kabu達人への道

マスコミで深く触れられることのない投資の裏側や
投資にあたっての疑問など赴くままに綴っていきます。

何があるのでしょうか

2022-11-08 06:48:02 | 日記
7日のダウは続伸しました。終値の3万2827ドルはFOMC前の3万2653ドルを上回り
ました。パウエル会見ショックを短期間で回復したことは目先はそんなに相場は弱
い訳ではないのかもしません。市場には中間選挙後は高いというアノマリーも支援
材料になっているのでしょうか。

8日の中間選挙や10日のCPIを通過して市場の勢いに陰りは出るのでしょうか。10月
が歴史的な上昇だっただけに中間選挙後は高いというアノマリーも今回は不発に終わ
ることもあるかもしれません。時価総額の多いGAFAMも決算内容が冴えず株価が下
落しましたが、悪いニュースが表面化したことで少しずつ下値耐性が付くことも考え
られます。

考えてみればコロナ禍で市場を引っ張ったのはGAFAMでした。今年の株価下落による
中長期的に見ればかなり居心地の良い水準まで下げたのかもしれません。来年世界経
済の混迷が深まれば別ですが、案外来年はGAFAMの逆襲があるのかもしれません。
日本企業と違って米国企業はドラスチックに人員整理をスピード感をもって行います。

日本と米国とのお国柄と言ってしまえばそれまでですが、企業業績がV字回復するのは
やはり米国勢でしょう。まあFEDが来年利上げ停止をしてもしばらくは金利水準が高い
状態は続きます。経済が悪化すれば企業間の業績は好況時よりも明暗が分かれます。
米国企業を代表するGAFAMがどんな展開になるのかやはり注目です。

今年のダウと日経平均を自国通貨ベースで見れば日経平均の底堅さが際立ちます。9月末
時点の日経平均は2万5937円でした。7日の終値は2万7527円ですから6%の上昇率です。
2021年末時点からみても1264円(5%)の下落率です。やはり大幅な円安が一定程度株
価の緩衝材になっているのは否めません。

指数に影響の大きい値嵩株はファーストリティリングが9月末から7日まで1590円上昇(6%)
東京エレクが2690円(10%)、ファナックは335円下落(2%マイナス)、村田製作が
497円(7%)という結果でした。一方SBGは1701円(35%)と指数を大きく超える
上昇率です。この間の指数の上昇に大きく寄与しています。

FRBの利上げペース減速期待でグロース銘柄全般が反発していますが、未公開株投資ファンド
を主力事業としているSBGの大きな上昇は違和感があります。やはり買い主体とみられる
海外勢は何か材料を掴んでいるのでしょうか。ビジョンファンドを取り巻く環境を考えれ
ばとてもこの水準では買えません。やはり何かがあるのでしょうか。
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