EEKの紀行 春夏秋冬

紀行&散策を画像を交えた紹介です

伊豫松山 秋祭り 小唐人神輿巡行準備 総仕上げ

2012年09月25日 | 伊予松山歴史散策
昨日神輿にロープを巻く作業を行ったが、24日に総仕上げを行った。
仕上がった神輿は本祭りまで松山三越大街道口に展示される。

松山の秋祭りは、10月5日・6日・7日に行われ、道後地区は、八町八体の神輿が道後湯神社から2体・伊佐爾波神社から6体の大神輿が最終日の7日の早朝に神輿に神霊を宮司(神官)が入魂する。

そして午前5時30分に、宮出し、午前6時道後温泉駅前でかき比べ(鉢合わせ)を行い、その後各町内に戻り神幸(巡町)を行う。神幸は「しんこう」とも「みゆき」とも呼ばれ、夕方各神社に帰り宮入をして神輿から神霊を出し秋祭りは終了する。

日程は、10月5日・宵宮:本祭りの前夜祭、神社に神輿を納め神を迎える厳粛な行事。6日・祭典:神社役員・神社総代・神輿総代・大頭取・神輿守が列席、秋の稔りと神様の恩に感謝して、神輿で神様をお迎えし、各町各家々にお招きする明日の神幸祭が麗しく無事に執り行えるように祈願する。

7日、早朝に神輿に神霊を宮司(神官)が入魂し宮出し、かき比べ、町内巡行、宮入をして祭りは終わる。

秋祭りの目的は

神社では、年間を通じて様々なお祭りが行われます。春にはその年の豊かな実りを祈り、秋には収穫を感謝する秋祭りが行われます。神社では、個人の祈願も行われますが、神社は本来公共的なものであり、お祭りは地域の人々によって営まれてきました。
  先人たちは、お祭りを通して、神社の信仰を伝えてきました。お祭りは神と人、人と人とを繋ぐ、大切なコミュニケーションの場でもあります。

神輿の鉢合わせ

神輿が神幸 (しんこう) する際に途中で上下左右に荒々しく揺さぶることを魂振り(たまふり)といいます。
  元気のない霊魂を揺さぶり、魂の活力を取り戻し、乗っているご神体の霊威を高めて、豊作や商売繁昌、ありとある産業の発展を祈願します。
  神輿の鉢合わせは、この魂振りの究極の姿といえるかも知れません。・・とある。

画像は、昨日(24日)小唐人神輿頭取の許可を得て撮影した。
大街道商店街「松山三越内で」昨日小唐人神輿にロープを巻く作業をしたが、ロープ蛾ずれない様に細いロープで編みこみをして神輿ロープ巻きの総仕上げで、出来上がった神輿は本祭りまで松山三越内に展示されている。


三越松山店に展示された小唐人神輿の説明


昨日ロープを巻いた縦横のロープがずれないように、細い紐で編みこみをしていく


編みこみは、手間の掛かる作業で組み編みこみの方法を先輩に教わり編んでいた








仕上がった組み編みこみ、これでロープのずれが防げる


最上のクロスするロープの仕上げ


ちょうど三越で「江戸の職人展」が開催中で、江戸文字の大家「橘 右之吉」さんが熱心に作業の画像を撮っていた・・パリの友人に神輿のロープ画像を送ると興味を示しもっと送れと連絡が来たので撮ってますと


ロープの組み編みこみの画像をパリに送り一安心・・一枚記念に「橘 右之吉」さん・・浅草の神輿もこんなに手の込んだロープ巻きはしないとの由・・珍しいいいものを見せてもらった・・と


仕上がった組み編みこみ


仕上がった小唐人神輿、お神酒と榊をお供えして


画像はロープの内側でこの奥に神霊が入る御神殿がある


総仕上げが完成し三越松山店大街道入口に展示された
コメント (1)
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