を見ると誰でもやりすぎだったと思うでしょう。
過剰な施設投資が失敗の原因でした。

政府は税金と借金で事業をやりますが、借金の方が問題です。
税金で返す考えならまだ安全ですが、事業収益を上げて返すとなると、政府に会社経営の感覚が求められます。
しかし政府には会社経営の感覚はありません。

夕張市に限らず、どの地方政府にも言えることですが、観光産業というと施設投資に注力しすぎです。
施設で無理して観光客を集めています。
北海道の場合ならできるだけ自然を生かし、施設投資は押さえるのが正解だと思います。
そんなに多くのお客さんが来ないからです。

夕張とはアイヌ語のユーバロから来た言葉だそうです。
鉱泉の湧き出ている所という意味だそうです。
炭鉱で有名になりましたが、ユーバロが本来の姿でしょう。

人口が減ることは淋しいことですが、夕張市だけの問題ではありません。
全国の地方で起こっていることです。
夕張だけが繁栄を続けることはありえません。
自然との共存を重視した静かなたたずまいの町づくりを考えてみてはいかがでしょうか。