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スペシャルドラマ「坂の上の雲」回顧録 6、 竹下景子さん

2018年09月01日 | 伊予松山歴史散策

平成19年10月11日に秋山兄弟生誕地に本木雅弘さんが来られ、次にお越しになった方が竹下景子さんでした。
平成20年2月12日、暦の上では立春迎えた季節ですが、未だ2月、寒い日でありました。
竹下さんの来館目的は、NHKスペシャルドラ坂の上の雲の番組紹介の一編として秋山兄弟生誕地での収録が目的で来られました。

早朝NHK撮影スタッフの皆さんが機材を持ち込み録画の準備の間、竹下景子さんに秋山兄弟生誕地の武道場で研究員が秋山家の概要を説明しました。
秋山兄弟生誕地の生家、武道場等々の施設は、冷暖房の設置はなく、武道場を数台の石油ストーブで暖を取り、本木雅弘さんもご覧になった秋山兄弟生誕地が制作したオリジナル映像をご覧になり収録に入られました。
竹下景子さんが演じる役柄は、秋山好古・眞之の母親「貞」を演じられました。

母、貞は伊予松山藩山口正貞の次女で、文政10年(1827)11月14日生まれ、明治38年(1905)6月19日没、享年78歳で、墓所は東京青山霊園に好古と一緒に眠っています。そして分骨して、松山市鷺谷墓地にある夫、「久敬」と一緒に眠っています。

竹下景子さんの印象は、言葉遣いが丁寧で、物腰の低く、控え目で凄く好感の持てる俳優さんでした。

一時期「お嫁さんにしたい女優No.1」と言われた方で、収録の間にも気さくに秋山生誕地の関係者と会話をさせて頂き映像で拝見するよりも美しい方でした。

画像は、平成20年2月12日に秋山兄弟生誕地に来られた竹下景子さんです。

いよいよ生家内での収録、NHK収録スタッフは準備を進めます。

 秋山生誕地の座敷収録準備完了。

収録カメラマンも画像アングルを確認。

秋山兄弟生家の座敷で収録、奥で収録準備をされる竹下景子さん。

NHKスペシャルドラマ坂の上の雲のロケで竹下景子さんが来られたとあって周辺の人々が見学に駆け付けた。

秋山兄弟生誕地は、住宅街の一角にあり、藩政時代は下級武士の屋敷があった地域、敷地面積は約125坪規格の下級武士の屋敷が多数あったが、現在は木造建築があるのは秋山兄弟生家のみで、他はビル群になり住宅地&商業地域となっている。

なお、武道場の土地は戦前買い増した土地で、生家と武道場の土地を合わせて約250坪である。

収録の前竹下景子さんです。

秋山兄弟生誕地の武道場には、冷暖房設備はなく、画像の様に数台の石油ストーブで暖を取って頂き秋山兄弟生誕地が制作したオリジナル映像をご覧になり、その後研究員が秋山家の概要を説明それを聞き収録に入られました。

この日の収録はNHKスペシャルドラマ坂の上の雲の番組紹介用の収録でした。

いざ収録でカメラを回す前に、NHKの職員が此れからカメラが回りますので静かにして下さいと指示が出た。

秋山兄弟生誕地で収録、流石大女優、何の緊張も無く平然とした態度でカメラに向かっていた竹下景子さんでした。

無事予定の収録も終わり、秋山眞之役を演じられる本木雅弘さんが書かれた色紙の前で、秋山眞之の母親役を演じる竹下景子さんが記念にと、色紙に言葉を書かれた。

竹下景子さんは、落款を何時も携帯して居られ、その落款は有名な方が竹下景子さん用に特別仕様で仕上げられ、竹下景子さん落款に使う朱肉の色にも拘りをお持ちであるとお付の女性から伺った。

予定の収録も終わりリラックスされた竹下景子さん、礼儀正しく、言葉遣いの丁寧で、物腰の低い好感のもてるお人でした。秋山貞を演じる打って付けの女優さんだと感じ取れた。

記念の写真を撮らせて頂くも、シャターを押す研究員は、大女優さんを撮るのは初めてで緊張のあまり手が震えピンボケになった。

全ての予定した収録も無事終了し、秋山兄弟生誕地関係者と記念写真を撮らせて頂きました。
ご苦労様でした。
何時までもお元気でご活躍下さい。

 

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