19日の東京市場は前日の米国市場が休場だったことや20日のバイデン氏の
大統領就任式を控え静かな市場だという予想が多かったようですが蓋を開
けたら一方的な株高でした。米株先物高も支援材料になり前日まで2営業日
で下げた分をほぼ取り戻しました。財務長官に就任予定のイエレン氏への
期待が高いようで、イエレンプットの復活という見方もあるようです。
しかし日経平均が391円上昇したにも拘わらず値上がり銘柄が912、値下がり
銘柄が1187と値下がり銘柄の方が多いように物色の偏りは相変わらずです。
値嵩の5G関連の電子部品や半導体銘柄などが指数を押し上げたようです。
先週末に一時売りが目立ったこのグループは業績の先行きに強気な向きが多
いことから根強い人気があるようです。
コロナ禍で昨年勝ち組だった業務用スーパーを展開している神戸物産やドラ
ッグストアのウエルシアの今期業績は絶好調なのに株価は下げ止まる気配が
ありません。コロナ禍で高い増益率を達成したことで増益率が少しでも低下
すると成長期待の低下というレッテルを貼られてしまいます。市場の人気は
移りやすいことを忘れてはいけません。
昨年の11月以降は製造業優位、小売りやサービス業の劣勢が鮮明なようです。
製造業の株価はFAや半導体産業がセンターを走り次に川重などの重機銘柄が
12月に活況になり年明けは不人気銘柄の代表だったキャノンやニコンの精密
株が急騰しました。
一方非製造業はコロナ禍で打撃の大きい外食や空運や陸運は相変わらず低迷
する銘柄が殆どです。またコロナ禍で昨年夏まで勝ち組だった神戸物産やウ
エルシアは高成長は続かないということなのでしょうか。一転日経平均が上
昇基調を強める中で人気離散が止まりません。
今は人気の中心である5Gや半導体関連銘柄も例外ではなくいずれ上昇が止ま
り下落する場面がくるでしょう。問題はいつどんな売りシグナルが灯るのか
見極めることがとても難しいことです。相場の流れを正確に掴めれば高い投
資収益をあげられるのですが、永遠の宿題かもしれません。
大統領就任式を控え静かな市場だという予想が多かったようですが蓋を開
けたら一方的な株高でした。米株先物高も支援材料になり前日まで2営業日
で下げた分をほぼ取り戻しました。財務長官に就任予定のイエレン氏への
期待が高いようで、イエレンプットの復活という見方もあるようです。
しかし日経平均が391円上昇したにも拘わらず値上がり銘柄が912、値下がり
銘柄が1187と値下がり銘柄の方が多いように物色の偏りは相変わらずです。
値嵩の5G関連の電子部品や半導体銘柄などが指数を押し上げたようです。
先週末に一時売りが目立ったこのグループは業績の先行きに強気な向きが多
いことから根強い人気があるようです。
コロナ禍で昨年勝ち組だった業務用スーパーを展開している神戸物産やドラ
ッグストアのウエルシアの今期業績は絶好調なのに株価は下げ止まる気配が
ありません。コロナ禍で高い増益率を達成したことで増益率が少しでも低下
すると成長期待の低下というレッテルを貼られてしまいます。市場の人気は
移りやすいことを忘れてはいけません。
昨年の11月以降は製造業優位、小売りやサービス業の劣勢が鮮明なようです。
製造業の株価はFAや半導体産業がセンターを走り次に川重などの重機銘柄が
12月に活況になり年明けは不人気銘柄の代表だったキャノンやニコンの精密
株が急騰しました。
一方非製造業はコロナ禍で打撃の大きい外食や空運や陸運は相変わらず低迷
する銘柄が殆どです。またコロナ禍で昨年夏まで勝ち組だった神戸物産やウ
エルシアは高成長は続かないということなのでしょうか。一転日経平均が上
昇基調を強める中で人気離散が止まりません。
今は人気の中心である5Gや半導体関連銘柄も例外ではなくいずれ上昇が止ま
り下落する場面がくるでしょう。問題はいつどんな売りシグナルが灯るのか
見極めることがとても難しいことです。相場の流れを正確に掴めれば高い投
資収益をあげられるのですが、永遠の宿題かもしれません。